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漁業と農業を生業にする方の立場の違いについて
子供からの質問で、答えに窮したので質問させて頂きます。 農家の方は、基本的にJAや自前で種や苗を用意し、自分の土地を耕し、植え、自然と 戦いながら頻繁に作物の面倒を見て育て、そして最後は出荷し、収入を得ておられると認識しております。 高まる需要に応じ、より手間をかけつつ、安全でおいしい作物を生産されていると。 かたや漁師の方は、元々は天然にある魚介類を採取して出荷し、収入を得ておられるのでは? 水産センターや漁協の方などが、稚魚の放流などをされ、漁場の維持管理をされ、 養殖をして安定供給に尽力されているのは存じておりますが、それでも苦しみが 世間には農家の方の苦しみほど広まっていない印象です。 天然の産物に依存している割合は、農業より漁業の方が多いと考えています。 そこで、質問ですが・・・ 「種から何ヶ月も手間隙をかけて作物を生産して生計を立てている」のが大多数の農家 「稚魚を育成し放流、育成したものを採取し生計を立てている」のが大多数とは言えない漁師 つまり、単刀直入に言いますと 「どうして、ただ地球が産んでくれた天然の産物を一方的に採取する漁師が、燃料代が高いから国は補償しろ」 と言えるのでしょうか? 「法律もあり、漁師にも生活があり、魚介類は需要があるから。」では子供は納得しませんでした。 難しい言い回しや単語は、私が噛み砕いて説明します。 よろしくお願いします。
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- azharu
- ベストアンサー率26% (164/609)
燃料代が高くて困っているのは、あらゆる業界で同じです。航空業界だって、就航便を減らしたりとか、てんやわんやです。全国一斉休漁の報道を見て?、漁業だけが騒いでいると思われていたら、大きな誤解です。子どもには、その辺りのことを説明してあげるのがよいのではないでしょうか。 それから、漁業と農業の違いについて。 一番の違いは、漁師は海難事故のリスクを背負って日々、仕事をしていることだと思います。この点だけを取っても、農業よりも低く評価される筋合いのものではないと思います。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
農作物でも、自然災害や逆に取れすぎて安くなったときなどに税金での保証や援助をしています。 しかし、ほとんどの農作物は安定した収穫が望めます。 しかも価格設定が、そこそこの収入に成るようなシステムが出来上がっています(生産調整も出来ます) また、収穫まで時間が掛かっても、その間常に手間暇をかけているわけでもないし。 一方、漁業は自然に有る物と言っても逆に安定した漁獲が保証される物ではなく、しかも短時間ではあるが相当の設備や経費を投じての作業になります。 しかも、通常の経費と漁獲高で生活が成り立つそこそこの利益が上がる程度の流通価格が成り立ってしまっています。 その様な中、漁業の経費の多くを占める燃料費が一気に上がってしまいました。 おそらくこの事態が長く続けば、お魚類の価格が高くなってくるでしょう。 でも、燃料が上がる勢いに平行して市場価格が上がってはくれない。 で有れば、将来の漁業の為にも今しばらくのつなぎのために税金での救済を求めていると言うことでしょう。 天候不順や政策の失敗で農家が苦境に立ったときに税金投入が成されてきたように、漁業関係者の力だけではどうにも成らない状態で有れば、日本の食卓を守るために一時的な税金投入もやむ終えない物と思われます。 だって、一気にお魚がお店から消えてしまったり、値段が倍になっては我々国民が一番被害を受けることになりますから。
- fifaile
- ベストアンサー率25% (622/2403)
まず、 >「種から何ヶ月も手間隙をかけて作物を生産して生計を立てている」のが大多数の農家 これは嘘です。 日本の農家の大半は兼業農家であって、専業農家は少ないです。 それと、石油を使って経済活動を行っているという点において、 漁師も農家もトラックドライバーも同じくくりです。 どうやって生産しているか、何を生産しているかは関係ありません。 どの業界も石油高で割を食っています。 そして、運輸や漁業は石油が無ければ収入がゼロ以下です。 これでは嘆願もしたくなるでしょう。 農家も嘆願を出しているようですよ。
お礼
ありがとうございます。 燃料代が売り上げに大きく響く業界は、特に原油高で大変だと 認識しております。 先日の一斉休業のニュースがきっかけだとは思いますが その「燃料を使い、何を生産しているか」がひっかかったのだと思われます。 鉄鋼業や運輸業などには意識が行かず、実習で農業体験をしたことで より農業へ傾いた発想になっているようです。