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そのほか

以外という言葉について気になったので質問しました。 以外という言葉には、「そのほか」という意味がありました。 そのほかという意味を用いる場合 例1)私は野菜以外食べられる。 「その」は、野菜を指す。「ほか」は、野菜を除いた全ての食べ物を指す。 →私は野菜を除いたずべての食べ物を食べることができる。 「ほか」という言葉は、この場合だと肉・果物だけでなく、全ての食べ物を指すという解釈で合ってますか? 例2)Aさん・Bさん・Cさんの三人がいる。 Aさんは、英検を持っていない。そのほかは、英検を持っている。 「その」は、Aさんを指す。 「ほか」は、BさんまたはCさんを指すのではなく、BさんおよびCさんを 指し、つまりBさんとCさんの両方が英検を持っていると解釈しても大丈夫ですか? そのほかは、「その」に該当しない一つのものを指すのではなく、 範囲内のすべてのものを指すと解釈しても大丈夫ですか? 宜しくお願いします。

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  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。7/25のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <「ほか」という言葉は、この場合だと肉・果物だけでなく、全ての食べ物を指すという解釈で合ってますか?> 使われる場面・状況・文脈によります。 1.これが目の前に出された食事を前にしてなら、「野菜以外」の料理は食べられる、ということになります。 2.例えば中国料理の豊富さを皮肉る表現で、「4つ足はテーブル以外何でも食べる」という言い方があります。これは例えですが、この場合は範疇に食べ物以外のものも含んでいることになります。 3.従って「私は野菜以外何でも食べられる」と言った場合に、「机でも?」といったジョークが入ることもありうるのです。 4.なお、例文では「~以外全て」とは限定していませんので、厳密には「~を除いたずべての食べ物」とイコールにはなりません。 5.「~以外は~できる」という除外の表現は、実は強い限定を表す構文になります。つまり、「野菜以外のものは食べれる」とはその実「野菜は食べれない」ということを強調する文でもあるのです。 6.主張を嫌う日本人が、婉曲的に使う語法でもあります。 例: 「彼以外なら誰とでも付き合っていい」 =「彼とだけは付き合うのは御免」 上の文は、下のような直接的な表現で相手を傷つけないように、遠回しの婉曲語法になっています。(どちらも傷つくかな?笑) 7.ご質問文は「野菜以外なら食べれる」という語法を使いながら、「野菜だけは絶対だめ」という主張を婉曲的にしているとも取れるのです。 8.なお、「この場合だと肉・果物だけでなく、全ての食べ物を指すか」というご質問に対しては、その可能性は十分あります。いずれも文脈・状況次第です。 ご質問2: <つまりBさんとCさんの両方が英検を持っていると解釈しても大丈夫ですか?> 大丈夫です。 1.特に「その他」「それ以外」という表現が使われる場合は、それが指す対象の「残り」は複数になるのが常です。単数なら、「そのほか」といわないで、「もうひとり」「もうひとつ」「片方」という言い方になるからです。 例: 「このクラスで男の子はA君だけだ。そのほかは女の子だ」 この場合の「そのほか」は複数の女子を暗示しています。 「2人のうちひとりは男の子で、もうひとり(片方・残り)は女の子だ」 この場合は2人のうちの残りなので、「もうひとり」といった単数扱いになります。 ご質問3: <そのほかは、「その」に該当しない一つのものを指すのではなく、範囲内のすべてのものを指すと解釈しても大丈夫ですか?> 大丈夫です。 1.上記の説明の通り、「そのほか」が使われる場面は、それが指すのは複数になるのが常です。 2.英語だとothersと複数にしているので、そのニュアンスが伝わり易いのですが、日本語では「そのほか」だけで複数のニュアンスが出ているのです。 3.なお、英語でも単数を表す「他方」「もうひとり」などは、the other、anotherなどを用い、決してothersと複数になることはありません。 つまり、「the other・another VS the others」の関係は、日本語の 「もうひとり」「片方」VS「そのほか」 の関係に匹敵するのです。 以上ご参考までに。

ondoku
質問者

お礼

ありがとうございます。

その他の回答 (4)

回答No.5

はじめまして(だったと思いますが)  例2)については、A・B・Cの3人という前提がはっきりしていれば、質問者さんの解釈で問題はありません。  例1)の方は、さしあたって問題ないと思いますが、前の回答者の方もおっしゃっているように、「範囲内」の概念が明確かどうかにやや問題があると思います。  ひねくれた性格の私などは、  「私は野菜を除いたすべての食べ物を食べることができる。」 と豪語する人間がいたら、  「じゃあ、ヘビでもカエルでもイモムシでも食べるんですね。」 とつっこみたくなります。ヘビ・カエル・イモムシを食べる食文化を持った人々には、それらは「食べ物」の範疇ですよね。  インディ・ジョーンズの「魔宮の伝説」のマハラジャ邸の料理も(野菜を除いて)完食してもらわないといけません。  そういえば、ヒンズー教徒が  「私は野菜を除いたすべての食べ物を食べることができる。」 と言ったとき、牛肉は「食べ物」には入らないんでしょうね。(?)  と、余談めいてしまいましたが、範囲が明確であれば「すべて」といってよいが、そうは言い切れない場合もある、ということではないでしょうか。 以上ご参考までに。

ondoku
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.4

こんにちは。7/20のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 例1、例2については、いずれもそう考えて結構です。 > そのほかは、「その」に該当しない一つのものを指すのではなく、 > 範囲内のすべてのものを指すと解釈しても大丈夫ですか? 必ずしもそうとは限りません。問題は「範囲内」で、この概念が曖昧なまま「それ以外」と言うこともしばしばあります。その場合は「それ以外」が「他のすべて」を指すことはむしろ稀です。 例: (1) ペンギンと言えば南極を思い浮かべる人が多いと思うが、実際にはそれ以外の地域にも生息している。 ここで言う「それ以外の地域」に、地中海やタクラマカン砂漠などは含まれません。 (2) ディズニーランドはアメリカの遊園地だが、それ以外の国にも存在する。 しかし、北朝鮮にはディズニーランドはありません。 以上ご参考までに。

ondoku
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • jo-zen
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回答No.2

例1)、例2)及び『そのほかは、「その」に該当しない一つのものを指すのではなく、範囲内のすべてのものを指すと解釈』いずれも、合っていると思います。 集合の考え方を使えば明白です。全体集合の中の部分集合が何なのかを図示してあげればわかりやすいかと思います。  例1)では、全体集合は「食べ物」、部分集合は「自分が食べられない物」となります。  例2)では、全体集合は「Aさん、Bさん、Cさん」、部分集合は「(その中の)英検合格者」となります。

ondoku
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 >>> 例1)私は野菜以外食べられる。 「その」は、野菜を指す。「ほか」は、野菜を除いた全ての食べ物を指す。 →私は野菜を除いたずべての食べ物を食べることができる。 「ほか」という言葉は、この場合だと肉・果物だけでなく、全ての食べ物を指すという解釈で合ってますか? 合っています。 ただし、「野菜以外食べられる」は「野菜以外は食べられる」とするのが普通です。 >>> 例2)Aさん・Bさん・Cさんの三人がいる。 Aさんは、英検を持っていない。そのほかは、英検を持っている。 「その」は、Aさんを指す。 「ほか」は、BさんまたはCさんを指すのではなく、BさんおよびCさんを 指し、つまりBさんとCさんの両方が英検を持っていると解釈しても大丈夫ですか? そのとおりです。大丈夫です。 (ただし、「英検を持っている」は「英検に合格している」とするのが普通です。) >>> そのほかは、「その」に該当しない一つのものを指すのではなく、 範囲内のすべてのものを指すと解釈しても大丈夫ですか? そのとおりです。 なお、「野菜以外は食べられる」と言ったとき、食べ物でないものまで食べられることを意味しないのは、もちろんのことです。

ondoku
質問者

お礼

ありがとうございます。

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