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飛行機のジェットエンジンの渦模様
このまえスターフライヤーに乗ったときに ジェットエンジンの吸気口にあるブレードの中心の部品部分に、 白い渦模様がペイントされていました。 渦は少し偏心して描かれていたので見ていると目が回って しまいそうでしたが、あれには何の意味があるのでしょうか? 僕は整備の人がエンジンが回転しているかどうかを 離れているところからでも確認できるようにするためなんじゃ ないかと推測していましたが、 Googleで検索して調べたところ、鳥避けという説明が ありました。ほんとうに鳥避けなんでしょうか?
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間違いなく「鳥よけ」です。というよりは「鳥脅し」と言った方が正確ではあるのですが。 航空機自身のメカニズム的な原因による故障や事故以外に、航空会社がもっとも頭を痛める問題の一つに「バードストライク」があります。これは今に始まったことではなく、第二次大戦に登場した航空機などのスピナーにも同じような模様があることからも分かります。 個人的にはBf109のスピナーが好きですね。ただその当時は鳥よけという役目と、ちょっとした「景気づけ」もあったようですね。 うろ覚えですが、現在でも「バードストライク」による被害は年間かなりの数に上っているようで(正確な数字はご勘弁を(^_^;))、航空会社を悩ませています。幸いにも大きな事故に繋がることは稀ですので、我々の耳目に届かないだけなんでしょうね。もともとエンジンメーカーはバードストライクを想定してエンジンを作っていますので、案外タフなとこがあるんです。とはいっても業務中に実際に鳥に飛び込まれれば、機体を交換したり修理やらで相当な出費になることは間違いありません。 ただしですが、航空会社によってはこの渦巻きや目玉模様の「鳥よけ」の効果に疑問を持って、早々に廃止したところもあったかと思います。 ちょっと確実なお答えにはなってはいませんが、お許し下さい。
お礼
なるほどやっぱり鳥よけなんですね。 飛行機というと、一切の無駄がないように設計されているイメージがあったのですが、それなのに効果が保証されているわけでない物を付けるのはなんか面白いですね。 これですっきりしました。 どうもありがとうございます。