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まずいでしょうか?特許について

「特許出願中です」と書いてある商品に似た商品を作って オークション等で販売するのは何か問題ありますでしょうか? ある商品を思いついたのですが、 オークションで同じ目的の似た商品が 売られており「特許出願中です」とかかれてました。 当方も販売してみたいのですが。。 商品は似てますが同じではありません。形違いです。

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noname#65751
noname#65751
回答No.1

これだけの情報では判断できませんので、「まずいかどうか」と聞かれたら、「まずいかも知れない」という答えになるでしょうね。もっと情報を集めることが必要です。 まず最初に、販売しようとしているものがその特許出願の「特許請求の範囲」に記載された発明と同一なのかどうかを調べること。同一であれば、(将来的に)特許権侵害となる恐れがあり得ます。 ただし、「特許出願中」ということは、まだ特許になったわけではないということなので、その次のステップとして、現時点で特許になっているのかどうかを調べることも必要です。 たとえその時点では特許になっていなかったとしても、将来的に特許になる可能性も残されているので、その後の経過を追跡調査することも必要です。 さらに、たとえその出願が拒絶されていたり放棄されていたりしても、他の人や企業が特許を取得している可能性も否定できませんので、その調査を行うことも必要です。 1.その出願中の特許の出願番号を調べる/教えてもらう。 2.特許電子図書館でその特許出願の公開公報をダウンロードする。 http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjsogodb.ipdl?N0000=101 3.同時に、審査書類情報の照会をする。 http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/pfwj.ipdl?N0000=118 4.同時に、最終処分の照会も行う。 http://www1.ipdl.inpit.go.jp/SA1/sa_search.cgi?TYPE=000&sTime=1215920067984 5.さらに、他人が特許を取得していないかどうかも調べる。 http://www.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tokujitu.htm http://www7.ipdl.inpit.go.jp/Tokujitu/tjkta.ipdl?N0000=108 面倒くさいでしょうけど、侵害の罪は重いので慎重に行動することが必要です。 「特許法第196条(侵害の罪)  特許権又は専用実施権を侵害した者(第101条の規定により特許権又は専用実施権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)は、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」 「特許法第196条の2(同前)  第101条の規定により特許権又は専用実施権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者は、5年以下の懲役若しくは500万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」 わからないことは、お近くの特許事務所や法律事務所にご相談ください。

noname#79560
質問者

お礼

とても詳しく参考になりました。有難うございました。

その他の回答 (1)

  • touan
  • ベストアンサー率30% (52/170)
回答No.2

<結論>まずいです。 <理由>権利を侵害する可能性があるからです。 あなたは、「あなたが思いつかれた商品」と「同じ目的」の「形の違う」商品を販売したいと思っておられるようですが、「特許出願中」と書かれているのをご覧にならなければ、販売されていたのですか? 表示の有無にかかわらず、商品化の前に、商品化できるかを確認しないと、きわめて危険です。 出願人は、後発の商品を阻止するために、可能な限りのアクションを起こします。例えば、もう随分前になりますが、私が特許の世界にいた頃は、分割出願で競合他社の商品(競合商品)を阻止しようとしたこともあります。特許請求範囲の記載を補正して競合商品が権利に抵触するようにしたこともあります。 ましてや、一つの商品に関する発明なり特許なりが一つしか無いことは稀なのです。あなたが目にされた「特許出願中」以外の存在も否定できません。 商品化の前に先行技術(従来技術)を調査し、把握しておくことは絶対条件です。 但しですが…商品化の進捗状況や規模など、状況が分からないことだらけなのが問題なのですが…方法が無い訳ではありません。実施権設定の可能性も残っているからです。拒絶になっていたり審査請求期間が過ぎていたり…ANo.1さんのコメントを参照下さい。 質問文からして、恐らくあなたは特許の世界のことにまるっきり疎い方だと思われます。あなたの周りにも特許に詳しい方はおられないでしょう。それゆえ、提言します。「今すぐ、特許事務所へ!」…ANo.1さんは優しい表現をされていますが、あなたの置かれている事態はシビアーです。後は、「どれだけの費用を掛けられるか?」との勝負です。

noname#79560
質問者

お礼

とても解りやすく参考になりました。有難うございました!

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