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コドンとアンチコドン

翻訳についての疑問なんですがご存知の方教えてください コドンを認識する際、アミノアシルtRNAのうち そのコドンに対応するアンチコドンをもつものが結合するようですが 数十種のtRNAの中から適合するのを探し出していたのでは 反応としてはとても遅いのではないかと思うのですが実際のところどうなんでしょう? もし、開始配列のあとは全て同じアミノ酸をコードする配列があり メチオニンと、配列と同じアミノ酸だけを入れると 通常の翻訳とは反応スピードが全然違うなんてことが起きるのでしょうか? またコドンはどうやって3つって証明されたのでしょう?

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noname#53364
noname#53364
回答No.1

今回、前回のようなご質問は、このサイトで何度か紹介していますが、 「細胞の分子生物学」(molecular biology ob the cell)を読まれるとある程度は解決すると思います。 ご質問の内容ですが、そこを克服するためにこんな仕組みがあります。 http://www.nig.ac.jp/museum/evolution/F/index-kodon.html 一通り読まれたらわかると思います。お答えになりますか? 現場でもトリプレットの読み枠を決める際に使います。 >もし、開始配列のあとは全て同じアミノ酸をコードする配列があり ここに関しては、逆の例の方がわかりやすいと思います。 異種生物にタンパクを作らせようとするときに、マイナーなコドンが多いと翻訳量が落ちオーバーエクスプレスできなくなります。 こんな場合はそこの部分の塩基を変えることで解決できることがあります。 >またコドンはどうやって3つって証明されたのでしょう? http://village.infoweb.ne.jp/~fwnf2824/biology/rekishi.htm ここに詳しく書いてあります。有名なニーレンバーグ、コラーナの二人ですね。 何気なくふれていますが、ノンオーバーラッピングやギャップレスの考え方は大事ですよ。これがやがてオルターナティブスプライシングの考え方につながっていきますから。

kexe
質問者

お礼

「細胞の分子生物学」は何度か目を通したつもりなんですが まだ見方が甘かったかもしれません。 一応あの本を見てて思った疑問を聞かせてもらっているのですが(^_^;) メジャーなコドンとマイナーなコドン、これは初めて聞きました。 すごいおもしろいですね~、生物ってほんと面白いです! メジャーさがあるとなると コドンのメジャーさは遺伝子の発現の制御と考える事ができますよね? たくさん用いるものはメジャーなものばっかり使っていたりとか。 あるいは進化の過程でタンパクをうまく作り出す事ができるものだけが 残ってきたとか。 3つの塩基がコドンとなる、紹介いただいたページとてもわかりやすかったです 択一的スプライシングは面白い過程ですよね 1本のhnRNA→1種のmRNA→1種のタンパクと思っていたのでとても意外でした それぞれの考え方などきちんと理解しておきたいと思います。 たびたびの回答ほんとありがとうございます。 とても助かりました。

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