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先生とお呼びっ!
と、昔ある弁理士に言われました。 彼が経営する特許事務所は小規模ながら従業員も何名かいたので、私は彼を「所長さん」と呼んでいたのですが(ちなみに彼は私のお客様でしたが、特許や商標絡みで世話になったことはありません)、彼に言わせると国家資格を持つ人に対する正しい敬称は「先生」以外あり得ないのだそうです。 それって本当? というのが本質問の趣旨です。よろしくお願いします ( ^^
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いつもながら、するどい質問、感覚的には何となくわかっても説明することが難しい質問に感心しております。 >彼に言わせると国家資格を持つ人に対する正しい敬称は「先生」以外あり得ないのだそうです。 ⇒そんな決まりはありません。勝手な思い込み以外の何物でもありません。 どう書こうかなと思ったのですが、あれこれ書くより比較的適切(だと私が思った)サイトがありました。以下のURLを参考にしてみてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E5%91%BC%E7%A7%B0 「先生」と呼ばれている代表的な職業としてはいろいろな分野がありますが、「専門職」と呼ばれるものも含まれます。弁理士もそれにあたります。 『先生とはもともと、教える人の呼称であるから、学校の場面で使われるのが基本である。それが他の場面に広がってきた理由は次のようなことが考えられる。 ●政治家には政治家から教えを請う書生や、秘書がいた。彼らは政治家を先生と呼んだ。 ●看護師教育は古くは医者が行っていたので、看護師は医者を先生と呼んだ。 ●弁護士事務所には、事務所の仕事をしながら司法試験を目指す若者が多くいて、弁護士に教えを請うていたため弁護士を先生とよんだ。 上記の場合は、教える人を先生と呼び、一般にも広がっていった。』 弁理士は、技術専門的な特許を扱う特殊性(技術者と同時に法律家)があり、難易度の高い超難関資格です。特許事務所には、個人で開業している個人事務所もありますが、何人もの部下をかかえる中堅・大手の事務所もあります。その場合、弁理士事務所の所長の下に担当弁理士、所員(弁理士資格のない人)がいることになります。所員の中には将来の弁理士を目指すために特許事務所に入り、実務を通じて試験対策指導を受ける者もいます。そういった所員が所長のことを「先生」と呼ぶことは何ら違和感はないかと思いますが、そうでない場合は違和感を持たざるをえません。ましてや、部外者に対して、「先生」と呼ぶことを強制することなど、あきれて物も言えません。 「先生」という呼称(敬称)は、そう言われる人が決めるものではなく、言う人が自主的に尊敬の念を込めて使うべきものだと思います。 MockTurtleさんに関わりのあった”先生”は、「暴君」以外の何物でもないと思います。強烈な自尊心の持ち主だったのでしょうが、そういう人は、いくらすばらしい仕事をされる方であっても尊敬はできませんね。
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- jo-zen
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ANo.4のjo-zenです。不適切な記述がありましたので訂正するとともに補足させていただきます。 × その場合、弁理士事務所の所長の下に担当弁理士・・・ ○ その場合、特許事務所の所長(所長弁理士)の下に担当弁理士・・・ ご存じだと思いますが、弁理士の大部分(8割以上)は特許事務所又は法律事務所で働いています。残りは、個人で開業していています。
お礼
jo-zen さん! 「させていただきます」は、過剰敬語ですぞ! 下記Q&Aで “ANo.2さん” もそうおっしゃっています (笑) - 参考 - 敬語と謙譲語 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4122602.html
「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」という川柳が、昔からあります。 その弁理士は本当の「馬鹿」ですね。 本当に偉い人は呼ばれ方を気にしません。 実力のない肩書き重視のアホなんでしょう。
補足
馬鹿でアホかどうかは詳しく知りませんが、実力は申し分なさそうです。 ちなみにその方は、公認会計士でもありました。
- ongakuko
- ベストアンサー率39% (68/171)
美容師も看護士も国家資格です。先生って呼ばれてる人、美容師はちょっとあるかな。でも、看護士は見た事ないです。医師ばっかり先生扱い。旅行業務取扱管理者も宅地建物取引主任者も弟子でもない限り、言わないんじゃないですか。 ちなみに私は自動車の運転免許持ってますが、その件で先生と呼ばれた事は一度もありません。 医師や弁護士など、資格を取るのが一般的に難しいと言われる国試合格者に対して敬意を払えってことじゃないでしょうか。なにせ、私の知る限り、年配の医者は偉そうなのが多いです。
お礼
ご回答ありがとうございます ( ^^ 美容師も確かに先生と呼ばれますね。 看護師は、能力の有無は別として単独で医療行為ができませんから、これは致し方ないでしょう。 運転免許は、単に運転の許可を得ているということに過ぎませんから、明らかに先生と呼ぶ余地はありません。自動車運転に関して先生と呼ばれるためには、最低限教習指導員の資格は必要でしょう。 > 医師や弁護士など、資格を取るのが一般的に難しいと言われる国試合格者 > に対して敬意を払えってことじゃないでしょうか。 なるほど、例の先生のおっしゃりたかったことは、つまりそういうことだったんですかね‥
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 仕事の関係で、特許に関することを弁理士とよくやり取りしますが、 私も同僚も皆、さん付け(姓+「さん」)で呼んでますよ。
お礼
うーん、sanori さんかぁ・・・ (ーー; ごめんなさい、ご回答には大変感謝します。 ただ、一流企業での勤務経験をお持ちの方だと、この問題に関する意識が一般人と多少違うんじゃないかと思った次第です。 ちなみに、某有名宗教法人の神主さんなどは、金融機関の支店課長クラスだって “おまえ” 呼ばわりでした。ヒラなんかそれこそ、ケラ科の昆虫同然で‥ (笑) 「さん」で統一というのは好ましいことだと思います。日本人のすべてがそういう方向に向かって欲しいものです。 ただ、私は伝統や慣習というものを否定する気は更にありません。不動産登記でいつも骨を折ってもらっていた司法書士に対しては、○○先生と呼びかけていました(こっちの方がお客ですが、色々教えてもらうこともありましたし‥)。 今回私が疑問に思ったのは、特許実務で世話になっているわけでもない弁理士まで先生と呼ぶ必要があるのかなという点です。
お礼
いつもご回答ありがとうございます ( ^^ > MockTurtleさんに関わりのあった”先生”は、「暴君」以外の何物でもない > と思います。 やっぱりそうだったのか!!! 今度会ったらガツンと言ってやることにしますね♪ もっとも、その方はお付合いがあった当時既に相当なご高齢でしたから、最早この世で申し上げることは能わないかもしれませんが‥ ( ^^; 教師など物を教えることを本職とする人以外の資格保有者や政治家が、一体なぜ「先生」と呼ばれるのか‥? 永年漠然と抱いていた疑問が一気に氷解した感があります。jo-zen さんもたまにはこんな秀逸な回答をなさるんですね! ( ^^;☆バキ\(ーー") “たまには” じゃやなく“常に” だ!