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「ぼくらの」に出てきた単語
「ぼくらの」の漫画版のキリエのところで出てきた、カタカナ三文字ぐらいの単語が思い出せなくて困っています。 たしか「細部の事実が、全体の体系に関わる」というような意味のことばだったと思います。 欄外で注がつけられていました。 なんという言葉だったかご存知の方、教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
"holon"、Arthur Koestlerという哲学者が著書「ホロン革命」などで提唱した概念ですね。 ギリシア語をベースにした造語のはずです。 西洋的な要素還元主義に対するアンチテーゼとしての「ホロニズム」の基本原理、 という位置づけと捕らえて大きくは間違っていないと思います。 ハガレンで有名になった錬金術の基本原則 「一は全なり 全は一なり」にも通じると個人的には解釈していますが、 深すぎてまだまだ理解できません。 その他、 C.G.JungのKollektives Unbewusstes(いわゆる集合的無意識)だとか、 仏教法相宗の唯識におけるmanasあたりも同じ方向を向いた概念だと直観していますが、 真に理解できたら哲学で博士号が取れてしまいそうな深~くて研究しがいのあるテーマですね。
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- neco8715
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回答No.1
コミックス六巻にありました。(54ページ)「ホロン」部分でありながら、全体の構成に関わる機能・性質を持ち、それぞれが全体と調和して機能する単位。
質問者
お礼
ありがとうございます。 ページ数と、正確な記述もいただき、助かりました。
お礼
ありがとうございます。 今「ホロン」でwikiを引いてみたところ、いまいちどんな概念か分からなかったのですが、 >要素還元主義に対するアンチテーゼとしての「ホロニズム」の基本原理 と書いていただいたので「還元主義」を調べ、その意味のアンチだと思いながら読んだら、おぼろげにイメージがわきました。ありがとうございます。 >ハガレンで有名になった錬金術の基本原則 >「一は全なり 全は一なり」 ああ!なるほどー。 参考になります。 「集合的無意識」や「manas」も調べてみようと思います。 ご回答ありがとうございました。