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リサーチ結果からの母集団推定

はじめまして、飲食系の企業でマーケティングの仕事をしております このたびリサーチ担当になり勉強中です、このたびインターネット調査を実施して自社製品の飲用状況について調査を実施しました。 調査会社からの報告書には満足しているのですが、同僚の疑問におもっていることに対して疑問があり、討論していてもらちがあかないため調査会社に聞く前に常識的にどうなのか質問をさせてください。 調査会社のパネル約9万人にスクリーニング調査時に配信して約1万人の回答を得ました、ここから本調査の対象になる人をランダムに選び約1000人から回答を得ることができました ここで質問なのですが本調査対象者のうち100人が「そうおもう」と回答した場合。世の中のどのくらいの人が「そうおもう」と回答すると みなしてよいのでしょうか?10%とみるのか1%とみるのか はたまたそんな見方はしてはいけないのか、同僚は1%といいますが わたしはそもそも9万人はほんとに世の中の縮図になっているのか疑問で 逆算して推定していいのか?と疑問に思っています どうかよいご意見をおきかせください よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • taba
  • ベストアンサー率61% (349/567)
回答No.1

母集団というのは調査設計の時点で決めるもので、後から考えるのは無意味です。 お話しの範囲だと、スクリーニング調査の時点で何らかの条件があったかどうかが、まず問題になります。そこで条件があれば、調査対象が絞り込まれているので、「世の中のどのくらいの人」という問題設定自体が回答不能ですね。 特に条件設定がないという前提で考えるなら、(1)パネルの9万人が母集団=世の中の一般の人を代表しているか、(2)スクリーニング調査に回答した1万人は9万人を代表しているか、(3)スクリーニングされた対象から回答を寄せてくれた1000人は1万人を代表しているか、という3段階で非統計的な誤差が発生し得ます。 どの社のパネルかは分かりませんが、世の中を代表していることはありません。一般的な面接調査とは異なる傾向があるという研究もあります。また、(2)や(3)もそれなりの大きい可能性があります。 標本誤差は1000人回収して10%なら±2%弱なので、(1)~(3)に問題がなければ、母集団=世の中一般では8%~12%くらいと推定されるわけですが、実際にはもっと大きな誤差があると考えるのが普通でしょう。 1%というのは、考え方が間違っています。抽出の際の誤差は別として、1000サンプルを標本として選んだわけですから、そこで得られた結果の10%は、そのまま母集団の推計値(の基準)として利用されます。