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murderer の米音での発音は「マーダラ―」か「マーダア―」か?
murdererの最後の2つの音節の音についてお尋ねいたします。 最後の2つの音節は、米音ではこの単語の音は、 1. 日本語で書けば「マーダア―」のように聞こえ(また、発音す)るのでしょうか? 2. それとも多くの辞書の発音表記の通り、日本語で書けば「マーダラ―」のように、つまり、最後の2つの音節をつなぐ位置に、語頭に現れる子音(/r/)が入っているように聞こえ(また、発音す)るのでしょうか? 私の耳には1のように聞こえることの方が多いように思えるのですが、多くの辞典では2のように聞こえるような発音記号が示されています。 《補足です》 先日、米音での ・murder ・murderer の違いを聞き取ろうとしたときに、私には実はほとんど違いを聞き取れませんでした。 ネット上の辞典でmurdererの音声を聞いてみました。 1.http://www.onelook.com/?w=murderer&ls=a の右にあるQuick definitions (murd erer)内の音声部分をクリック 2.さらに、その左の1番のMerriam-Webster's Online Dictionary, 10th Editionでm urdererをクリック (http://www.merriam-webster.com/cgi-bin/dictionary?book=Dictionary&va=murdere r) murderもmurdererも最後の音は /∂r/ (本当は”hooked schwa”の表示を出したいのですが出せませんでした)ですが、私の耳には、murdererは最後の2つの音節の音 がmurderの最後の音 /∂r/よりもやや長く聞こえる程度で(言わば「マーダア―」のように聞こえる)、「マーダラ―」のようには(つまり、語頭に見られる/r/音が入っては)聞こえません。 (他方、http://www.bartleby.com/61/63/M0486333.htmlのものは確かに「マーダラ―」のように聞こえますが) Cambridgeの学習辞典"Cambridge Advanced Learner's Dictionary"(第2版)をひいてみると、米音に私の耳に聞こえたような発音記号が載っていました。つまり、murdererの発音表記はその最後の2つの音節が [d + ”hooked schwa”] ⇒ (音節境界) ⇒ [hooked schwa] と連続していました。これは面白い表記で、このような表記を私ははじめて見ましたが、この表記なら、murdererの最後の2音節においては舌の位置は固定したまま、R性の音を響かせたままで「マーダア―」という音を出すように、というように読み取れるように思いました。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 補足質問を読ませてもらいました。 >(1) http://www.bartleby.com/61/63/M0486333.htmlでは私の耳には、「マーダア―」ではなく「マーダラ―」のように聞こえます。Gさんの耳にも「マーダラ―」に聞こえますか? はい、ラーの部分は存在すると言うことを知っているからか、ちゃんと聞こえています。 ただ、derのerとその後のerの音が同じなわけですから、rerとしての音としてはっきり出ていないことは仕方ないと思います。 >(2) もし、「マーダラ―」のように聞こえましたら、ではなぜ「rerと発音しているのではなく、あくまでもer-erである」はずなのに「マーダラ―」のように聞こえるのでしょうか? これは、derと言った後にerと言う母音といっても言い音をだしているからなのですね。 ラー、とはっきり言っていないのです。 ですから、息を「し直している」わけです。 よって、rerのようにリエゾンしていないのです。 しかし、重要な事だと思いますが、人によってはこのderのrの発音の仕方が強い人も結構います。 murdaa的ではなく、derのerを一つの発音ではなく、erを舌の移行を伴った発音方法をしている人もいるわけです。 そのような人が、この後に新しいerが来るとどうしてもリエゾン的になってしまうことを避けられないと思います。 そうすると、rer的になってしまい、ラーにより近く聞こえる時は十分あると思います。 そして、どちらとも「アメリカ発音の許容範囲に入っている」と思います。 よって、このrが比較的に出て来にくいイギリスやカナダ的発音ではそれこそマーダァアーと言う風になるのではないかと推測します。 よって、ererの持つ「発音の長さ」も大きな要因となって問題なくmurdererと言っているのが分かると言うこともあると思いますよ。
- SteveM
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#2です。 蛇足になりますが、次のサイトの左下にあのIowa大学のPhoneticsの入り口があります。 そこに米音の口蓋図の舌の動きのアニメが出ていますのでの、子音の/r/と 母音のhoocked schwaの盛り上げ舌の動きが、別々に説明されています。 しかし、そのアニメによると、盛り上げ舌の動きが両者とも全く同じになってるのが、見られます。 www.americanaccent.com ご参考まで
お礼
ご回答ありがとうございました。
- SteveM
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#2です。 fwkk8769さんの様な英語の expertの方と、発音のお話が出来て身に余る光栄です。 (1) 先日、ディクテーションをしていましたら、nearer homeという部分がありました。このnearerも私の耳には、私が今回の質問で用いた表記を用いるとすると「ニアアー」と聞こえました。 またclear比較級のclearerが出てきましたが、私に耳には「クリアアー」のようにきこえました。<<< 先に回答をさして頂いて、すぐ murdererのように hooked schwaが二つ連続する単語の例を考えてみました。このような単語の例は非常に少なく、まず名詞を考えたのですが、stirrerしか頭に浮かびません。仕方がないので形容詞の比較級に頭を切り替えた所、 clearer/nearer/purer/surer の順で頭に浮かびました。 従ってfwkk8769さんの上記の例と偶然にも一致しているので、少し驚きました。 そして私はすぐにwww.m-w.comでそれらの発音を確かめようとしたのですが、残念にも動詞・形容詞の原形の発音しか記載されていませんでした。 (2) 「上記の(音節境界)の意味は/r/音を意味すると思います。従ってここであらためて [d + ”hooked schwa”] ⇒/r/ ⇒ [hooked schwa] のように/r/をおこして発音する必要がでてきます」とおっしゃっているその根拠というか、理由というか、なんらかのsupportがありましたらお教えください。<<< /r/をおこして発音すると書きましたが、実際のところ/r/をおこす必要は特にないのです。 何故ならばhooked schwa を発音し終わった舌の形が /r/音なのです。 例えば、rockなどの /r/ が最初に来る単語を発音する時は、米音ではhooked schwa を発音する時と同じ舌の動きを、速やかにおこなって/r/音の発音をします。 先にご紹介いたしたました、サイトで/r/音の図解説明とともに、手を舌に例えて説明している箇所があり、1)2)3)とありますが、この著者の本では3)の後に、次の説明が入っています。 「hooked schwaの発音を出し終わった時点の3)が/r/音となります。」 即ち米音ではhooked schwaが二つ重なる場合は各hooked schwaの終わりに/r/音が二度発音されるわけです。 (3) 例えば、far earlier ではどうでしょうか? 上の例とまったく同じ(母音 /∂r/ の連続)ではないものの、farは米音では音節の最後にはr-coloringがあるので、参考になるように思います。私の直感ではfar earlierの2つの語の間を「/r/をおこして発音する必要がでて」来るようには感じられません。<<< このfarの発音も(2)の場合と同じくfa+hooked schwaですから、米音では自動的に/r/音が入ってきます。 私見ですが、fwkk8769さんの場合は、hooked schwa に関してはhearingの問題を一時忘れられ、盛り上げ舌による米音の発音に切り替えられ発音を優先されることをお勧めします。 これは一週間もあれば可能です。 私はspeech coachをやっていますが、(私の尊敬するGさんと同じく在米42年になります)殆どの生徒さんが教えた次の週には米音のhooked schwaの響きを出していますので、米音全体の発音も日本で言われているほど難しくないのです。 ご参考まで
お礼
SteveMさん(=uk0794さん?)、回答をありがとうございます。 私の疑問を整理するために2点お尋ねいたします。 (1) http://www.bartleby.com/61/63/M0486333.htmlでは私の耳には、「マーダア―」ではなく「マーダラ―」のように聞こえます。あなたの耳にも「マーダラ―」に聞こえますか? (2) もし、「マーダラ―」のように聞こえましたら、ではなぜ「hooked schwa を発音し終わった舌の形が /r/音なので」「実際のところ/r/をおこす必要は特にない」はずなのに「マーダラ―」のように聞こえるのでしょうか?
- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! お元気そうで何よりです。 (回答も続けてくださいね) これはer/ar/orがかなり母音化されて発音をしている人がアメリカにはかなりいると言う事の証明でもあるでしょう。 つまり、rerと発音しているのではなく、あくまでもer-erであると言うことなのですね。 よって、murdererの発音にはder-erと風になるために最後のerはdの後に何か発音していると言う「全体の発音の長さがmurderよりも長い」と言うことに気がつくと思います。 なぜなら、derがerの前でちゃんと発音されているからなのですね。 俗語的な発音方法ではこのerがaで表記されている理由でもあります。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
お礼
Ganbatteruyoさん、ご回答をありがとうございます。何とかやっています。 さて、私の疑問を整理するために2点お尋ねいたします。 (1) http://www.bartleby.com/61/63/M0486333.htmlでは私の耳には、「マーダア―」ではなく「マーダラ―」のように聞こえます。Gさんの耳にも「マーダラ―」に聞こえますか? (2) もし、「マーダラ―」のように聞こえましたら、ではなぜ「rerと発音しているのではなく、あくまでもer-erである」はずなのに「マーダラ―」のように聞こえるのでしょうか?
- uk0794
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非常に興味深いご質問ですね。 最後の2つの音節は、米音ではこの単語の音は、 1. 日本語で書けば「マーダア―」のように聞こえ(また、発音す)るのでしょうか?>>> いいえ、違います。 2. それとも多くの辞書の発音表記の通り、日本語で書けば「マーダラ―」のように、つまり、最後の2つの音節をつなぐ位置に、語頭に現れる子音(/r/)が入っているように聞こえ(また、発音す)るのでしょうか?>>> そのとおりです。 Merriam-Webster's Online Dictionary, murderもmurdererも最後の音は、私の耳には、murdererは最後の2つの音節の音 がmurderの最後の音 /∂r/よりもやや長く聞こえる程度で(言わば「マーダア―」のように聞こえる)、「マーダラ―」のようには(つまり、語頭に見られる/r/音が入っては)聞こえません。>>> これは私も愛用している辞書ですが、、私は「マーダラ―」と言う先入観をもっているためか、「マーダラ―」に聞こえます。 Cambridgeの学習辞典を引いて見ると米音に私の耳に聞こえたような発音記号が載っていました。つまり、murdererの発音表記はその最後の2つの音節が [d + ”hooked schwa”] ⇒ (音節境界) ⇒ [hooked schwa] と連続していました。この表記なら、murdererの最後の2音節においては舌の位置は固定したまま、R性の音を響かせたままで「マーダア―」という音を出すように、というように読み取れるように思いました。>>> 上記の(音節境界)の意味は/r/音を意味すると思います。従ってここであらためて [d + ”hooked schwa”] ⇒/r/ ⇒ [hooked schwa] のように/r/をおこして発音する必要がでてきます。なおアメリカ英語の/r/の発音は”hooked schwa”と同じ過程で行われ、発音方法は全く一緒です。 精しくはアメリカ英語の/r/ ⇒ [hooked schwa]を正確に図解している、www.eigohatsuon.netの参照をお勧めします。 蛇足ですがアメリカ英語の/r/の発音は”hooked schwa”と同じ舌の使い方で行われますが、New England, Brooklynなどの一部を除いては、盛り上がり舌の発音が一般的で、そり舌、巻き舌の発音は英国式で、あの鋭いアメリカ英語の/r/ ⇒ [hooked schwa] の発音は不可能です。舌先は下げたままで発音すると言うことです。 最後に、質問者様もお気づきのように、この murdererの単語には三つの[hooked schwa]が使用されていますね。 ご参考まで
補足
ご回答ありがとうございます。 以下は、決してuk0794さんに反論しているわけではありません。私にはよくわからないところですので、あくまで自分に納得したいだけです。お付き合いいただけますとうれしいです。 (1) 先日、ディクテーションをしていましたら、nearer homeという部分がありました。このnearerも私の耳には、私が今回の質問で用いた表記を用いるとすると「ニアアー」と聞こえました。 また、昨日(6/10)朝放送されたNHKラジオ『基礎英語3』ではclear比較級のclearerが出てきましたが、私に耳には「クリアアー」のようにきこえました。 この2つの場合もきっと ”[hooked schwa] ⇒ (音節境界) ⇒ [hooked schwa] “ という音連続になる例のように思います。 (2) 「上記の(音節境界)の意味は/r/音を意味すると思います。従ってここであらためて [d + ”hooked schwa”] ⇒ /r/ ⇒ [hooked schwa] のように/r/をおこして発音する必要がでてきます」 とおっしゃっているその根拠というか、理由というか、なんらかのsupportがありましたらお教えください。 1.「なおアメリカ英語の/r/の発音は”hooked schwa”と同じ過程で行われ、発音方法は全く一緒です」 2.「アメリカ英語の/r/の発音は”hooked schwa”と同じ舌の使い方で行われますが、New England, Brooklynなどの一部を除いては、盛り上がり舌の発音が一般的で、そり舌、巻き舌の発音は英国式で、あの鋭いアメリカ英語の/r/ ⇒ [hooked schwa] の発音は不可能です。舌先は下げたままで発音すると言うことです」 という点は理解しているつもりです。 米音において /∂r/(”hooked schwa”)と /r/ 音との関係は、/∂r/ は「 /∂r/ から急激に次の母音に移ることにより」/r/ 音になる(『グランドセンチュリー英和辞典』(第2版、「発音解説」p.40)とされます。今回私が取り上げている /∂r/(”hooked schwa”)が2個連続するその間に音節境界があるからと言って、その音節境界で「急激に次の母音に移る」わけではありませんので、なぜ「音節境界の意味は /r/ 音を意味する」ことになるのかが私には理解できないのです。 米音において、2つの/∂r/音が音節境界を挟んで連続する際に「音節境界の意味」が「 /r/ 音を意味する」という例があれば挙げていただくとわかりやすいのですが。 (3) ここで、単なる音節節境よりもさらに大きな切れ目ではありますが、2つの語の間にR性の母音が連続する語境界を持つ2語を考えてみます。 例えば、far earlier ではどうでしょうか? 上の例とまったく同じ(母音 /∂r/ の連続)ではないものの、farは米音では音節の最後にはr-coloringがあるので、参考になるように思います。私の直感ではfar earlierの2つの語の間を「/r/をおこして発音する必要がでて」来るようには感じられません。 ● 何かヒントをいただけませんでしょうか?
- m_oc
- ベストアンサー率31% (47/151)
答えを単純に言ってしまえば 「マーダラー」です。 カタカナ表記や発音記号にあまりとらわれないほうがいいですよ。 そもそも英単語の読み方をカタカナで表記する...というのに無理がありますし、発音記号だって、実際にネイティブスピーカーが口に出す場合、個人によって微妙な差がある場合もありますから。 とくにrの発音は、舌をかなり巻く人もいれば、濁したように発音する人もいますしね。 スペイン語を母国語とするようなアメリカ人だと、ほとんど「ムルダラ」と聞こえるように発音する人もいます。 rの発音は日本人には難しいので、聞き取れない人は多いんですよね。 でも、サイレントなわけはありませんから、マーダラーなのです。 聞き取れなかったら、聞き取れるまで二つの単語の発音を聞いて、慣れるだけです。 マーダーかマーダラーか聞き分けられない場合は、文章を聞いてどちらが使われているか判断すればいいのです。 「あの人は殺人犯だ」とは言っても「あの人は殺人だ」とは言わないのと同じです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私の真意を理解していただくために以下に補足をさせていただきます。 (1) 「rの発音は...サイレントなわけはありません」というところまでは、私も理解しているつもりです。 《補足です》を最後まで読んでいただくと、私の「マーダア―」という表記の「アー」の部分が「サイレント」を意味しているわけではないことがわかっていただけると思います。 「マーダア―」という表記の「ダ」が /d∂r/を、「アー」が /∂r/ を示しているつもりです。(/∂r/ は ”hooked schwa” 表示を出したいのですが出ません。よって、あくまで便宜的な表記です。) つまり、「マーダア―」という表記で、 「murdererの最後の2音節においては舌の位置は固定したまま、R性の音を響かせたままで」( ←《補足です》の最後の部分から) の音を表すことを意図しているつもりです。 (2) なお、今回のお尋ねでは聞き取りのストラテジーに興味があるわけではなく、あくまで純粋に音声に関するものです。
お礼
ご回答ありがとうございました。