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落書きの修復費用について
世界遺産への落書きに付いて「謝罪さえあれば罪は問わない。修復費用も無用」ということですが、実際にかかる費用はどれほどになるんでしょうか?同じ日本人として恥ずかしいことですし、気になってしかたありません。
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>実際にかかる費用はどれほどになるんでしょうか? 修復と一口に言っても、求めるグレードに因って“月と鼈”でしょうね。専門家でもないので費用の想像が付きません。 街角の落書きをペンキで消すのとは、訳が違います。 国宝「高松塚古墳壁画」緊急保存対策やダビンチ「最後の晩餐」修復と同じ様に考えたら、それに費やした年月・人手・費用は、莫大です。其処まで行かなくても、国立文化財研究所(東京・京都・奈良・九州)が、どれだけの匠を要し、時間と費用を掛けて国宝や文化財を守っているかを考えたら、「修復費用の弁償」の一言で片付けられると思ったとしたら、その神経の方が恥ずかしいと思いました。 では何故、私が投稿する気になったか・・・・ あなたが、必要とされる内容のお答えにはならないと思います。 先日は http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080624/erp0806242110006-n1.htm そして、今度は、 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080626-376254.html 以前から、国内でも国宝や重要文化財への落書きや彫刻(カッターで名前を彫る等)京都や奈良では問題になっていましたが、瞬間的に小さなニュースとして取り上げられる事は有っても、その問題に対する家庭でも教育機関でも、全く取り上げなくなった近年(2~30年)の日本の状況が生み出した国全体の国際的恥だと思っています。 学科も私学志望なら歴史を省く事も当然の有様で先人達の積み重ねに想いを馳せる事もない。 家庭でも、民主主義・自由主義・個性と言う言葉の解釈を穿き違えて、御都合主義で罷り通る昨今の日本! 彼らが特別なのではなく、同じ事を起こす可能性のある者は大量に生産され続けており、その積算人口は日本人の1/2が、該当するのではないかとさえ危惧しています。 学科としての歴史を取り挙げましたが、この想像力・洞察力・推察力の基になる知識には、主要教科も複教科も同じレベルで必要です。出来なくても良いのです。関わった経験が大事なのです。しかし、根本問題は、其処に有るのではなく、人の身になって考える、自分に直接係らない事にも関心を寄せる、日常に即関わらない事への存在価値を考える、等々、色々な事項が思い付きますが、単純化して言えば、自分以外の人に事に物に境遇に環境に心を寄せてみる訓練が全く成されて来なかった事のツケが、表れているのだと思っています。 それを、治す、特効薬は有りませんが、「何処かの馬鹿が・・・・」で終らすのではなく、家庭や学校は当然の事として、他人の身になるという事を肝を据えて叩き込まないと、今後、世界的恥人間の仕業はますます増えると予想しています。 フィレンツェで、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の方は、言下に、その事を言っていると理解しなければならないと言っている様に思います。 これが、出来た時、「落書きしない為の躾」などと言う言葉は、意味を成さなくなると思います。何故なら、全ての事に想いを傾けられる人々の日本になっているから・・・・・
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- vanreturn
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落書きは半ば定番になっているようですよ。 http://www.izena-vandapel.com/italyTrip/12_30_06/12_30.html 写真で見る限りでは、消すこともできそうですけど…。赤信号みんなで渡れば怖くないという馬鹿な日本人…。
お礼
ありがとうございました。
- oska
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岐阜市立女子短大に続いて、京都産業大学が発覚しましたね。 岐阜市立女子短大では、学長自ら口頭で厳重注意をしたようです。 と言っても「落書きをしたら駄目でちゅよ。もう大人なんでちゅから」との言葉だけで何ら罰もなく、実行犯(イタリアの法律上も犯罪)も今までと変わらない学生生活を送るようです。 京産大では、どんな処分を下すのでしようか? ところで修復費ですが、考えている程高くありません。 マジックでの落書きは、基本的に消す事が出来ません。 ですから、大理石部分を交換する事になります。 物理的に考えると、(大理石の品質にもよりますが)工賃を含めて数百万円でしようね。 ただ、文化的に考えると億は下らないようです。 数百年前の建築当初から現在までの歴史・風雨に耐えた素材(大理石)は、新たな大理石で交換する事が出来ません。 例えば、西本願寺本堂の柱に落書きがあったので、その柱だけ新木材で交換する事は出来ません。物理的な費用は安いですけど・・・。 同様な理由で、協会も「修理費用は要らない」と述べたのでしよう。 それよりも、イタリアで「日本人・日本人観光客は、低マナーとの認識が広まる事」が気になります。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。おっしゃるとうりだとおもいます。