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標準電極電位について質問します。
硫酸溶液中で、つぎの2つの反応の標準電極電位E゜が Fe^3+ + e^- ⇔Fe^2+ E゜=0.77V Ce^4+ + e^- ⇔Ce^3+ E゜=1.44V であるとき、0.1mol/lのFe^2+水溶液100mlに0.1mol/lのCe^4+水溶液を10ml滴下した場合の電極電位Eはいくらか。 という問題で、 E=E(Fe^3+)゜+0.06 log([Fe 2+]/[Fe 3+]) E=E(Ce^4+)゜+0.06 log([Ce 3+]/[Ce 4+]) という式が成り立つことは分かったのですが、この先から進みません。 どなたか詳しい解説お願いします。。
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この反応は,Fe の酸化還元滴定として非常に有名,かつ有用なものです. Ce を無視するという答がありましたが,最初から無視してしまってはなんにもなりません.ちゃんと考えます. 反応は Fe2+ + Ce4+ = Fe3+ + Ce3+ です.つまり,Fe2+ が減少した分だけ Fe3+ と Ce3+ ができていることになります.また混合後に到達する平衡状態の話ですから,このときの電位は Fe2+/3+系と Ce3+/4+系の双方が一致していなくてはなりません. 電位条件から (質問文中の式は間違っています), 0.77 + 0.059log([Fe3+]/[Fe2+]) = 1.44+0.059log([Ce4+]/[Ce3+]) また,[Fe3+] = [Ce3+] です. そのほか,滴定条件から,体積の可成性を仮定して [Fe2+]+[Fe3+]=0.1×(100/110) [Ce3+]+[Ce4+]=0.1×(10/110) これらを連立させると,[Fe2+],[Fe3+],[Ce3+],[Ce4+] のすべてを求めることができます (4変数に対して方程式が4つ). あとの計算は自分でやること. この結果から,Ce4+ が事実上存在しないということが示せます.もっとも,Ce4+ がほとんど存在しないということだけなら,最初の電位の関係式と Fe3+ と Ce3+ の関係からすぐに導けますので,それを明示した上でそこから計算を初めてもかまいません.
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本来はCeとFe両方について調べますが、非常に複雑になるので、この場合単純化して一方だけ計算して下さい。 つまり Fe^2: 0.1(mol/L)×0.1(L)=0.01 (mol) Ce^4: 0.1(mol/L)×0.01(L)=0.001 (mol) ですので、単純に考えて、Ce^4は無視、Fe^3とFe^2は1:9になります。
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回答ありがとうございます。 少し難しく考えすぎてました。。 やっと理解できました。 また機会があればお願いします。
- usokoku
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FeとCeのそれぞれの化学平衡(硫酸濃度が記載されていないので、条件によっては硫酸との平衡を含む)から、濃度比を計算してみて炊く材。 そのこは代入するだけ。溶液中での平衡定数がわからないと、見当がつきません。平衡がないのであればないで計算方法がありますけど。
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回答ありがとうございます。 少し難しく考えすぎてました。。 やっと理解できました。 また機会があればお願いします
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電位の関係式間違っていましたね。すいません。 なんとなく理解できました。 もうちょっと自分で考えてみます。 回答ありがとうございました。