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適切なシリカゲルの量について
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=424459 で適切な乾燥剤について質問した者です。 密閉されたアルミダイキャストケース内蔵の電子機器の中に 乾燥剤として、シリカゲルを入れようと考えています。 以前工事ミスで内部に水が入り、内部の空間に水が残って いる可能性があります。 これから気温が低くなって行くため、温度低下による 結露が生じないよう乾燥剤としてシリカゲルを入れようと 思うのですが、必要最低限の量の目安が分かりません。 工業用のものは一度に大量に買わないと購入できない ようなので、押し入れの湿気とりのようなものの 購入を考えています。 1)どなたか、このシリカゲルの量の目安をお教え下さい。 ケースの内部の大きさは150×340×110(mm) 程度です。 2)温度が変化したときに、どの程度(何グラム)の水分が 結露するのか、計算方法などご存知の方いましたら、 併せてお教え下さい。 結露の量によっては乾燥剤は 不要なのではとも考えています。 (乾燥剤を入れたい機器が電柱の上のほうなので、人件費の 問題から、できればやりたくないのですが) 宜しくお願い致します。
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2)に関してですが、ある温度で 湿度がx[%] 飽和水蒸気量がW1[g/m^3] だとすると、空気に含まれる水分量はW1*x[g/m^3]になります。 この状態で箱を密封したとすると、温度が下がってこの水分量の露点に達すれば結露が始まるわけです。たとえば、ある温度での飽和水蒸気量をW2とすると、W1*x/100-W2[g/m^3]の水分が結露します。 ようするに、密封した時の気温と湿度、予想される最低温度、容器の体積、の4つが分かれば計算できます。飽和水蒸気量のデータは参考URL等にあります。 1)に関しては、目標とするとする湿度(露点)や、封入時の湿度によって変わると思いますのでなんともいえないと思います。
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- 38endoh
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結露する水の質量は No.1 の方の方法で求められるのですが,これは「密閉できれば」という前提での計算方法です。実際問題として,もし密閉できるのであれば,密閉する前に軽くドライヤーで乾燥させれば内部で結露は決して起きませんし,密閉できない場合は,外部とのガス交換の速度と放置期間にほぼ支配されると思います。つまり,必要な量を今現在の情報量だけで言い当てることは不可能なのです。 で,提案ですが,今まではずっと,乾燥用のシリカゲルの話をしておりましたが,調湿用のシリカゲルを使われては如何でしょうか? 調湿用のシリカゲルとは,湿度が高くなると吸湿し,湿度が低くなると放出するというものです。これでしたらシリカゲルのヘタリがありませんので,放置期間が長くなっても大丈夫です。入手はやや困難になりますが,google などで検索すれば販売店が見つかるかもしれません。必要な量は,外部とのガス交換の速度が分からないと決められませんが,湿度の緩衝材として使用するわけですから,多ければ多いほど良いです。 あと,おまじないとして,多少大きめの鉛の球をシリカゲルの中に沈めておくと良いでしょう。鉛は非常に比熱の低い物質であり,万が一結露が起こるときは他の多くの金属よりもいち早く先に結露します。つまり,鉛球だけに結露を集めることができる訳です。鉛球の周りがシリカゲルで覆われていれば,結露による水分をすぐに乾燥させることができますね。
お礼
鉛ですか。そうゆう方法始めて聞きました。 >軽くドライヤーで乾燥させれば内部で結露は決して起きませんし, 内部には電子回路を内蔵した各種モジュールがあり、 簡単にはドライヤーで乾かせない状態となっています。 >調湿用のシリカゲルを使われては如何でしょうか? そうゆうのもあるんですね。150℃以上に温度を上げないと 水分を放出しないものと思っていました。 参考になりました。有難う御座います。
お礼
参考URLの表、役立ちました。 有難う御座います。