- ベストアンサー
抵抗の熱雑音の測定実験で謎のピークが出たり、雑音レベルが思い通りに変化しない理由がわかりません。
抵抗の熱雑音の測定実験をしているのですが、以下の3つの現象が理解できません。 (1)0Ω(ショート)、10Ωの抵抗の熱雑音測定時に27MHz付近に大きさ-63dBm(0Ω)、-68dBm(10Ω)ほどのピークが現れる。10Ωのピークの方がブロードなピークである。 (2)プリアンプの入力インピーダンスが1MΩであるのに、50Ωの抵抗を繋いだときに一番雑音レベルが高くなるのはなぜか?抵抗の大きさが1MΩの時に一番高くなるのでは? (3)プリアンプの入力インピーダンスは1MΩであるが、何も考えずそこに50Ωの同軸ケーブルを繋いで良いのか?インピーダンス整合はとらなくて良いのか?取るとしたらその方法は?これが(1)のピークと何か関係しているのでは? 回路としては同軸ケーブル(長さ1m)の片方の先っぽを剥いで、外側の網状になっている線(アース線?)と中心の線(信号線?)を抵抗で繋ぎ(半田付け)、その同軸ケーブルの反対側ををプリアンプ(NFのSA-220F5)につなぎ、プリアンプとスペアナを同軸ケーブル(長さ0.5m)でつないでいます。抵抗とアース線?をつないでいる部分をアースしています。 このときにスペクトラムアナライザに表示される雑音を0Hz~100MHzまでの範囲で見ています。 抵抗は0Ω(-79dBm)、10Ω(-77dBm)、50Ω(-73dBm)、100Ω(-76dBm)、330Ω(-77dBm)、12kΩ(-80dBm)、1MΩ(-80dBm)の大きさのものをそれぞれ測定しました。括弧内は測定した熱雑音レベルの平均的な値です。 プリアンプは入力インピーダンス:1MΩ、出力インピーダンス:50Ωで、スペアナの入力インピーダンスは50Ωです。 詳しい方いらっしゃいましたら是非お教えください。 3つの内1つだけであっても全く構いません。 今のところ見当がつかないので少しでもヒントをいただけると大変助かります。
- みんなの回答 (11)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (10)
- vq100mg
- ベストアンサー率62% (17/27)
- vq100mg
- ベストアンサー率62% (17/27)
- shippo_ppk
- ベストアンサー率51% (28/54)
- shippo_ppk
- ベストアンサー率51% (28/54)
- vq100mg
- ベストアンサー率62% (17/27)
- shippo_ppk
- ベストアンサー率51% (28/54)
- inara1
- ベストアンサー率78% (652/834)
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2309/5321)
お礼
ご回答ありがとうございます。 1)分布定数回路の本を何冊か借りて自分でも勉強してみたのですが、計算がうまくできませんでした。 起電力E、内部抵抗Zsの電圧源を特性インピーダンスZoのケーブル(長さL、伝搬定数γ)で繋ぎ、Zrの負荷で終端した場合を考えました。(状態1) ケーブルの起電力側の端をx=0、負荷側をx=Lとした時、 V(x=L)=2ZoZrE/{(Zo+Zs)(Zo+Zr)expγL+(Zo-Zs)(Zo-Zr)exp(-γL)} =2ZoE/{(Zo+Zs)expγL+(Zo-Zs)exp(-γL)} (Zr>>Zoのとき) となってこれからうまく計算できません。 というより、上記の回答を拝見するともっと違う方法で計算されているように思われますが、どのような方法で計算されているのかがわかりませんでした。 >電気長が 1/4 波長の時に最大で 50/10 倍、すなわち5倍になります。 特性インピーダンス/抵抗、が入力側に現れるということなのでしょうか? これは状態1のようなときでは、いつでも成り立つ関係式なのでしょうか? またケーブル長を正確に測ってみたところ0.85mでした。 λ/4=0.85, c=fλ より計算してみたところ8.82MHzとなってしまい27MHzとは大きく異なってしまいました。どのように計算されたのでしょうか? 2)プリアンプの入力インピーダンスは1MΩなのですが、これと抵抗のインピーダンスとで分圧した場合、抵抗が十分低い場合電圧のほとんどがプリアンプにかかると思うのですが、今回はこの入力インピーダンス1MΩは関係ないのでしょうか? ご丁寧な回答ありがとうございました。引き続き自分でも勉強してみますが、もしお時間ありましたらお教えいただけると大変助かります。 よろしくお願いいたします。