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遺伝子暗号のコドンって何でコドンというのですか
生物学の本で「~~~をコドンと言います」と内容は理解しましたが、ところでコドンって何語なのでしょう? いつ誰が発見したのでしょう? ご存知の方教えてください。 お願いします。
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そうですね、専門外ですけど、遺伝子には興味があるので勉強になります。他の回○者さん(名指しすると、指○回○)になって削除される恐れがあるので、目立たず感謝。 ヒントをいただきました。 【遺伝暗号の解読について】 http://members.my.home.ne.jp/wasewase/bio105.index なぜか、私のブラウザでは(Firefox)では、ソースが表示されるので、キャッシュを。 http://209.85.175.104/search?q=cache:u1EKAWIszVIJ:members.my.home.ne.jp/wasewase/bio105.index+%E3%83%9D%E3%83%AAU+%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%B3&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp&lr=lang_ja&client=firefox-a 「ニーレンバーグの着想」のところに、ニーレンバーグがコドンを発見したことになっているけれど、「トリヌクレオチドの性質を使って」のところを見ると、1964年にNirenbergとPhilip Lederは50個のコドンを発見。そして、H. Gobind Khoranaは、特定の反復配列をもつポリヌクレオチドを化学合成し、残りのコドンを決定し、ニーレンバーグの結旺を再確認した。ついに全遺伝暗号が解読された」と書いてあります。 そうすると、4242421さんの「いつ誰が発見したのでしょう?」というご質問は、「1960代、M.W.Nierenbergが研究しはじめ、3つを発見。1964年に、M.W.NierenbergとPhilip Lederが50個のコドンを発見。そして、H. Gobind Khoranaは、特定の反復配列をもつポリヌクレオチドを化学合成し、残りのコドンを決定し、ニーレンバーグの結旺を再確認した。ついに全てのコドン、64個が解読された」。となるのでしょうか。
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- doi3desu
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本当ですね。接尾語辞典を調べたら、ありました。 -on 【理】素粒子、単位、量子 (例)nucleon photon なるほど。しっかりした辞書でないと、語源がしっかり書かれていないです。とりあえず、ここまで、解決。嬉しいです。
お礼
数度にわたり書き込み、解説、ありがとうございます。私の素人質問により、あるいは同じ疑問をもった他の人の疑問にも答えていただけたのかなと思います。
- Tacosan
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Merriam-Webster's, Encarta のいずれも codon の語源として code + -on を挙げています. 「genetic code」+「『単位』を表す名詞接尾語 -on」かな? これが正しければ「遺伝符号の単位」の意味になります. ちなみに codon の初出は 1963年, genetic code は 1961年. 確か最初は「ポリU に対してタンパク質を作らせてみたらポリPhe ができた」じゃなかったかなぁ....
お礼
ありがとうございます。別に「コドン」の由来などは直接役に立つ知識ではないと思うのですが(だから教科書にも出てこない!?)、私は文系人間なので、何だか気になってしまいました。でも、教えていただいたおかげでより一層理解が深まり、面白く感じることができました。
- doi3desu
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答えてはいましたが、 >「暗号」とか、そういう意味なのでしょうか??? が気になられるといけないので。 暗号とは関係ないと思います。遺伝子というのは、スタートコドンとストップコドンがあるのですが、二進法のようなものと考えることもできます。これを、コンピューターにたとえると、言語になるわけです。0か1か。これによって、生命システムが作りあげられる。実に不思議なことですね。 こういう時には、難しい文献を読むより、基礎に戻ってみると面白い発見ができるかもしれません。 広島大学【遺伝子語講座】 http://www.mls.sci.hiroshima-u.ac.jp/smg/education/codon.html
- doi3desu
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codon は一般の辞書を探しても出ていないと思います。それで、ご質問の語源、あるいは、何か意味を持っているのではないかという疑問ですが、わからないんです。実は、私も、一体なぜ、codon というスペルなのかと考えたことがあるんですが、理由は何を探しても出ていません。語源学から考えても説明がつかないですし、人造語だろうと思います。ただ、code という言葉から派生したのではないかという「憶測」はあります。私もそのような気がします。 日大物理応用化学科 http://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/~fukatsu/in/031017.html のサイトにも、ここの研究者がこう述べています。質問形式で、 Q:遺伝子の話になってしまいますが、たとえばコドンとか、セントラルドグマとか名前の由来がまったくわからない言葉があります。由来はなんなのでしょうか? A:セントラルドグマはもともとは宗教用語で「中心教義」ですね.コドンの語源は知りませんが,コードに関係あるんでしょうかねぇ. 結局、「謎」なんです。唯一、矢張り、code に関係しているのかという憶測があるだけです。英語版のwikipediaのほうが、コドンコードも出ており、こちらを読んで、何か閃くものがあったら、教えてください。 英語版wikipedia--codon http://en.wikipedia.org/wiki/Genetic_code
- doi3desu
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>ところでコドンって何語なのでしょう? 英語だと思います。発音は、「コウドン」が本当の発音です。ヌクレチオドが3個配列したもので、特定のアミノ酸を指定する遺伝子情報の最小単位を表します。 本をお読みになって内容はおわかりのようですので、不明点は、検索等でお調べください。 >いつ誰が発見したのでしょう? これは難しいです。遺伝子は多くの研究者やチームが競い合っていますので、誰が発見者かという問いは難しいです。ただ、発端となったのは、1953年、米国の生化学者ジェームズ・ワトソンと英国の生物物理学者フランシス・クリックがDNAを発見していますので、元祖はこの二人とも言えます。ヌクレオチドがどのような単位で出来ているのかを突き止めたともいえ、ノーベル生理学・医学賞を受賞しています。 その後の、暗号化コドンに関してはさまざまな研究が、世界中で為されています。http://www.konkyo.org/Nihongo/FYIIDInDNA を読まれると、最新の研究をも含め、理解できると思います。暗号化された生命情報。人間はすごいですね。遺伝子の全てが解明される日がくるのか。倫理的にも怖い感じもします。専門家ではありませんので、勘違いがあるかもしれません。 ご参考までに。誤字等はご容赦ください。
補足
ありがとうございます。大変参考になりました。ひとつ、質問に漏れがありましたが、「コドン」の原語はどのような意味なのか、と記載するのを忘れてしまいました。「暗号」とか、そういう意味なのでしょうか???
お礼
どうもありがとうございます。その後、自分でも調べていましたが、ニーレンバーグが中心人物ですね。 おかげさまで疑問解消しましたので締め切らせていただきます。 ご縁ありましたらまた別の機会によろしくです。