まず成果主義についてですが、No.1、No.2の方々のご説明のとおりですが、少し補足させていただきますと、
1)成果主義の100点の方法論は存在しないことを理解しておく
これは技術的な問題だけでなく、何を高い成果(目標達成)とみるのかが
企業やTPOによって異なるからです。
営業は数値判定がしやすいとされますが(実は難しいのですが)、
管理部門はしにくいなど、
目標設定→価値判定→結果判定が難しいのです。
2)能力主義との違いを明確にする
能力主義とは「○○できる」ことを基準におくわけです。
「4番が打てる」-これが能力主義
「4番の結果を出す」-これが成果主義
誰もが結果を出せればよいのですが、時にはチームバッティングも
必要でしょうし、若手の育成も必要です。学卒新入社員に部長と同じ
結果を求める企業はないでしょう。
以上簡単ではありますが、成果主義を考えるキーワードをあげてみました。
できれば、
1)若年層には成果主義だけでなく能力の向上度(能力主義)を評価対象に加え、
2)管理職クラスは成果主義だけでもよい
この場合は目標を与えるのではなく自分で立てることが
もっとも大切なことです。当然低すぎる目標は再考させてよいのですが、
最終的には自分で立てさせること。押し付けはヤル気を阻害します。
次に現在のレベルより少し高い目標に設定されるようにすること。
某大手企業では達成できる目標しか立ててこないので、全員が良い評価
となっています。企業業績は坂道を下っているにもかかわらず。
当然達成できる目標ですからモチベーションは皆無です。
子供でもそうですが、できなかったことができるようになる嬉しいのと
同じで大人でもがんばれば達成できる目標(現在より少し上のレベル)を
自発的に持たせることが重要です。
成果主義に関する書籍は多々出版されていますので、読まれてみてはいかがでしょうか。
お礼
ありがとうございます。いろいろ本を読んで私なりにいかに行なえばモチベーションを上げることができるか考えてみたいと思います。