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メグミルクの紙パック
メグミルクの新しい牛乳は、「酸素と熱と光から守られた」を売りにしていますが、メグミルクの紙パックは酸素を通さないのですか??
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メーカーはリニューアルしたメグミルクの商品特徴として、 >「メグまごころ製法(特許第415134号)」により、酸素と熱と光から守られた牛乳を毎日、おいしく、手軽にお飲みいただけます。 としています。 紙パックが「酸素と熱と光」すべてから牛乳を守るとは宣伝していないはずです。 紙パックは僅かに酸素を通します。 酸素透過率測定装置 http://www.ipros.jp/products/059895016/ 生乳が搾られた時に溶け込んだ酸素を取り除くことで、加熱殺菌による味の変化を抑えることができます。 生乳自体を低温(10℃以下)に保ったまま、何も加えずに生乳に含まれている酸素を瞬間的に除去する特許製法(特許第4015134号)による成果を「酸素」と「熱」をキーワードにしたおいしい工夫の訴求点としています。 メグミルクの独自の改良を加えた赤インク(特許出願中)を使った紙パックは、品質劣化に影響する低波長光を効果的にカットする遮光容器なので、「光」から守られた牛乳を消費者に届けられるということです。 照明に含まれる低波長(約400~550nm)の光が牛乳に当たると牛乳中に含まれるビタミンB2が周囲の酸素を活性酸素に変え、品質劣化(酸化)を促進します。 メグミルクの新しい紙パックは、この品質劣化に影響する低波長光を効果的にカットすることにより、周囲の酸素が活性酸素に変化するのを抑制するわけですから、「酸素」から守るという表現もできないことはありません。 参考URL メグミルク 新鮮さの秘密 http://www.megmilk-gyunyu.com/tasty/index.html
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。 インクにまで工夫があるとは驚きです。 ああいったキャッチコピーの裏には企業の大変な努力があるんですね。 是非一度飲んでみようと思います。