入出力のビット深度の違い
デジタル信号をやりとりする場合、サンプリング周波数が違って"Lock"しなければ、全く入出力ができませんが、ビット深度に関しては入出力側の一致は全く必要ないものだと思っていました。
実際にデジタル信号を入力して録音できる機器は二つしか持っていませんが(オーディオインターフェースを除く)、一方はサンプリング周波数が違うと全く受け入れず、一方は32kHz, 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHzいずれの信号でも44.1kHzに変換して受け入れてしまいます。前者はTASCAM DR-100MKII、後者はYAMAHA CDR-HD1300です。
しかし、どちらもデジタル信号が16bitであろうと、20bit, 24bitであろうとお構いなしに受け入れます。逆に、DR-100MKIIで44.1kHz/24bit録音に設定して、16bit信号を入れても同様です。
私は本来そういうものだと思っていたのですが、これはその機器の仕様によってたまたまそうなっているだけなのでしょうか?それとも、原理的に出力と入力のビット深度は一致する必要がないものなのでしょうか?
もちろん、24bit→16bitでは下位ビットが切り捨てられ、16bit→24bitでは下位ビットが無信号になるだけで、結局16bitの伝送になるのだと思いますが。
なお、各種のサンプリング周波数/ビット深度の信号を出力するためには、Behringer SRC2496を使用しました。