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中小企業の数字の取扱いについて

今年の1月に50人ほどの中小企業に経理の責任者として転職しました。今まで上場企業やそこそこ大きな会社で働いてきました。 数字の取扱いについて社長と考えが合わないので悩んでいます。 僕の理想論を言えば、部門別に予算を作り、部門長に部門の数字を公開し予算オーバーの科目について削減を考えたり、会社全体が数字の認識や問題意識を共有して、問題解決するのが理想でした。 しかし、社長から各部署に数字を公開することをストップされました。数字に疎い人間がいると、その数字を見てどう思うか分からない、あらぬ誤解を与えたくない、ということだそうです。僕としては、それを説明するのが経営者の責任であり、経理の仕事でもあると思いますので、数字を隠すことは良いことだと思いません。 数字を隠したい裏には役員の会社の私物化(家の家賃を会社経費で支払っていたり、会社経費で車を買ったり)が社員にバレることを恐れていると思われます。 数字の公開は全て社長の了解を得てから行うように、と釘を刺され、かなり窮屈な思いをしています。 僕の考えは間違っているのでしょうか。 転職してきた会社が悪かったのでしょうか。 「数字は公開すべき」という僕の理想は上場企業でないと行うことが出来ないのでしょうか。

みんなの回答

回答No.6

#4です。 オーナー企業が数字を公表しないことは、その方が会社に有益であると考えているからです。 勿論、社長が公表することが会社に有益である数字は公表するでしょうし、有益でないと思う数字は公表しないだけです。 その公表が有益であるかを判断するのは最大のリスクテイカーであるオーナー社長です。 もし、どうしても自由に社内で数字を公表したいのであれば、経理責任者として社長と一緒に銀行の連帯保証人になってください。 そこまでの覚悟をみせれば社長も考えが変わるかもしれません。

tfuku
質問者

お礼

極論ですね。

  • tankasira
  • ベストアンサー率71% (30/42)
回答No.5

>僕の理想論を言えば、部門別に予算を作り、部門長に部門の数字を公開し予算オーバ>ーの科目について削減を考えたり、会社全体が数字の認識や問題意識を共有して、問>題解決するのが理想でした。 率直に言って、あなたの理想は、大企業の経理部門とか企画部門のやり方のコピーにすぎず、50人程度の企業に有効かどうか、疑問です。 その上、経理の責任者として就職し、半年以上もたっていながら、社長の考えがまるっきりわかっていない。経営のカナメである小企業の経理責任者として、最も重要なことは、社長を知り、社長の信頼をうることです。 会社の業績を上げたくない社長はいません。その点は、あなたと社長の考えは一致しているはずです。ですが、あなたの今の理想は、会社のずみずみまで知悉している小企業の社長にとっては、数字の遊びにしか見えないのだと思います。「会社全体」が、社長自身で、問題意識の共有などナンセンス、オレの言うことが絶対で、オレについてくればよい、というタイプの社長とお見受けします。 せっかちに考えないで、会社の実態をよく勉強し、社長の信頼、周りの信頼を得た上、徐々にあなたの理想を実現してください。会社の経営が苦しくなる、あるいはもっと業績を伸ばしたいという慾が社長にでたとき、その姿勢は変わり、必ずあなたの考えを採用することになると確信します。ただ、そのときのあなたに「理想」は、今考えているものとは、違ったものになるはずです。 裏側で数字を教えるなど、社長の「望まない」ことなど一切止めて、堂々と正攻法で、会社のありかたを経理の目をとおして考え、社長の同意を得ての経営改善を目指してください

tfuku
質問者

お礼

ありがとうございます。 耳の痛いお話でした。 組織として動いたほうが効率的だと思う私の考えと、「俺について来い」的な社長の考えに隔たりがあるのでしょうね。 自分には大企業の方が合っていると思い転職を考えるか、じっくり自分の考えを実現できるときを今の会社で待つのかは検討したいと思います。

回答No.4

仮にお勤めの会社の社長がオーナー社長であれば、それは全く違います。 上場企業の社長は会社が潰れても失うのはプライドとかメンツくらいのものです。泣くのは、出資者と金を貸している金融機関だけです。 一方で中小のオーナー企業は大抵が銀行に個人保証を入れて、場合によっては私有財産を担保に入れています。潰れれば、全てを失います。 上場企業が細かい数字までを社内に公表するのは、万が一潰れたり業績が悪くなった場合に、「みんな知っていたのにやらないから潰れたんだよ。」という社員に対する責任転嫁をしたいからです。 上場企業でも責任感のある経営陣は法定で決められている数字以外は公表しないものです。 全員で数字を共有して頑張るというのは、「連帯責任は無責任」の典型です。

tfuku
質問者

お礼

ありがとうございます。 おっしゃることに一理あると思います。上場企業が数字を公表する理由は分かりましたが、オーナー企業が数字を公表しないことの理由は何なのですか?そこの回答がないような気がします。 オーナー企業でも数字を公表して、「だからお前ら頑張れ」と言ったほうがいい会社になるとは思いませんか?

  • aiai_013
  • ベストアンサー率60% (230/382)
回答No.3

中小企業においても、数字は公開すべきでしょう。 ただし、社長のおっしゃるように数字に疎い方が多いのも事実、 数字を押し付けるのは、いけません。 個々の能力が格段に高いなら、大企業に成長します。 それがない場合、個々の能力を限定し集中させることにより その部門の精鋭を鍛え上げる方法もまたひとつです。 こういった方に、自分の得意分野の数字を説明しても それは任せたから、こっちは任せろと言うことにも。 >あらぬ誤解を与えたくない 考え方によっては、 役員の会社の私物化が、経理ではもう止められない、 任せていたのに、経理は自分たちの仕事が出来ていない そういった仕事を押し付けようとする。 適材適所という言葉も有ります、 よく社長と話し合い、どういった形で無駄を省くか、 また、経理からの押し付けではなく、従業員からの請求による 数値の公開について考察してみてはいかがでしょうか。 ただ、もし頭ごなしに社長がダメという場合、 社長自身が数字に弱い場合もありえます、 この場合会社全体の改革の前に、社長の教育が必要です。 これも、中小企業の経理のお仕事の一つかと思います。

tfuku
質問者

お礼

数字の力をみんなにつけてもらうために勉強会をしようかとも思いましたが、社長から止められました。 数字を自分独り占めにして、従業員に恥部を見せたくないのでしょう。 ただ、裏側で数字を教えた人からは、会社を何とかしようという思いから経費削減などの具体策が出てきています。だから、尚更数字を公開した方がいい会社になると思うのですが。 従業員は会社=社長の私物とは考えていないのですが、社長は会社を私物と思っている認識のズレがあると思います。 社長の教育については、No.1のお礼にも書きましたが、人の言うことを聞かない社長なので難しいですね。合わなければ辞めるしかないのでしょうが。

  • m_inoue222
  • ベストアンサー率32% (2251/6909)
回答No.2

>「数字は公開すべき」という僕の理想は上場企業でないと行うことが出来ないのでしょうか。 上場企業でもごまかしている企業が存在します >数字の公開は全て社長の了解を得てから行うように、と釘を刺され どの企業でも同じでしょうね

tfuku
質問者

お礼

そうですか。

  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.1

> 僕の考えは間違っているのでしょうか。 > 転職してきた会社が悪かったのでしょうか。 >「数字は公開すべき」という僕の理想は上場企業でないと行うことが出来ないのでしょうか。  企業の規模と言うよりも、経営者側の考え方によると思いますので、社長を教育していくか、こちらが折れた振りをして裏側で何時でも対処できるように準備しておくしかないと思います。  と、申しますのも、弊社も分社化により、規模から言えば中小であり、経営者は親会社[上場企業]の役員(主に経理系や人事系の方)が出向で来ていますが、極端な方では部門別管理を否定した方が居りました。  又、現在の事を書けば、私は変動経費を考慮した月別・課(所)別の予実管理が出来るように予算案も作り、毎年提出しているのですが、経営陣は、部レベルの年間予算による予実管理で十分であり、実勢に合わせて部への予算配分額も変動させろと要求しております。

tfuku
質問者

お礼

ワンマンでB型、言い出すと聞かない、という社長なので、折れたフリをしておきます。 ありがとうございました。

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