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仮定法との違い
私は今、高校生ですが、いかんせん仮定法の概念がよくわかりません 例えば、中学などで習うifは以下のような文 If I have a lot of money, I will want to buy a car. ですが、これを仮定法に変えた場合 If I had a lot of money, I would want to buy a car. となりますが、これらの違いは何なのでしょうか?(自作の文なので文法・文脈的におかしいかもしれませんが・・・)仮定法と中学で習う[if]の使い方違いをわかりやすく教えてください。
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はじめまして。 ご質問1: <仮定法と中学で習う[if]の使い方違いをわかりやすく教えてください。> 1.中学でならうIf節は、「直接法」といい、「仮定法」に対する用法です。 2.「法」についての説明はここでは控えますが、直接法と仮定法の違いは簡単に言うと、「現実か否か」「実現可能性があるか否か」になります。 3.以下の例文でご説明します。 (1)直説法: I will go out if it is fine tomorrow. 「明日天気がよければ、外出しよう」 直接法は、明日天気がいいかどうかはわからないが、もしそうならば、という可能性を条件節にしているのです。従って、外出するかどうかも今の時点では未定です。 (2)仮定法: I would go out if it were fine today. 「今日天気がよければ、外出するのに」 1)この仮定法は仮定法過去です。 2)仮定法過去は主節に助動詞の過去件、If節に過去形を使います。 3)仮定法過去は、「事実と反することを仮定して述べる」語法です。 4)つまり、この仮定法には以下の事実が存在します。 =As it is not fine today, I wll not go out. 「今日は天気が良くないので出かけません」 4.つまり、仮定法過去は「~だとしたら・・・するのに(でも実際は、~ではないので・・・できない)」という事実が隠されているのです。直接法にはこの事実はありません。 ご質問2: <If I have a lot of money, I will want to buy a car.If I had a lot of money, I would want to buy a car.~これらの違いは何なのでしょうか?> まず、主節の動詞は意味上want toは不要です。また、wouldをcan・couldにした方がニュアンスがわかり易くなりますので、その例文で比較します。 1.If I have a lot of money, I can buy a car.(直接法): (1)「沢山お金があれば、車を買える」という意味です。 (2)ここでは「車を買える」のは、実現可能なことです。ただ、「お金があれば」という条件を提示して、その可能性を示唆しているのです。 2.If I had a lot of money, I could buy a car.(仮定法過去): (1)「沢山お金があれば、車を買えるのに」という意味で、言外には「でもお金がないから車を買えない」という事実を強調しています。 (2)ここでは「車を買える」のは、話し手にとっては主観的に実現不可能なことなのです。それを強調したのがこの仮定法です。 「お金があれば買えるけど、ないからとても無理」という実際には不可能なことを強調しているのです。 3.ちなみに「仮定法過去完了」というのも存在します。 (1)これは、「過去の事実と反対のことを仮定して述べる」語法です。 (2)If節はhad+pp、帰結節は助動詞の過去形+have+ppになります。 (3)上の文を例にとると If I had had a lot of money then, I could have bought a car. 「(あの時)お金を沢山持っていたら、車が買えたのに」 となります。過去のことを明示するためにthen「あの時」を入れてみました。 (4)これは、以下の叙実文(事実を述べた文)と同意です。 =As I didn’t have a lot of money then, I could not buy a car. 「(あの時)お金を沢山持っていなかったので、車が買えなかった」 4.なお、未来のことを仮定する場合も、その実現性が少ない場合、ほとんどない場合は、仮定法が用いられ、助動詞の過去形が用いられます。 例: If it would be fine tomorrow, I could go out. 「明日晴れだったら、出かけられるのに」 これは、天気予報や空模様から、明日は晴れでないという確立が高く、未来の起こりうる事実と反するので、仮定法になっているのです。 つまり、この仮定法の背後には「明日は晴れそうにないから、出かけられない」というほぼ確実な未来予想が存在するのです。 5.例えば、以下の2文には意味に違いがあります。 I wish/hope you can pass the exams.(直接法) 「あなたが試験に合格できることを願っています」 I wish you could pass the exams.(仮定法) 「あなたが試験に合格できればいいと思うのだが(無理ね)」 下の文はwish+仮定法で、「~すればいいと願っているのだが実現は難しい」という主観的なニュアンスが含まれています。 6.仮定法は複雑で範囲が広く、他にも仮定法現在などがありますが、却って混乱しますので、少しづつ理解されて下さい。だいたいの違いとしては、上記の「直説法」「仮定法過去」「仮定法過去完了」の区別を理解されるといいでしょう。 以上ご参考までに。
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- litsa1234
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こんにちは。 日本の英語の生徒を悩ます仮定法を含めた条件文(Conditionals)のことは以下のサイトを読めばよく解るようになると思います。中学英語をマスターしていれば読めるはずですので是非お読みください。 これ以上の説明は日本の受験参考書にも書いてないと思います。 読んで分からない点がありましたら、質問してくださいませ。 サイト:http://www.englishpage.com/conditional/presentconditional.html http://www.englishpage.com/index.htmlに載っている他の文法事項もお読みになって理解されることをお勧めします。 お役に立てれば幸いです。
- duosonic
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>>ご質問中の例文が合っている否かは置いておいて、serumanuさんの言いたいことは分かります。 二番目の文は、 ・If I had a lot of money, I would want to buy a car. 、、、もし大金を持っていたら、車が欲しくなるだろうな ⇒ ちぇ、そんな大金持っていないから、車なんて買えないよなぁ とも解釈できるのはお分かりになりますか? 「現実と反対のことを「もし現実の状況が違ったら、~したなのになぁ」という訳ですね。これが「仮定法」です。 ・If it were not raining, I would have gone fishing. 、、、もし雨が降っていなかったら、釣りに行ったのになぁ ⇒ ちぇ、雨が降っているから、釣りに行けないよなぁ という話です。同じように「現実と反対のことを「もし現実の状況が違ったら、~したなのになぁ」と表現している」のが分かると思います。これも「仮定法」です。 >>一方、中学で習ったとserumanuさんが言うところの「if」をもっともっと簡単にすると、こういうことだと思います: ・I do not know if you read this book (or not). 、、、君がこの本を読んだのか分からないけど ⇒ 「もし」という仮定をしているというより、「読んだのか否か知らない」、つまりただ単に「私は、あなたが~したのか知らない」ことを表現しているだけです。なのでこれは serumanuさんの指すところの「仮定法」ではありません。 ・If you are calling after 5:00, please leave a message at the beep. 、、、もし5時以降に電話を掛けているのなら、留守録にメッセージをお残し下さい ⇒ ここでは「もし5時以降なら」ということで「もし」とは言っていますが、「現実と反対のことを「もし現実の状況が違ったら、~したなのになぁ」という訳ではなく、ただ単に「私は、あなたが ~しているのか知らない」ことを表現しているだけです。なのでこれもserumanuさんが指す「仮定法」ではありません。 >>以上、極力分かり易くしたつもりですが、とにかくパッと頭の中で訳してみて、「もし」がどういう意味合いで使われているのかを判断する練習をすれば、段々違いが感覚的に分かってくる筈ですよ。
お礼
みなさん回答ありがとうございます 仮定法との違いは大方理解できました。