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翻訳家になるために留学は不可欠??

私は現在大学生で、英日もしくは日英翻訳家になることを夢みています。 希望の分野はメディア翻訳、もしくは文芸翻訳なのですが、 それを研究室の先生に伝えたところ、 その分野で翻訳家になるには留学経験がないと厳しいと言われました。 また家族にも同じ様に、「文芸翻訳家になるような人は その言語を使う国に何年も住んでる人じゃないの?」と言われました。 確かに、メディア・文芸翻訳の分野ではスラングなども普通に出てくると思うし、 そうすると通常の文法や語彙を理解してるだけではだめだというのも分かるので、 先生や家族の意見はもっともだと思います。 ですが、本当に留学しないとこういった分野で仕事をこなすのは 難しいのでしょうか? ずっと日本にいながら勉強するなら、その他の分野を目指すしかないのでしょうか。 何も大学を卒業してすぐさま翻訳家になるつもりはありません。 卒業してからずっと勉強して、時間がかかってもいいからいつかは 翻訳家になりたいと思っています。 それでも日本にいながら文芸分野を目指すのは無謀なのでしょうか。

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  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.4

まず結論から言うと「翻訳家になるには留学経験がないと厳しい」なんてことは、まったくもってありません。ほかのご回答にもあるように、留学経験どころか、外国語もろくに話せない有名なプロは大勢います。その代わり、母国語の文章は文芸作家並みに上手なわけです。 ただし、それはベテランの先生方のこと。今は海外に出たことがない人のほうが少ないご時勢なので、今後、お仕事を始める世代は、少しでも外国のナマの感覚に精通していないと、同世代のライバルたちに先を越される可能性が高いと私は思います。 ただし、留学が近道だとは決して思いません。そもそも中身のない留学なら、役に立ちませんから。それよりも、せっかくの自由がきく学生時代、夏休みなどに長期の海外旅行に行ったり、公的で安価な国際交流イベントや学内でネイティヴや留学生と交流したり、外国人が多く集まるところでアルバイトをしてはどうでしょう。ペンパルを持つのもいいですね。 また、ジャンルへの没頭ですが、翻訳は何か得意分野がないと、なかなか売りになりません。例えば、「この作家のことなら、このアーティストのことなら、誰にも負けないくらいに詳しい」などと言えるような知識があれば、雇用主は「じゃあ、英語の原文に書いてあることの背景がすぐにわかって、作業が早いだろう」とか「日本語の訳文も、ファンが見て不自然に感じないものを作ってくれるだろう」と考えてくれます。何か興味のあるものについて、とことんオタクになるといいでしょう。 また、文章力の養い方ですが、翻訳は外国語を母国語に訳すのが一般的なわけです。あなたの母国語が日本語なら、できれば、翻訳された文章よりも、最初から日本語で書かれた秀作をたくさん読み込むことで、「いい文章」の感覚を身につけるといいと思います。

kuroneko--
質問者

お礼

とても具体的なご回答で、大変助かりました。 「最初から日本語で書かれた秀作」というのは 日本人の作家さんによる、日本文学ということでしょうか。 今からでも読み込んで、勉強しようと思います。 ありがとうございます。

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その他の回答 (3)

  • neckon
  • ベストアンサー率45% (156/340)
回答No.3

今の現役翻訳家で、留学経験のある人は、それほど多くありませんよ。むしろ翻訳するジャンルの作品をどれだけ読んでいるかのほうが重要です。 日本語を母語とする人が、メディア・文芸翻訳で日英をやることは、まずありません(ビジネスではけっこうありますが)。とくに文芸では、ターゲット言語で作家並みの文章を書けることが必要条件ですから、文芸の日英翻訳家を目指すなら、留学して、現地に住んで、現地人になりきるくらいの覚悟がないと、難しいかもしれませんね。 逆に英日で文芸やメディアをやるなら、留学とかTOEICとかいったことは考えず、まずは目指すジャンルに没頭するのが一番でしょう。

kuroneko--
質問者

お礼

回答ありがとうございます。大変参考になりました。 日英と英日での違いもとても興味深かったです。 目指すジャンルに没頭するというのは、 文芸ならば翻訳家さんの実際の作品などをたくさん読むとか、 そういうことでしょうか? メディア翻訳となるとちょっと具体的な方法が分かりませんが、 目指すジャンルの実際の作品にもっと触れてみようと思います。

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  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6342)
回答No.2

通訳です。翻訳もやります。 通訳と言うのはいきなりなれません。通訳をやっている人を見るとたいてい中年以上です。熟年も多いです。 外大を出て語学をたくさん使う職場に入る→数年間経験を積む→日本語もうまくなって、一般常識もつけて、外国語をしっかり磨いて→通訳や翻訳家となります。 通訳というのは話すのがうまければ良いのですが、翻訳家というのは話すのは下手でもいいのですが、文章力はかなりのものでないといけません。新聞記者並でないと。

kuroneko--
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 やはり通訳・翻訳になるまでの道のりは長いのですね。 肝に銘じておきます。

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  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.1

日本語のほうは仮にOKとして(日本語力も問われますから)、そのような英語力をつけようと思うのと、確かに大変ではないかと思います。 ただ不可能と決め付けることはないと思いますけど。 たとえば、有名な戸田奈津子女史は留学はしていなかったと思いますよ。

kuroneko--
質問者

お礼

回答どうもありがとうございます。 戸田奈津子さんは留学してなかったんですね。 知りませんでした。励みになります。

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