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心理描写が詳しく、人生を考える内容の小説
理系大学院生(女)です。最近就活について考えているのですが、就活を始める前にこれからの人生についてよく考えておきたいと思うようになりました。今まで、もうすぐ社会人になるという自覚ができておらず精神的な自立もできていなかったので、研究・仕事・両親・結婚・経済など、さまざまな面について非常に不安を感じています。また、生きるということ人間であるということなどの意味や、本当に大切なものとは何か、ということを初めて真剣に考え始めています。心配性で鬱になりやすい性格なのですが、なんとかこの不安を少しでも解消して前向きに就活に臨み、その後の自分の人生を一生懸命生きていきたいと思っています。 そこで、上記のようなことに対して何かヒントを得られるような内容の小説を探しています。普段、小説以外の本はたくさん読んでおり、読書は好きです。しかし小説はほとんど読みません。でも今回のような悩みを解決してくれるのは、心理描写を細かく描いた小説ではないかと思い、チャレンジすることにしました。 小説を読み慣れていないためか行間を読むことが苦手なので、あっさりした淡々とした文章は苦手です。また、現代的で都会的な雰囲気が強いものはあまり好きではありません。登場人物が人生の岐路に立って悩みながらも自分の人生を歩んでいく、若者が年老いていく両親を大切にしながらも仕事に励む、のような内容の小説で、心理描写ができるだけ詳しいものがありましたら、ぜひご紹介をお願いいたします。
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貴方が20代前半の女性であると言う事を考慮して、 ●トルストイ「戦争と平和」「アンナカレーニナ」 ●バルザック「ゴリオ爺さん」 ●オースティン「高慢と偏見」 ベタですが、いい本はいいのだと思う。
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- tokube
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野村美月「“文学少女”シリーズ」 さまざまな理由で悩んでいる人たちが登場しますが、その人たちの物語を“文学少女”が読み解く物語です。 ちょっとほろ苦いですが、最後は温かな気持ちにさせてくれます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%B0%91%E5%A5%B3
お礼
お返事が遅くなってしまいすみません。物語を食べる妖怪っていう設定と、人間失格などの文学小説が題材になっているというのがとても面白そうです。題材になっている文学小説と一緒に読むと楽しそうですね。他の本と比べて物語の展開のしかたや非常に個性的な内容のようなので興味がひかれます。ご紹介有難うございました!
- poccuru5
- ベストアンサー率22% (61/276)
高里椎奈のドルチェ・ヴィスタシリーズ3冊、『それでも君が』『お伽話のように』『左手をつないで』。堅苦しい本では全くありません。 つい最近OKweveでこれを知って、気になったのでさっそく最初の2冊を買って読んでみたのですが、すっかり気に入ってしまいました。心理描写が『詳しい』かどうかは基準が分からないのでなんともいえませんが、けっこう考えさせられました。3冊目も近いうちに読むつもりです。 ただ、最初の1冊がアマゾンで買えなかったので、ネット古書店で入手することにはなりましたが…。話は1冊目を読まなくっても問題ありません。2冊目、3冊目は短編集です。
お礼
お返事が遅くなってしまいすみません。謎に満ちた奥深いファンタジーは好きです。「希望は、失望の後ではなく、絶望の先に仄かに見えるもの。」というAMAZONの説明にもひかれました。ファンタジーはリラックスして読むことができそうなので気分転換にも良さそうです。ご紹介有難うございました!
- reviewer
- ベストアンサー率34% (165/484)
下記の作品はどうでしょうか 南木佳士 阿弥陀堂だより 文春文庫 心の病がきっかけで、夫の孝夫と共に彼の故郷である信州の山間にある村に診療医としてやってきた美智子。 そこで2人は死者がまつられた阿弥陀堂に暮らす96歳のおうめや難病とたたかいながら明るく生きるその孫娘ら 町の人々との触れあいの中で、質素に生きる喜びを知り、人生について再確認する。 寺尾聰、樋口可南子主演で映画された作品
お礼
阿弥陀堂だよりという映画の存在は知っていましたが、どんな内容かまでは知りませんでした。質素に生きる喜びっていいですね!家族や故郷の人たちと過ごす何気ない日常に幸せを感じるというのはとても素敵なことだと思います。ぜひ読んでみたいと思います。御紹介ありがとうございました!
- acchipoo
- ベストアンサー率44% (175/394)
最近私が読んでいたく感動した本です。でも漫画で読んだので、原書は読んでいません。 福沢諭吉著・「学問のすすめ」 新渡戸稲造著・「武士道」 坂口安吾著・「堕落論」 恥ずかしながら30歳超えてしかも漫画で読みました・・汗 でも、日本人として自分の国を誇りに思うと同時に どうやって生きていけばいいのかを非常にわかりやすく書いてあって、 育児・家事に追われる毎日ですが時間があれば是非原書にも触れてみたいと 心から思う作品でした。 お札の肖像画として選ばれるだけの人だったんだ・・と改めて思いましたよ。(笑)
お礼
学問のすすめと武士道は話題になっていたことだし、日本史好きなのでいつか読みたいと思っていたのですが、ご紹介によってその気持ちが強くなりました。「堕落論」の内容紹介をAMAZONで見てみましたが、「人間の真実の姿とは何なのか。人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。生きよ墜ちよ、それ以外に人間を救う道はない。」という文に非常に心を動かされました。私がいま求めている何かがこの本の中に書かれていそうな気がします。ぜひ読んでみたいと思います。御紹介有難うございました!
お礼
「戦争と平和」は中学生くらいのときに読もうとして登場人物の多さと長いカタカナの名前に挫折してしまった苦い思い出があります・・・でもあれからずいぶん時間が経て少しは成長もしたと思うのでぜひ挑戦したいと思います。「アンナカレーニナ」は「戦争と平和」よりも読みやすいようですね。「ゴリオ爺さん」は、娘を溺愛するゴリオ爺さんと、その愛情に気付かない娘たちの話なのですね。必ず読んで、両親に恩返しができる娘になれるように将来をじっくり考えたいと思います。「高慢と偏見」もおもしろそうです。ご紹介どうも有難うございました!