診断書を取って事件発生地の警察に行くのは既出の通りです。
印鑑と運転免許などの住所氏名、生年月日を証明できるものも持参されると尚良いでしょう。
その際に告訴状(Web検索をすれば書式がたくさんあります)を用意できればよいのですが、無理な場合は生活安全課で被害届を提出下さい。
(用紙は警察にあり、書き方もその場で教えてくれます)
できれば事件に至った経緯を自分なりに纏めて、時系列で箇条書きにしたものを書面で提出すると、担当官が被害者調書を作成する際にとてもスムースに行き、送検の際の添付証拠となりますので、是非作成されることを勧めます。
書式は自由ですが、下記事項は冒頭に記載下さい。提出年月日、○○警察署長殿、自分の住所氏名、本籍、生年月日、電話番号、捺印
「傷害事件被害上申書」の掲題、事件概要、事件発生日時場所、加害者名、加害者連絡先(判る範囲で)、証人名と連絡先(証人がいる場合)。
その次に、時系列かつ箇条書きで事件に至るまでの実際の状況、双方の発言、傷害の詳細(例えば右手拳で右頬を続けて2回殴打など)、被害の詳細(全治10日など)、最後に迅速なる捜査・立件、相手への希望処罰度合い(厳罰に処罰願いたい)などを記載し、最下段に「以上」を記して結ぶ。ページが複数の場合は下部にページ番号を振る。
で良いでしょう。
ここまでやっておけば警察も放置したり適当にあしらうことができなくなります。
受理されれば担当官が相手方を呼び出し調書を作成しますが、通常調べの際に相手側に「示談」を諭します。まともな職を持っている者であれば立件されることの不利益が判っておりますので、すぐさまあなたに示談申し入れがあることでしょう。
もし相手が拒否すれば恐らく送検され、次は検事から再度示談の諭しがあります。これも拒否すれば被害程度にもよりますが、通常初犯であれば略式起訴となり、罰金刑が下されることになります。
示談して何とか立件を免れたいと思えば、あなたに申し入れてくるでしょうが、まともな職にも就いておらず、金もない相手だと賠償金を得るのは相当苦労すると思います。
賠償請求訴訟を起こすのは簡単ですが、こんな相手だと勝訴しても回収するには相当な苦労を要し、軽い傷害程度では弁護士や司法書士に依頼すると大赤字になってしまいますので、実際は諦めるしかない場合も多くあります。
まずは警察に上記の方法で被害を届けて、示談の様子を見てから再度ここで次の段階の質問をされることをお勧め致します。
補足
事細かなご説明ありがとうございます。 熟読させていただき参考にさせていただきます。 御礼などはのちほどさせていただきます。