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神代文字は本当に古代の文字なのですか?
神代文字は、漢字が渡ってくる前から、本当に日本に存在していたのですか。
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漢字伝来以前の紙に書かれた神代文字は存在しません(近世以降がほとんど)。石碑などに刻印されたものも鑑定された年代は近世以降とされています。 また、音韻学的には明らかに「いろは」や「あいうえお」成立(10-11世紀とされています)以降の音韻体系に属する文字であり、がんばって遡っても漢字伝来以前である可能性はありません。 なお、もし漢字伝来以前に使われていたとしたら、その体系に影響を受けた記法などが存在しているはずですがそういう文献がないのです。 以上を合わせて考えるとやはり、近世以降と思われます。 漢字伝来以前に符丁などとして用いられた象形文字のようなものがあったことは否定しませんが、それと神代文字がつながるという研究成果は認められたものとしては無いと思います(在野とかトンデモさんのまでは知りませんが)。
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- jayoosan
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伊勢神宮の保管文献に、稗田阿礼の唄とされるものが、神代文字とともに残されています。 http://members2.jcom.home.ne.jp/1616187901/kataru/kataru026hiedanoare.htm (この画像はぼけていますが、書籍によってはもっとはっきりと描かれているものがあり、それがオリジナルの写真なら阿礼の名前まで読めます) これ阿礼の時代のものではなかったとしても、なぜ伊勢神宮がこれを保管し、さらにただ持っているというだけではなく文献番号まで振られその番号まで外部に知られており、見に行った研究者も存在するようです(かといって公開し、自由な研究対象にしてもいないようにも見えます)。 伊勢神宮がこれを保持していることの意味や、伊勢神宮のこの文献に対するスタンスや解釈を私は知りたいなと思います。
お礼
ありがとうございます。 存在していたかも知れないということですね。 なにせ伊勢神宮ですから、あやしげな神社ではありません。 わけを知りたいですね。
- orkney
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大学で国語学を学びました。神代文字についても学びましたが、存在については否定的でした。やはり無い可能性の方がはるかに高いでしょう。 日本語は意外なほど古典語の音韻研究が進んでいる言語です。平安時代の経典読解に使われた「悉曇学」が現代の音韻研究に生かせたからです。 たとえば平安時代初期ごろまでは、ア行の「え」とヤ行の「え」とは明確に区別されており、いろは歌以前の手習い歌「あめつちの言葉」では「榎」と「枝」は別の発音として扱われています。また、上代には日本語の母音は8つあったであろうとされています(上代特殊仮名遣い)。ところが、神代文字には上代特殊仮名遣いを踏まえていないものがほとんどです。 まず、神代文字は無いと考えるべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。やはりそうですか。
ほーれ。 つー_ー)つ http://www.page.sannet.ne.jp/tsuzuki/sinmoji.htm
お礼
な~んとまあ、多々あるよ!(*^m^*)
お礼
ありがとうございます。 アイウエオの表にピッタリ対応しているのが怪しいですね。 >漢字伝来以前に符丁などとして用いられた象形文字のようなものがあったことは否定しませんが どんなのがあったのか、また教えてください。