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法学部で、解剖実習がありますか?
こんにちは! 私の知り合いに、法学部の学生がいるのですが、なんと解剖実習が授業の一環としてあったというのです。 「え?なんで、法律と関係あるの?」と聞いたのですが、 「そういうのものなの。」としか答えてくれず、ハッキリとした理由が分かりません。 そもそも、私の知り合いが通っている法学部が変わっているのか、それとも全ての法学部の学生が解剖実習を受けるのかどっちなのでしょうか? もし全ての法学部の学生が受けるのならば、ごく簡単でよろしいですから何故、弁護士、裁判官になるような人達が解剖実習を受けるのか教えていただけますか、よろしくお願い致します。
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先賢御回答の通り、「法医学」の講義の一環であろうと思います。 回答子は医学部のある大学の法学部に通っておりまして、2・3年時に選択科目として「法医学」が開講されていました。 #ただし、種々の理由から隔年での開講で、2年時は選択必修とバッティング、4年時はそれどころじゃないという理由で受講はしませんでした。刑法か刑訴法の延長線上に位置する講義だったと思います。まあ、この辺の講義はどちらかというと教養な世界だと思いますが・・・。 上智のシラバスは https://www.sophia.ac.jp/syllabus/2004/05_01_30430.html こんな感じです。 また、学士号を与えるに際し、学習指導要綱があるわけではないので、「法学部生はすべてこのような講義を受ける」ということはないと思います(回答子に至っては法学部なのに六法でもとってない単位がある) この講座、医学部に行きますが(全ての回ではありません)、法学部生はあくまで「見学」だけでした。 法律的な縛りと、「トーシロに貴重な御遺体をさわらせんじゃねーよ(大意)」という倫理的な側面があるのであろうと思います。
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- Sasakik
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私が法学部の学生だった頃だから、25年ほど昔の話になりますが・・・ まず、#6サンも指摘していますが、前提条件として解剖実習には執刀、指導に医師の存在が必要条件ですから、もし、法学部で解剖実習を実施しているとしたら「医師のいる法学部」となりますねぇ。ご友人の在籍する大学の法学部には医師の指導教官がいると言うことですかね? で、私の通っていた大学の法学部の刑事訴訟法のゼミでは「死体剖検の”見学”」がありました。 ゼミの指導教官が警察から移植を受けた医師(監察医のいない地方都市でした)と懇意にしていたことから、刑事訴訟の現場体験の一環としての「見学コース」をゼミのカリキュラムに組み込めたようです。あ、当然のことながら、場所は医師の勤務先でした。 アナタの聞き間違いの可能性もありますが、ご友人が解剖「見学」を解剖「実習」と言い間違えたんじゃないか と(万一、見学と実習を本気で混同していたら、法学部の大学生の言語力としては・・・(^。^;))
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ご回答ありがとうございます。 <で、私の通っていた大学の法学部の刑事訴訟法のゼミでは「死体剖検の”見学”」がありました。> これの事を言っていたのか!!! やっと分かりました。 <刑事訴訟の現場体験の一環としての「見学コース」をゼミのカリキュラムに組み込めたようです。> ということは、普通は中々ありえない授業だった分けですね。 <アナタの聞き間違いの可能性もありますが、ご友人が解剖「見学」を解剖「実習」と言い間違えたんじゃないか> すいません、私の友達との会話の一部始終です。 友達「法学部飽きちゃった。 ・・・医学部に入りなおそうかな。 でもやっぱ医学部難しいかな?」 私「さぁ~、それほど難しいとは思わないけど、(友達は昆虫すら怖がるので、)解剖実習で気絶する人とかいるけどその辺は大丈夫なの?」 友達「あのね~、法学部でも解剖するんだよ。」 私「え? なんで、法律と関係あるの?」 友達「癌患者の遺体を解剖するのも見たんだよ。」 私「だからなんで? 法学部でそれをするの?」 友達「そういうものなの。」 ・・・よくよく考えたら、『解剖実習』とは一言も言っていませんでした。 要するに『解剖見学』の話をしていたんだと思います。 やっとなぞが解けました。 ご多忙の中ご回答感謝します。
追加 解剖実習は「解剖学」でします。解剖学教室が担当です。 医学科でも法医学は座学です。行政解剖は法医学講座でしますが、授業にあわせて用意できるものではありません。
お礼
再度のご回答に感謝いたします。 <行政解剖は法医学講座でしますが、授業にあわせて用意できるものではありません。> 確かに、そう簡単に人体は手に入りませんね。 <医学科でも法医学は座学です。> 本来的には、座学の所をどういうわけか、座学じゃなくなったと言うことなのでしょうかね? すいません、まだ私にはよく分かりません。 ご多忙の中再度のご回答感謝致します。
人体の解剖はむやみやたらには出来ません。死体損壊罪というものがあります。司法解剖、病理解剖などは医師免が必要です。 それ以外に医学科と歯学科は正規の授業で解剖をします。これは卒業要件単位ですし、国家試験受験資格を満たすために必須です。 看護などの保健学科は解剖の「見学」や標本になったものを教材にします。大学病院などを持つ一部の薬学部も解剖後の臓器や肉片の一部で標本つくり等をしますが、解剖は出来ません。(人体以外、うさぎやねずみは解剖します) 法学部で人体の解剖実習はありません。法医学教室は医学部の中にあります。
お礼
ご回答感謝致します。 <人体の解剖はむやみやたらには出来ません。死体損壊罪というものがあります。司法解剖、病理解剖などは医師免が必要です。> ですよね! <法学部で人体の解剖実習はありません。法医学教室は医学部の中にあります。> ということは、一体どういうことになるのか? 私にはさっぱり分からなくなってきました。 ご多忙の中ご回答感謝いたします。
- 87fun
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お礼
再度のご回答感謝します。 なんと、あの東大では法医学があると言う事は、やっぱり、法学部の学生が解剖の授業をうけるんですね! 素人ゆえに、『法学部=法律の勉強だけ』と思っていました。 法学部はおくが深いんですね。 ご多忙の中再度のご回答感謝致します。
- gwkaakun
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少なくとも、母校の明治大学と、モグリで講義を受けていた立教大学の法学部では無いです。 っていうか、明治と立教にはそもそも法医学の講義すらないです。 法医学は多分医学部じゃないと無いですよ。
お礼
ご回答感謝致します。 <少なくとも、母校の明治大学と、モグリで講義を受けていた立教大学の法学部では無いです。> やっぱり、それほど必要ではないって事なんでしょうね! 法律と人体、素人にはつながりが見えません。 ご多忙の中ご回答感謝いたします。
- 87fun
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法学部で法医学を履修する人は解剖実習くらいはするんじゃないすかね。 恐らく見学だけでしょうけど。
お礼
ご回答感謝いたします。 私はもちろん法学部の学生ではありません。 法学部に法医学があることすら知りませんでした。 やっと少しずつ分かってきました、ありがとうございます。
考えられるとすれば「法医学」の授業ですかねぇ…。 ただ、私が受けた法医学の講義はすべて座学でした。スライドで写真くらいは使いましたけど。
お礼
ご回答感謝します。 <考えられるとすれば「法医学」の授業ですかねぇ…。> なるほど! 法医学というものがありましたね! <ただ、私が受けた法医学の講義はすべて座学でした。スライドで写真くらいは使いましたけど。> 法学部の学生が結構人体について勉強んですね! ご多忙の中ご回答感謝します。
- miu_chan
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その学校の教育方針・カリキュラムによりけりですが、 私の通った大学の法学部法律学科では、ありませんでした。 やるとしたら、法学部でも、一般教養課程の履修が必要なので、 その一般教養課程の中に、解剖学とか生物学があったのかもしれません。 おそらくそうじゃないかと思います。
お礼
ご回答感謝いたします。 <私の通った大学の法学部法律学科では、ありませんでした。> やっぱり、受けなくても良いものなんですね。 <やるとしたら、法学部でも、一般教養課程の履修が必要なので、 その一般教養課程の中に、解剖学とか生物学があったのかもしれません。> その大学では必修科目らしいのですが、一般教養の必修科目だったのかも? 人体の癌で死亡した人の解剖をしたと言っていましたが・・・。 兎に角、説明が下手な知り合いで・・・。 ご多忙の中ご回答感謝致します。
お礼
丁寧なご回答感謝致します。 <回答子は医学部のある大学の法学部に通っておりまして、2・3年時に選択科目として「法医学」が開講されていました。> なるほど!!! やっと、やっと、分かりました。 そういうことでしたか! <上智のシラバスは> 参考URLありがとうございます。 解剖の見学があるという事実だけでなく、何故そのような授業があるのかもやっと分かりました。 <また、学士号を与えるに際し、学習指導要綱があるわけではないので、「法学部生はすべてこのような講義を受ける」ということはないと思います> なるほど、やっぱり、全ての学生が受けることはないんですね。 <この講座、医学部に行きますが(全ての回ではありません)、法学部生はあくまで「見学」だけでした。> 友人が、あまりにも見事に何があったのか描写したので、てっきり友人自身が解剖したのかと思っていましたが、よくよく考えたら「見学」した内容を話していたのだと思います。 <法律的な縛りと、「トーシロに貴重な御遺体をさわらせんじゃねーよ(大意)」という倫理的な側面があるのであろうと思います。> 確かに、貴重な御遺体を素人に触らせる・・・、ましてや解剖させるわけがありませんね。 どうも、友人の話の内容をだいぶ誤解していたようです。 ご多忙の中ご回答感謝致します。