- ベストアンサー
TOEIC模試の問題なのですが、分かりません
W: The elevator's out of order again. I hope you're wearing good walking shoes. M: Oh, no! Well, I brought my lunch today, so as long as they have it fixed by five, I'll avoid the hike down. W: It's not the hike down I dread, it's getting back up ! 設問:What does the woman imply? 解答:She has to use the stairs. TOEIC最強トリプル模試の問題なのですが、女性の最後の言葉の意味が分かりません。 男性は靴のことを訊かれて、5時まで(帰宅の用以外に?)降りる用事は無いと言っているらしいです。 これは、帰宅以外降りないのだから上がる必要も無いということを示唆した発言にとれます。 それに対し、なぜ女性は上がることについて言っているのか分かりません。 男性の話をしているのに、設問の答えが、女性(She)のことを言っているのも解釈に苦しみます。 もしこの会話に自然な解釈法があったら、ぜひ教えてください。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
解釈はNo.5さんの回答の通りだと思います。 これはごく軽いジョークというか、会話のすれ違いで、笑いを取ろうとしているのだろうと思います。ですから、話がずれて当然でしょう。 TOEICの模試ということですが、実際のTOEICには、このようなジョークは、まず出てこないと思います。もっとワンパターンでつまらないやりとりばかりです。ですから、これが理解できなくても、TOEIC対策という面では、それほど気にする必要はありません。 ただ、少々へたくそな筋運びだとは思うものの、解釈には全然疑問はなく、女性について質問があることには、違和感はまったくありません。これがピンと来ないのは、おそらく会話の内容から情景をはっきりとイメージできていないからだと思います。TOEICは「英語コミュニケーション能力テスト」とうたっているために、そういう能力をけっこう試されます。英語の知識は多くても、すぐに情景がひらめくようにならないと、TOEICではスコアは伸びません。 情景をイメージする力は、英語力に大きく関わってきます。上手な日本語訳を見ればすぐにピントくる文章でも、英文だと、文章の意味はわかるのに情景がひらめかないということは、よくあります。英文がわかっているようで、まだ理解の速度が遅かったり、ぼんやりしているためだと思います。 ただ、情景をイメージする力は、英語力のほかに、その人のイメージ力にも関わってきます。日本語で見聞きしても、本の内容やドラマのストーリーを勘違いしやすい人は、けっこういます。そういう場合は、英語にしろ日本語にしろ、言葉から意味を把握する能力そのものが弱いので、そちらも鍛えるか、その弱点をおぎなうくらい英語力を高めないと、TOEICでハイスコアを取るのは難しいようです。 もし、自分は後者かもしれないと思うのであれば、日本語でも本や新聞をよく読むなどして、言語力とイメージ力を鍛えていくようにするといいと思います。それはないと思うのであれば、英語でイメージ力を鍛える訓練をもっとするといいでしょう。 SSS方式の多読は、リスニングでもリーディングでも、イメージ力を鍛えるのに役立つようです。 http://www.seg.co.jp/sss/ ちなみに、経験上、TOEICではリスニングでもリーディングでも、だいたい300台半ばを過ぎるころから、英語でくっきりとイメージできるケースが増えてきました。聞いても読んでも、状況がすーっと目の前に浮かぶので、悩むことがありません。それ以前も自分では理解していたつもりなのに、明瞭さが全然違うようになりました。
その他の回答 (7)
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 だいたいの回答は出ていますが、少し補足します。 ご質問1: <女性の最後の言葉の意味が分かりません。> 最後の言葉に限りません。 1.この会話は、最初から「噛み合わない」会話になっています。 2.つまり、話の流れが全くスムーズではないのです。相手の想像を要求する「素直でない」文の連続です。 3.例えば、最初の会話部で女性が以下の2つの文を並べています。 「エレベーターが故障した」 「質のいい歩行用の靴はいてる?」 この2つの文でさえ、相手に「想像」「暗黙の了解」が要求され、かなり解釈が飛んでいるのです。 何故なら、そもそも「エレベーターの故障」と「いい歩行用の靴」は直接的な関係はないからです。この2つを繋げるには 「エレベーターが故障」 →「階段を使う必要がある」 →「高い場所であればそれが面倒」 →「ハイヒールでは疲れる」 →「質のいい運動靴が必要」 という5段階の連想ステップが必要になるのです。 4.そして、Wの発言を受けたMもまた、 「今日は弁当持参」 「階段を下りる予定はない」 という文が直接の因果関係はなく、「想像」を要求される文になっています。 つまり、この2文を繋げるには、 「弁当持参」 「だからお昼ご飯を買いに行く必要がない」 「だらか下に下りるために階段を使う必要もない」 という、3段階の連想ステップを相手が理解してくれることを前提とした会話表現になっているのです。 5.そして最後にWが、「下に下りることを心配してるんじゃないの、上がって来ることを心配してるのよ」と言います。 これは、前出のhike downに対する反論ですが、それは文末のgetting back upからわかります。 6.getting back upのbackは「戻る」を示唆する副詞で、upはdownに対して「上る」の意味で使われている副詞です。 7.結局この一文で、彼女が心配しているのは「上ってくる面倒さ」だということがわかるのです。この一文を理解するのさえ、「階段は下りより上りの方が疲れる」という一般常識が必要になります。 この常識が前提になければ、この文は理解できないのです。 例えば、 「階段を疲れるとは思わない人」 「階段を下る方が疲れる(落ちるのが心配で)」 という常識を持つ人には、通じない会話となるのです。 実際、階段や坂は下りる方に神経を使うので、この会話を「上るのが疲れるという一般常識」を前提とするにはややこじつけ的なところがあります。 ご質問2: <設問:What does the woman imply? 解答:She has to use the stairs.> この設問への解答は、正しくは She has to use the stairs, rather to go up the stairs. 「階段を利用する必要がある、特に上る必要があること」 となるべきところです。 でなければ、彼女はdownは問題にせず、upを問題視しているニュアンスが出ないからです。 以上ご参考までに。
お礼
ご回答いただき、どうもありがとうございました。 「素直でない会話」というのは、語学テストの問題としてはちょっとばかり迷惑ですが、 言葉というものを、生活に密着した文化としてとらえると、 そのような捻りの効いた言葉の使用法により、言葉がより味わい深いものになると思いました。 言葉を解釈するには、話者が表現しようとしていることを類推しなければならないのですが、 話者の発言が噛み合っていない場合、そういう会話として、そのまま把握するべきなのでしょうね。 「つじつまの合う解釈がきっとあるはず」とこだわりすぎると、テスト的には墓穴を掘りそうです。 実際、深めの類推が必要な場合もあるはずなので、時折こだわりそういうセンスも使うとして、 大まかには、臨機応変に対応する心構えでいようと思います。 私の思考パターンとしては、細部を見るというよりも、全体把握にこだわるという傾向があります。 全体の論理の一貫性にこだわるので、「風が吹けば桶屋が儲かる」なんてのは、「変だ」と思いますし、 TVニュースなどで、「○○といえば」という言葉で、関係のないの別の話題につなぐのも解せません。 コミュニケーションというのは、相手と同じセンスを共有することで、スムーズにいくと思うので、 自分のとは違う常識感覚を取り入れるようなトレーニングもしていこうと思いました。 回答をいただいたすべての方に、改めて感謝いたします!
- RubberDucky
- ベストアンサー率42% (92/216)
状況はNo.5さんの回答されているとおりだと思います。そして質問者さんの思いもわかります。私がTOEICの問題集だと言われなければ下記のように訳します。(問題集にしてはなかなかのJOKEだとおもったので) W:「またエレベータが故障してるのよ。あなたが今日歩きやすい靴履いて来ているといいんだけど」 M:「え?大丈夫だよ。今日は弁当だから5時までにさえ直ってくれれば歩いて下りなくて済みそうだし。」 W:「下りる心配はしてないのよ。私が上がってくる時の心配をしているの。」 まだちょっとわかりづらいですね。結論から言ってしまうと「私をおぶって上がってこなきゃいけないんだから」というのが言外にあるように聞こえます。彼女は彼に「歩きやすい靴履いてる?」と先に聞いている時点で自分のことではなく彼の心配をしているわけで、すでにおぶって上がってもらうことを想定していて "It's getting back up!" でそれを伝えているように思うのですが。 更にgetting back の back がおんぶをを連想させるのはちょっと考えすぎでしょうかね。
お礼
いや、素晴らしい! ウィットがきいた解釈ですね~ 感動しました。 「おぶる」という概念を持ち出すことで、「上がる」行為の主体が男性と女性の両方にかぶるので、 私が感じた会話の違和感(いきなり女性の話に飛ぶ)が減ります。 さらに、最後の女性のセリフが、ジョークを突き付けるという強烈なハイライトであれば、 「It's not the hike down,」と強引に言葉尻を掴みつなげたことが、ある意味合理化されます。 「I hope you're wearing good walking shoes.」は、ラストへの意味深な布石だったということです。 「back」の多義的な解釈は、「笑点」級ですね。 そもそも、この質問をした理由ですが、解説を読んでもモヤットしたままだったので、 私の見落としている何かがあるのかな?と思ったからです。何かがなかったらこしらえたかった。 この手のTOEICの問題は前後の文脈とか無いですから、状況を直観的に想定せねばなりません。 つじつまが合う想定ができずモヤット状態だと、自信を持って答えの選択肢を選べませんよね。
- Hideto123
- ベストアンサー率30% (126/420)
エレベーターが故障していて、階段を上り下りしなくてはならない という状況で・・・(時間は午前中の昼食休憩前の時間帯) 昼食を取るために会社の外へ出るために階段を使わなければ ならないので、上等の「ウォーキングシューズ」を履いてるなら いいんだけどって女性が言っているのにたいして、 男性は、自分は弁当を持ってきたから、退社時間の5時までに修理が終われば、 階段を歩いて「降りる」必要など無いよ。といっている。 これに対して女性が、歩いて降りるのがイヤなんじゃないのよ。 私がイヤなのは、歩いて登って帰ってこなきゃならないってことよ。 という会話です。 質問は、この女性が言わんとしている事は? ということですから、 女性が階段を降りることではなくて、登って帰ってこなければ ならないことを心配している という状況から、 この女性は(この男性と違って)階段を使わねばならない というのが答えです。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます!
補足
きっと、No.5の方の説明で正しいのでしょう。でも、やっぱり腑に落ちないのです。 例えば、和文でこうならば、会話が噛み合っていそうだし、設問や答えも腑に落ちます。 女:エレベーターがまた故障しています。今日は歩きやすい靴を履いてきていますか? 男:そうなの? ま、今日は昼食を持ってきているので、5時までに直れば、歩いて降りなくて済みます。 女:だと、貴方はいいですね。でも、私の場合これから降りて、上がって戻ってこなきゃいけないんですよ。 男性の言葉は「僕は、降りること『すら』せずに済むかもしれない」というニュアンスであり、 これには、「もっと大変な『上り』は当然せずに済む」ということが含まれているような気がします。 なので、女性が「降りることではなくて、上がって戻ってくることなんですよ!」と言っているのが ズレたことを言っているように思えるんですね。 それと、男性が「(自分は)5時までに直れば・・」と前提条件を出しているので、 話題がこの男性のことに一時集中しているように感じます。 なので、女性が自分の上りの話をするには、話題を自分に振る表現が必要に思えます。なので、いきなりの 「It's not the hike down I dread,・・」を、女性の昇降の話としてとるのが、不自然に感じるようです。
- ParisKing
- ベストアンサー率15% (11/69)
すみません W: It's not the hike down I dread, it's getting back up ! 降りるだけならいいんだけど、降りたらまた登らないと。 女性は弁当もってきてないから当然再び戻らなくてはならない。 2.3の回答は無視してください。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます!
- ParisKing
- ベストアンサー率15% (11/69)
訂正だす。back up は状態ではなく「渋滞」でした。
- ParisKing
- ベストアンサー率15% (11/69)
W: The elevator's out of order again. I hope you're wearing good walking shoes. ベーターが壊れただすよ。運動靴もってきただすか? M: Oh, no! Well, I brought my lunch today, so as long as they have it fixed by five, I'll avoid the hike down. まじだすか?まあ、弁当持ってきたから5時までに直してもらえばいいだすが。階段をはるばるハイキングしなくてすむだす。 W: It's not the hike down I dread, it's getting back up ! ハイキングならいいんだけど、状態してるのだす。
- ann_dv
- ベストアンサー率43% (528/1223)
設問が「女性は何をほのめかしているのですか?」ですから、解答が女性(She)のことを言っているのは当然では無いでしょうか。 男性は昼食を買ってしまったから、5時までにエレベータが修復するのであれば下に行くのを避けるような発言をしています。 それに対して女性が強い口調で「私は下りる事では無く、上に戻る心配をしている」と言っているあたりから、昼食を買う目的以外で何か男性自身がすっかり忘れている下へ行かなくてはいけない大切な業務があったのでは無いでしょうか。
お礼
ご回答いただき、ありがとうございます!
補足
<解説本の訳> 女:エレベーターがまた故障しています。今日は歩きやすい靴を履いてきていますか。 男:そうなんですか! まあ、今日は昼食を持ってきているので、5時までに直れば、歩いて降りなくて済みますが。 女:私が心配しているのは降りることではなくて、上がって戻ってくることなんですよ! 【設問】女性は何を示唆していますか? 【答え】She has to use the stairs.
お礼
このたびは沢山のお言葉をいただき、どうもありがとうございました。 会話のすれ違いがジョークとして成立するかどうかというのは、文化とか常識感覚の問題でしょうね。 その辺のセンスを自分が持っていれば、この会話をすんなりと受け入れられるのかもしれません。 この問題が扱うセンスが、英語圏に独特なものなのか、私個人がたまたま欠いていたものなのか、 ということを確かめたいこともあり、この質問を投稿したという面もあります。 「情景のイメージ」ということで、さまざまなアドバイスをいただき、大変勉強になりました。 私の場合、ちょっと変化のある展開の話になると、筋をつかむことが困難になります。 逐語的に正確に理解する力の不足のせいで、典型的な筋書きを勝手にイメージして処理してしまいます。 今後の訓練で、すばやく正確に言葉を理解し、くっきり正しい情景をイメージできるようになり、 きっと高得点をマークしたいと思います。現在は800点を下回る程度の実力です。