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GPCカラムの異常?
GPCカラムで分析中に,後半に測定した試料のクロマトグラムで,tr=10のピークだけが異常に大きく検出されました.翌日,標準試料を測定してもtr=10のみが大きく検出されました.水で洗浄しても,標準試料のtr=10のみが大きく検出されます.移動相のみではピークは検出されません.圧力異常や液漏れはありません.GPCカラムでの分析で,tr=10のみが異常に大きく検出される原因は何でしょうか.ご助言を宜しくお願いいたします.
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- c80s3xxx
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ついでに. そもそも,今の条件の排除限界は rt にしてどのくらいなんですか?
- c80s3xxx
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インジェクタの汚れではなさそうということですか? そもそも,tr=10 のみが大きくなる,という説明自体がよくわからない状況です. ブロードな分子量分布をもつような試料を打つとか,ポリスチレンスルホン酸(ものはなんでもいいですが)みたいな分子量標準を打ってみて,どうなるかをちゃんと説明してもらわないと. たとえば,非常に広い分子量分布をもつような試料なら,本来なら幅広のブロードな,そう,たとえて言えば,角の丸い台形のようになるはずが, tr=10 のところだけ盛り上がるとか?
- c80s3xxx
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「溶離液」を「インジェクト」したらどうなります? まっさきに疑うのは,#1にも書いたけど,インジェクタの汚染ですが.
- c80s3xxx
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tr=10 なんて情報になってないでしょう. カラムのタイプも分析試料がどうだったかも,あるいは検出系がどうなのかも,何もわからず,そのうえで何か想像するなら,どっかで試料を注入するときにインジェクタをはでに汚して,それがインジェクト操作をするたびに出てくるとかくらいしか.
補足
c80s3xxx様 毎回質問に答えていただき有難うございます. おっしゃるとおり,私の質問情報だけでは伝わりませんよね,すみませんでした! カラムはPVA充填のGPCカラムで,移動相はリン酸緩衝液,流速は0.5mL/min,UV検出器で検出波長は210nmです. この条件で1.2g/Lのポリマー(ポリα-ヒドロキシアクリル酸ナトリウム;PHA)を測定すると,通常は,溶出時間10分(tr=10)に大きくピークが検出されます. ところが,一昨日同じ試料を同じ条件で測定したところ,tr=10のエリア値が約2倍に検出されました.その後カラムを洗浄してもtr=10のエリア値は約2倍のままです.感度も変えていないし原因がわかりません. ご助言宜しくお願いいたします.
補足
c80s3xxx様 ご回答有難うございます. 溶離液のみをインジェクトしてもピークは検出されませんでした. その後,再びポリマー試料をインジェクトするとやはり溶出時間10分のピークのみ大きく検出されました・・・ カラム充填剤が変質したのでしょうか...