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騒音の距離減衰とは何ですか?
騒音の距離減衰とは何ですか? 定性的な定義を教えてください。
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騒音源から発生した音波が距離によって減衰することを距離減衰といっております。音源の周囲に何もないときには、距離減衰は、主として、音源から離れるに従い音波が広がりエネルギが拡散すること及び空気中の水蒸気と酸素の相互作用によって音波が吸収されることによっておこります。 エネルギの拡散は、煙突から出ている黒い煙が、距離が離れるにつれてだんだん薄くなり、ついには見えなくなるのと同じようなものです。また音波の吸収は、音波が空気分子を振動させるときにエネルギが消耗されるためと考えればよいでしょう。
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- okormazd
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一般に、騒音(騒音に限らず音)は、音源からの距離にしたがって小さくなります。距離によってどの程度小さくなるかということが「距離減衰」です。 音源の大きさや形、距離よって距離減衰は違います。 騒音の大きさは[dB(デシベル)]で表されます。一般に、距離減衰は、距離によって騒音の大きさが何dB下がるかで示されます。 音源からある距離はなれた地点と、その距離の2倍離れた地点の騒音を比べると、 音源が点音源か、点音源とみなされる距離の場合 6dB減衰します。 音源が線音源か、線音源とみなされる距離の場合 3dB減衰します。 音源が面音源か、面音源とみなされる距離の場合 減衰しません。
- pasocom
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騒音の大きさは「デシベル」で計れますが、当然の事ながら騒音源に近ければ音は大きく、遠ければ音は小さくなります。この「距離が増えれば音が小さくなる」ということが「距離減衰」です。このことは騒音に限らず、音全般に適用できることです。 ここからは私の推測ですが、距離が2倍になると音の拡散は4倍になり、よって、音の大きさは1/4になるのではないか。音の大きさが1/4になると騒音は約6デシベル下がるでしょう。