染色体の観察
私は研究室で、Molt-4/HTLVIIIBという細胞の染色体を観察する実験をしているのですが、どうしても実験がうまくいかないので質問させていただきます。
染色体を観察する際の前処理(スライドグラス展開まで)として、
1.細胞を培養
2.コルセミド処理
3.低張処理
4.固定
という操作を行います。実際には3と4の操作の間に半固定といって、低張液に細胞が沈殿している状態でカルノア固定液を少量加え、遠心する操作があります。私が調べた結果では、この操作で遠心したあと、細胞はチューブの底に沈殿するそうなのですが何故か私が操作を行うとチューブの上から、
低張液→白層(細胞層?)→カルノア固定液
の三層となってしまいます。このまま操作を続け、スライドグラスに展開して観察しても、固定液が100%でないからなのか、細胞が破壊されているからなのか、細胞の何だかわからないような雑多物や固定液の結晶のようなもので、観察どころではなく染色体は見つかりません。
他のサイトでも質問し、ピペッティング不足ではないかと助言をいただいたので試してみましたが効果はありませんでした。
この件について自分なりに考察してみたのですがどうでしょうか?
1.Molt-4/HTLVIIIBは比較的大きな細胞なので、低張処理の際に低張液をたくさん細胞内に取り込むので、遠心してもチューブの底に沈殿しない(カルノア固定液よりも重くなる)
2.低張処理が過剰(現 0.075 M KCl、37℃,10分)、または液を加え混合する際のピペッティングによる細胞膜の破壊
乱文で申し訳ありませんが、皆様のお力をお貸しください。
お礼
ありがとう御座います。 生物の実験で調べろと言われたんですが、「エタノール」が「メタノール」となっているところまでヒットしてしまって悩んだんですが、良かったです。