- ベストアンサー
日本的経営の特質について
日本的経営の特質について説明できる方教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
日本的経営の特質といっても、 企業の戦略行動や企業組織、雇用慣行、人的資源、行動様式など、 様々なカテゴリーでの特徴がありますが、 まず一般的に挙げられるのが「三種の神器」と呼ばれる ・終身雇用制 ・年功序列制(年功昇進制・年功賃金制) ・企業別組合 というものです。これらは制度的特質として挙げられます。 しかし、終身雇用制や年功序列制は、 不況によるリストラ、企業の能力給の採用などにより、徐々に崩れてきています。 日本的経営の文化的・心理的基盤としては、 日本人の集団主義的・ゲマインシャフト的性格や、 伝統的な「ムラ」における閉鎖的・排他的な人間関係や、 「イエ」制度の下における家父長的・恩情的な人間関係に由来している、 との指摘があります。 このような共同社会的性格は、医療衛生、保険関係の会社負担などの 充実した企業内福利厚生に端的に表れています。 組織構造においては、 ピラミッド型従業員構成、稟議制度、ボトムアップ型意思決定 などが特徴づけられています。 あとは、JIT(カンバン方式)、QCサークルなどの生産システムが 海外で評価されています。 去年レポートの課題で書いたものを抜粋してみました。(^-^)ゝ 【参考文献】 ・「現代用語の基礎知識」、自由国民社 ・「imidas」、集英社 ・内橋克人・奥村宏・佐高信、日本会社原論(1)「危機の中の日本企業」、岩波書店 ・内橋克人・奥村宏・佐高信、日本会社原論(2)「日本的経営と国際社会」、岩波書店
その他の回答 (2)
- knattsu
- ベストアンサー率75% (3/4)
一般的に日本的経営といえば、三種の神器と言われてきた、 1、終身雇用制 2、年功序列制 3、企業別組合 が代表例です。 更に、稟議制や内部昇進制、またきめの細かい福利厚生施設等が挙げられると 思います。 一般的には「集団主義」として定義されるものからのアプローチから研究が始 まったようですが、いわば「村社会」の延長から派生したと考えられます。 しかしながら、グローバル経営が浸透してきた昨今では、この三種の神器につ いて懐疑的になりつつあるのも事実です。 回答としては、今は変革の真っ只中にあり、上記の元祖日本的経営が変革され つつある過渡期であると思います。 参考:増田 正勝 「経営学の基本問題」
- TEKITOU
- ベストアンサー率21% (67/316)
一流は 人を残す 二流は 組織を残す 三流は 金を残す 東洋的で好きですねそういうの (^.^)V