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法学部の面白さ

こんにちは。私は現在高2で、将来の学部選択について色々悩んでいます。 私は、世論調査やマーケティング、雑誌や本の流行、映画、世の中の流れ等から、人の心の移り変わり(例 なぜ日本は外国と比べて、こんなにキャラクターがもてはやされているのか? のようなこと)を考えることにとても興味があります。 社会や生活の中の、ごく身近なことで疑問に思ったこと(政治への怒りや正義感のある疑問とは少し違う)を、自分でなるべく具体的に考えていけるように勉強していきたいのです。 それには何の学部が適しているでしょうか。法学部でもそのような勉強はできますか? 法学部には堅いイメージがどうしても先行してしまい、実際に何を勉強しているのかや、学問としての面白さが知りたいのですがよく分かりません。魅力や、面白さを具体的に教えていただきたいです。

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  • jasminene
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回答No.5

こんにちわ。 私自身とても悩んだことで、他人事ではない気がしたので回答させていただきます。 私は現在法学部3年で、学部は偏差値で選んでしまいました。 質問者さんと同様、高校生の頃は社会や人の心や流行などに非常に興味があり、正直法学部に入ったことを後悔しております。 法学部でそのような勉強ができるといったら恐らく学部ではできないでしょう。他の学部の授業やオープン科目でなら、そのような勉強をすることができると思います。私は実際、現在は違う学部のゼミに入れさせてもらい充実した日々を過ごしています。ただ、このゼミを見つけたのが大学3年で、それまでは法律の面白さを実感できないまま、無駄な日々を過ごしていました。 法律の勉強の基本は、元々の「学説」を理解し、その考え方に沿って現実的に物事を考えていくということです。ある意味「語学」と似ていますね。文法や単語は元々決まっています。それをどううまく論理的につなげていくか、という作業だと考えています。 自分で、いろんなことに好奇心や疑問を持って、一から独創的に作り上げていきたいというタイプには向かないかもしれませんね。 世論調査やマーケティングに興味があるということなので、商学部系かな?と思ったのですが、「人」に興味があるんですね。おそらく、商学部や経済学部だと、「人」よりももっと実学的なことを勉強します。お金の流れだとか、社会のシステムを学ぶ感じです。 文章を拝見していて、質問者さんは、文学部や文化社会系の学部の方が合うのではないかな?と思いました。 例えば、私が所属する早稲田大学の 複合文化学科や、 http://www.dept.edu.waseda.ac.jp/culture/index.html 文化構想学部 http://www.waseda.jp/bun/ は、これに当たる気がします。よろしければ参考にしてください。 もちろん、法学を学ぶことによって常識や論理力を養うことはできます。また法学部の方は、他の学部よりも真面目で優秀な方が多い気がします。その中で得られるものもたくさんあります。そして、正直、質問者さんが勉強したいことは、「新書」などでも得られることだと思います。学部の勉強以外に自分でも割と簡単に勉強できてしまうことです。(私は、流されてしまうタイプなのでこれはできませんでした…)自分が一番価値を置くものは何かを考えてみてください。 たかが「学部」。されど「学部」です。質問者さんが素敵な大学生活を送れるよう、適切な学部選びをしてください。うまくいくよう願っております。

noname#172140
質問者

お礼

ありがとうございます。こんなに丁寧なご回答をいただけて、私は幸せです♪ そうですね、じっくり考えて見たいと思います。

その他の回答 (4)

回答No.4

私は法学研究科在学の者です。法学に大変興味があって勉強しておりますので少々法学びいきな話になるかもしれませんがご承知ください。 法学の分類の仕方にも様々なものがありますが、私は基礎法学と実定法学に大きく分類されると考えます。両者は必ずしも境界がはっきりしたものではありませんが一応の説明を付け加えさせていただきます。 基礎法学とは、「国家が犯罪者を刑罰の執行という一種の人権侵害をもって処することがなぜ正当であるといえるか」や「憲法(日本国憲法に限らず)はいったいどういう存在であるのか、またはどういう存在であるべきなのか」「民主主義の国なのに、なぜ国民の代表たる国会の作った法律を裁判所が違憲無効とできるのか」などといったことを考えます。哲学的な分野にまで入ることもでき奥の深い分野です。 一方、実定法学とは、多くの方々が法学部で勉強する内容として考えるだろう「憲法」「民法」「刑法」等の解釈を行なうものです。ただし、実定法学でも立法の意義、立法者の意図、時代の流れ等を考慮しますので基礎法学の内容に立ち入らずに考えることはできません。 法学では価値判断(価値観)が正当であることの主張と理論の正しさの主張の両面を克服しなければならず、私はそこに学問としての楽しさを感じます。 質問者様は、マーケティングや世論調査、流行といったものに興味がおありのようですが、それだけを聞くと商学、経営学といったものが合うのかなとも思います。しかし、(個人的見解ですが、)それらの学問は実際的でこそあるかもしれませんがあまり学問的ではない感が否めません。個人的には基礎法学をお奨めいたします。

noname#172140
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 私は、流行やマーケティング自体に関心があるのではなく、なぜ人はそれを選ぶかやそう考えるか、ということを勉強することで人について考えたいからです。商学や経営学は、お金自体あまり興味が無いというか数学を使うのはこりごりなので、考えていません。

回答No.3

ちなみに、これは大学入ってからしばらくしてからだんだんと分かってきますが、法学部の教授の方は、自分の論文を書いたり研究したり、が主なのであまり教えることに力を入れていません。以前「えー、来週はゴールデンウィークで休みですね。まぁ貴重な休みですからリフレッシュしてください。私は自分の研究ができるから楽しみです。」的なことを教授が言ってたくらいです。 面白い先生もいますが、僕は大学で話がつまらない先生がたくさんいるので、そういうのも失望しましたね。 ただ勘違いしてほしくないのは、教授の話はつまらない場合が多いですが、それは自分にも法律力が圧倒的に不足してるということです。僕は法律の面白さを法律の本をかなり読んでから知りました。憲法というのは理解しないと本当につまらない科目です。教授は大学在学時代に憲法を理解しているんです。一度完全に理解してしまったら、理解してない学生の気持ちを考えずに教えてしまうんでしょう。 あと、憲法よりは民法のほうがあまり勉強せずとも、打ち解けられるとは思います。民法は身近ですし、法律構成がかなりいろいろありますから、なるほどな、と思うことがたくさんありますよ。法律構成はいろんな場面でシステムがつながってるので、なるほど、あの時のことはここでも利用されているのか、という場面が多いです。 まずは全体を理解すること、そして細部を突き詰めていく。だからある程度学習しないと、法律学の醍醐味を味わえず、つまらない、という気持ちになるのです。

noname#172140
質問者

お礼

なるほど! 確かに社会等も中学校のときより今のほうが断然面白いです。 教授は進学指導など求められませんし、世界一受けたい授業に出てくる先生のようなことをしてくれるのはほんの一部かもしれませんね。参考にさせていただきます! ありがとうございました。

回答No.2

法律というものは、バリアが存在してます。 そのへんのおばさんや中学生やあんちゃんは法律には興味ないし、固くてつまらなそう、よく難しいことやってるな、いろんな人間がいるんだな、と思っているでしょう。 正直法学部に入ってから、半年近く経たないと、法律を面白いと感じないでしょう。4年間いても面白いと感じない怠惰な学生も多々存在します。 法律は奥深いので、法律解釈や法律構成にはまると、そのままいけます。 大学受験なんてほんとつまらないですよ。表面的というか。もちろん面白さもありますが、法律の比じゃありません。 憲法とか面白いですよ。まぁはまるには20時間は勉強しないとでしょうが。 分かっていくうちに面白さを感じられるんです。日本全国を探しても、高校生の時点で法律が面白いと実感している学生は皆無でしょう。 おれは法律がつまらなかったら勉強なんかほとんどできてません。 幸い平気でした

noname#172140
質問者

お礼

なるほど!大変参考になりました。 以前高校で、大学の先生による法学部の授業を受けたことがあったのですが、つまらなくて寝てしまいました。(同性同士の結婚に関する法律)確かに高校生には難しすぎると思って、先生も深く展開できなかったのでしょうね。一回の授業だけで判断せず、これから色々法律の魅力を探ってみたいと思います!ありがとうございました。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

当たり前のことですが法律のことを学びます。日本は法治国家です。固いと言っても知らなかったでは済まされません。将来どんな仕事をするにしろ一生ついて回ります。

noname#172140
質問者

補足

そうですね。考え方等、法律を学ぶ過程が知りたいです。