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溶存酸素

溶存酸素は水温が上昇するにしたがって次第に少なくなりますが、さびの本をみると「水温が高くなると溶存酸素が拡散し腐食は早まる」と書いています。 水温が高い状態では、前者の「溶存酸素が少ない」のに対し、後者で「腐食は進行する」という内容に矛盾を感じています。 溶存酸素が拡散しても分子量は変わりませんよね。 これって どう解釈すればよいのでしょうか。 教えてください。

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回答No.1

溶存酸素そのものはおっしゃるように温度上昇とともに減少しますが, 金属の酸化反応(さびる反応)は通常の化学反応なので,温度上昇とともに急激に進みます(反応速度の上昇). 酸素は水中に無くなれば補給されますので, 最初の要因(酸素濃度の減少)を補って余りあるほど, 後者の要因(反応速度の上昇)が強く効くということでしょう.

ku-che
質問者

お礼

ありがとうございました。(お礼遅くなり大変もうしわけありません) 大変よくわかりました!

その他の回答 (2)

noname#21649
noname#21649
回答No.3

腐食反応では.酸素の影響がないでもありませんが.主体は水です。 ですから.温度が上がると.水のエネルギーが増加し.腐食が進行します。 酸素の多い環境での腐食反応と酸素の少ない腐食反応の違いを.該当金属で調べてみてください。ケミアブの10年もさかのぼれば載っていると思います。

ku-che
質問者

お礼

ありがとうございました。(お礼遅くなり大変もうしわけありません) ケミアブ調べます。

  • shota_TK
  • ベストアンサー率43% (967/2200)
回答No.2

矛盾はありません. 「水温が高くなると溶存酸素が拡散し腐食は早まる」というのは, 恐らく鉄の表面に赤さびなどが形成した後の話を言っているんだと思います. 赤さびは構造が緻密ではないので,溶存酸素が拡散します. このときの温度が高いほど,拡散速度は大きくなります. よって,接液面における溶存酸素濃度は低いものの, 赤さび層の下にある「健全な鉄の層」に到達してしまう 酸素の「実質濃度」は向上します. このために,腐食の進行が早くなる,ということです.

ku-che
質問者

お礼

ありがとうございました。(お礼遅くなり大変もうしわけありません) んー、文献の内容はそういうことなのですね。 ちょっとどの文献かわからなくなってしまったので、もう1度探してみます。 ありがとうございました。

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