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墓の場所の決定権利

実父が先日他界しました。 実父と実母は20年ほど前に離婚し、そのあと、実父は再婚して後妻と暮らしていました。(その後妻との間に子供は無し) 喪主は、後妻です。 先日、今後の父の墓をどこにするかにあたって、後妻と話をしようとしたところ、その妻の知りあいの方がでてきて、以下のような話を言われました。 《あなたは実子なので相続の権利はある。しかし戸籍は夫婦単位であり、離婚した妻との間との子供に、墓の継承の権利はない(墓について決める権利がない)。》 私の戸籍(戸籍謄本)を調べましたが、実父の氏名が、私の父の欄にあり、例え私の母と実父が離婚していて、母と父の間での戸籍上の関係は 残ってませんが、父との間は普通に残っている思っており、墓についても決める権利があると考えていたのですが、これは誤りなのでしょうか。 父には、特に生前決めていた墓があるわけではなく、後妻は、実父の実家の方の墓に入れてもらうようお願いしようとしているようなのですが、実家は距離的に遠く、実家の方もそれほど引き取ることにのる気ではなく、さらに私は今後親父の墓参りも継続的に私が行っていきたいので、近い場所に墓を新しく立てたいと考えていたのですが。 全くの無知で申し訳ありませんが、どなたか、教えて頂きたく存じます。

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  • sgm
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回答No.2

曹洞宗の僧侶です。  お墓の建立の仕方や場所の決定権を、特定の個人に専一に認める法律的な根拠はありません。法的に保護されているのは祭祀財産(お墓、仏壇、位牌)の祭祀継承者による一括継承(それらがバラバラになることで祭祀が不可能になることを避けるため)であって、祭祀の実際の執行にあたって関係者の意向を無視してよいと決められているわけではありません。  一般には、故人の祭祀に関する事柄は、まず存命の配偶者の意向を尊重する形で決められることが多いですが、故人の実子など、関係の深い肉親の意向を、全く無視してよいわけではありません。  仮に将来、再婚された奥さんが亡くなった場合に、実父さまを含めた先祖祭祀をchevy72さんが継承することになる可能性も少なからず、あるわけですから、その辺の事情を穏やかに伝え、chevy72さんのお気持ちを説明して、話し合いをされてはいかがでしょうか。今後の法要やお墓の管理にかかわる費用をどうするのか、といった現実的な問題を含め、お互いが納得できる方法を、話し合われることをお勧めします。

chevy72
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 お墓の建立の仕方や場所の決定権は、法的に、施主にあるわけではないのですね。 一般的には、配偶者の意向を尊重するとことですので、今後、後妻の方の意見を尊重しつつ、また私の意見も説明し、可能であれば組み入れてもらえないかを、話ていきたいと思います。

その他の回答 (1)

  • azureray
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回答No.1

法律上は祭祀承継者が親族の同意無しにすべて行うことができる、となっています。 施主は後妻とのことですから、勝手に納骨されてしまう可能性はありますね。 ただ実子のあなたに「墓について決める権利」が無いかと言えば、 そんなようなことは絶対ありえないので、 (1)「実父の実家の方の墓」の使用権者に事情を話して納骨を待ってもらう (お墓に納骨する決定権は祭祀承継者ではなく使用権者にあります) (2)その間は一時預かりをお寺や納骨堂にお願いする (3)どうしても話の折り合いが付かなければ弁護士や家庭裁判所などを挟んで相談する 私が提案できることはこれくらいですが、 今からどうしても不安であったり、仮に勝手に納骨されてしまった場合には、すぐに専門家のお世話になってください。 少なくとも実子であるあなたが泣き寝入りしなければならない道理はありませんので。

chevy72
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 実父の実家の方が、後妻と実子の間での話し合いが終わるまでは、骨は引き取らないと話していたので、納骨がすでにされていることは、無いと思っています。まずは、今の現状を踏まえて、後妻と相談するところから、はじめたいと思います。

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