>どうして正反対な意見が出るのでしょうか?
本題から逸れますが、私の海外生活を踏まえてお答えします。
日本人が世界から嫌われているということを認識を持てないからです。
戦後産まれももう社会の中核になってきて、若い人ほどそうです。
日本は世界にアニメを輸出するようになってから印象が格段に上がりました。
それに連れて日本食を中心として、日本の文化自体に尊敬の念が集まっています。
それは中国共産党が自国の文化を破壊するという影の部分と合わさって、
伝統文化を育ててきた日本に対する評価の見直しが始まっています。
しかし、それはあくまでもアニメが主体となったここ10年ほどの動きです。
では、それ以前はどうかといえば、やはり極東の島国なのです。
つまり、ヨーロッパの人にとってはアジアの端などには関心がなかったのです。
日本と韓国の区別はおろか、同じ国だと思っている人もいるくらいです。
日本人にもグレートブリテンの区別がつかない人は大勢いますから、そんなものです。
今から15~20年前の日本といえば世界のあちこちで経済摩擦をおこし、
世界中が反捕鯨の動きの中でアイスランドなどごくわずかな国と共に反旗を翻し、
とにかくバッシングを浴びていました。
この頃の日本をよく知らない人は敗戦国(侵略国)という色眼鏡で日本をみていました。
オランダやイギリス、フランスは膨大な植民地を奪われていますし、
英国に至っては捕虜をみせしめに殺されています。
日本が何か問題をおこせばこの野郎という反応も年配者に多かったのです。
おまけに1985年頃は教科書問題で韓国と中国が大騒ぎし、東南アジアでも反日運動がありました。
韓国とはその後、指紋押捺、従軍慰安婦と立て続けに問題が発生しています。
中国も1987年の天安門事件を境に反日運動に力を入れます。
若い方は反日は韓国・中国だけだと主張していますが、とんでもない勉強不足です。
東南アジアでも激しい反日があるのです。この程度は調べればすぐに分かることです。
日本は東南アジアへ行っても現地民を虐殺しています。
フィリピンのマニラでの10万人虐殺をあなたは知っていますか。
物資の補給路を断たれた南方戦線の日本軍は現地調達が命令され、
比較的物資の裕福だった部隊は取引で食料を調達できましたが、
そうでない食い詰め部隊は略奪を犯すようになります。
韓国・中国は反日で大騒ぎしますが、東南アジアは日本の怖さ・偉大さを合わせて評価します。
したがってこの両国ほど大騒ぎしません。
そこのところを勘違いして日本は特定アジアを除くアジアからは尊敬されているなどど
変な幻想を抱くと思わぬ躓きをすることになります。
補足
no3とno4の方の意見なのですが、全く正反対ですね。NO3お方は日本が世界から嫌われているとおっしゃり、NO4のかたは。特ア以外のアジア人は日本を好意的に思っている人たちが大半とおっしゃっています。どうして正反対な意見が出るのでしょうか?