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木造住宅の屋上断熱で断熱材を省略できますか?

木造2階建てにフラットルーフの屋上をつくりました。 構造床は24mmの根太レス、その上に垂木と9mm厚のパネコートで70分の1程度の勾配をつけました。 2重床の間は、40mm~100mmの空気層ができ、発泡系の断熱材も入れていません。 空気の伝導率は、スタイロなどより良いのではと考え、あとは小さな換気ファンで夏のみ排気します。(冬は密閉) こうすれば、外気温に24mmのネダレスが接しているのと同じですが、この床が機密性があれば、外壁などとほぼ同じ条件になり、天井内で内断熱を充分すれば壁とのバランスから充分と思うのですが、いかがでしょうか? 住宅メーカーで屋根断熱材(外断熱だけで)を100mmも施工しているのは過剰ではないかと思うんです。2重床(屋根)にして換気すれば断熱材は空気でいい!!って間違いでしょうか? 断熱材を入れても、真空にするわけではないから室内側は即外気温になるのではないか・・・と 真夏と真冬で問題点あったら教えて下さい。 ちなみに地域は温暖な関東です。

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回答No.5

>小屋裏空間に比べ数十分の一の容積しかない2重床の合間の空気を >有圧換気扇で換気したら、外気温近くに常になるのでは・・・ 正確には、シミュレーションなりで、算出しないと出ないと思います。 しかしながら、 例えば、換気扇のついた小さな物置に、炎天下、入ってみたことを想像すれば、外気温度より、相当高いことが容易に想像出来るかと思われます。 小屋裏の容積より小さくとも、受ける熱エネルギーは同じですし、圧力損失で換気風量も減ります。 換気扇で外気温度に近くしようと思ったら、半端でない(実現不可能な)換気電力が必要となることでしょう。 シミュレーションでなく、手計算する場合、次の中段あたりが参考になるかもしれません(正しいのかは分かりませんが) http://www.ii-ie.com/main/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=425 ちなみに、松下の屋根裏換気システムの測定結果ですが、この程度の換気では、差は極小です。 http://national.jp/kanki/yaneura/b02.htm 小屋裏温度のシミュレーションですが、こちらの11-1や13もご覧ください。 http://www.njkk.co.jp/product/roof_ventilation/pdf/kutaipannfu.pdf 効率の良い棟換気で相当大きな換気量をとっても、小屋裏温度は50℃くらいなっています。

tochiba2
質問者

補足

大変くわしい参考資料を誠にありがとう御座います。 換気によって、温度差は1~2℃程度しかないことが わかりました。 ただ2重床にするだけで、夏場の2枚目の屋根表面は35度近くにおさえられる。あとは、内断熱で対処できるか・・・ 木構造の熱伝導が気になりますが、結露までいかなければ良いのかと・・・ 2枚目の屋根は塞いでしまったんで、断熱材を入れるのが困難で・・・ 穴を開けて発泡ウレタンを注入も考えています。

その他の回答 (3)

回答No.4

ANo.2に追加です。 もう一つ、冬ですが、その空間を密閉すると、結露の危険が高まります。 天井断熱材下の気密防湿シート施工が十分で、水蒸気が室内から天井へ全く入ってこなければ、良いのですが、実際は多少なりとも入ってくるでしょう。 その空間の密閉度が非常に高く、この水蒸気が排出されない場合、冷やされて結露することになるでしょう。 下記のような例もありますから、気をつける必要があります。 http://www.ads-network.co.jp/zikenbo/z-13.htm

noname#78261
noname#78261
回答No.3

間違いでしょう。 空気の断熱がいいのは止まっている状態が保たれている時だけです。 動いてる空気の数値ではありません。 また、壁と天井の断熱で天井をよくすべきなのはいわずと知れた太陽エネルギーの受ける量が全く違います。比較の表がみつかりませんでしたが、壁は方角と反射光も含むのでもっと複雑ですが。夏場の垂直面と水平面では関東あたりの78度の太陽高度でエネルギーは単純計算しても 5倍くらい違います。 断熱材を入れましょう。信じられない場合は後から施工できるようにしましょう。換気といっても熱のためだけではありません。構造体を持たせるためにも壁からあがる空気が小屋裏にあがってきてそれを排出します。小屋裏は空気部分を動かさざるを得ません。つまり換気は必要なので空気は止められません。イコール動く空気は断熱材の役割を果たせません。

tochiba2
質問者

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小屋裏空間に比べ数十分の一の容積しかない2重床の合間の空気を 有圧換気扇で換気したら、外気温近くに常になるのでは・・・ つまり夏場で35℃どまり、冬場で5℃までで 屋根も外壁と同じ条件になるのではないでしょうか? ならば天井内の20cm程度の座布団断熱で充分では? 木の構造体を伝道する熱は、30cm程度までで 天井までで止まってしまうと考えますが、いかがでしょうか?

回答No.2

熱が伝わり方は、伝導と輻射があります。 その空気層の場合、空気の対流が起こりますから、断熱材とはならず、熱を伝導します。抵抗となるのは、床と空気との間の熱伝達抵抗だけでしょう。 さらに、パネコートから構造床への輻射でもモロに熱が伝わります。 夏には、その空気層は、一般的な小屋裏換気のある小屋裏空間より、かなり暑くなると想像します。 小屋裏換気のある小屋裏空間でも50℃近いと感じますので、小さな換気ファンでは、小屋裏の換気より換気量は遥かに少ないでしょうから、ほとんど効果は期待出来ず、それよりかなり暑いことでしょう。 どの程度の快適性と省エネ性を狙っているのか分かりませんが、その空間に断熱材を入れないのであれば、天井内の断熱は、高性能GW16kで最低で200mm、300mmくらいが望ましいと思いますけど。

tochiba2
質問者

補足

小屋裏空間に比べ数十分の一の容積しかない2重床の合間の空気を 有圧換気扇で換気したら、外気温近くに常になるのでは・・・ つまり夏場で35℃どまり、冬場で5℃までで 屋根も外壁と同じ条件になるのではないでしょうか? ならば天井内の20cm程度の座布団断熱で充分では? 木の構造体を伝道する熱は、30cm程度までで 天井までで止まってしまうと考えますが、いかがでしょうか?

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