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pKaが小さいと酸性?塩基性?
pKaが小さいとH+を放出するので酸でよいのでしょうか? ある論文でpKaが2.7で小さいので塩基性の物質とかかれていたのですが? pKaが小さいと酸・塩基どちらになるのでしょうか?
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定義通り. そして強い弱い,酸性塩基性はしょせんは比較の問題に過ぎない.
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noname#62864
回答No.2
pKaが小さいほど強酸です。それは定義式を見れば明白です。 ただし、重要なこととして、塩基性と言うのは、本来はpKbで議論すべき事項ですが、pKaの方がデータとして広く用いられるために、塩基性を議論する時に、その共役酸のpKaで議論することが多いです。すなわち、『共役酸が強酸であるほど塩基は弱い』ということです。 たとえば、酢酸イオン(あるいは酢酸ナトリウム)と水酸化物イオン(あるいは水酸化ナトリウム)の塩基性の強弱を議論する時に、酢酸(酢酸イオンの共役酸)のpKaと水(水酸化物イオンの共役酸)のpKaを比較します。前者の方がpKaが小さく、強い酸であるために、その共役塩基である酢酸イオンの方が弱い塩基であると言う理屈です。 こういったことは、きっちりと本に書かれているべきことだと思いますが、その辺りが曖昧なままになっていることもあるように思います。