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戦前と戦後の政治の比較
日本の戦前の政党政治~と、戦後の政治の主な違い(比較)は何なのでしょうか? 民主的な政治は、戦前の政党政治でも多少はされていると思うのですが、度合いが全然違うのでしょうか?
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戦前には、日本にも華族(貴族)制度があり、庶民院(下院)と貴族院(上院)による二院制でした。戦後、日本は貴族制度を廃止したはずなのに、二院制を続け、衆議院(下院)と参議院(上院)を持っています。世界でも例の少ない制度で、貴族制度もない、連邦国でもないのに、2つの議会があり、その権限が、ほぼ、対等というのは珍しいケースです。いわゆる「ねじれ国会」は、日本の外では、ほとんど見ることが出来ないでしょう。ねじれ国会の本質は、下院(衆議院)は上院(参議院)に対して、内閣総理大臣の選出、参議院で否決された法案も衆議院の3分の2の賛成で再議決可能、内閣不信任案の提出権くらいしか優位性を持っていないのに対し、厚生労働省が出し渋っている年金記録の実態を明らかにする国政捜査権や、公的組織人事における両院の権力は、衆参でまったく互角であることにあります(だから、日銀総裁がなかなか決まらなかったりするのです)。 内閣総理大臣の権限が強化されたことも、戦後の制度改正のポイントです。戦前には、総理大臣は、内閣の全大臣のまとめ役程度の権限しかなく、陸軍大臣が暴走して戦争を止めることが出来なかったことを反省し、内閣総理大臣がいつでも防衛大臣を罷免する権限を持つようになったことも重要項目といえるでしょう。
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- gange
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ひとつ押さえといて欲しいのは、 東条英機が死刑になった翌日にA級戦犯の笹川良一、児玉富士夫、岸信介が釈放されて、児玉が戦時中軍部で稼いだ金で自民党が作られました。これらはGHQに金球を握られていた可能性があります。
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ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
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