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「していただいた」の使い方について
- 「していただいた」という言い方に場合によって違和感を感じることがある。
- 相手が言う場合はそのまま聞いているが、こちらから言う場合は「してくださって(ありがとうございました、等)」と使っている。
- 「に」「が」が違う気がする。占い師さんなどには違和感はないが、DJが「お送りいただいた」を使っていた。丁寧語では「していただいた」という言い方が間違いではないかどうかわからない。
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質問者が選んだベストアンサー
はじめまして。 ご質問1: <(1)「○○さんに○○していただいたのでたすかりました」 (2)「○○さんが○○してくださったのでたすかりました」 意味は同じですが、「に」「が」が違う気がするんです。> 1.(1)「○○さんに○○していただいたのでたすかりました」: (1)この「~していただいた」の常体は「~してもらう」です。 (2)動作の主体となる「人」には、動作・作用が起こるもとにつく格助詞「に」が使われます。 (3)従って、 「人に~してもらう」→「人に~していただく」 の流れで文法的にも合っています。 2.(2)「○○さんが○○してくださったのでたすかりました」: (1)この「~して下さった」<「して下さる」の常体は「~してくれる」です。 (2)動作の主体となる「人」は、動作・作用の主体につく格助詞「が」「は」が使われます。 (3)従って、 「人が~してくれる」→「人が~して下さる」 の流れで文法的にも合っています。 ご質問2: <「お送りいただいた方には~を差し上げます」 と言っていたので 「お送りくださった方~」ではないのかな?と思いました> 1.敬語法に違和感がある場合は、常体に直してチェックするといいでしょう。 2.この文の常体はそれぞれ以下のようになります。 (1)「お送りいただいた方には」→(常体)「送ってもらった人には」 (2)「お送りくださった方には」→(常体)「送ってくれた人には」 (3)両方の常体を比べてみると、明らかに(2)の方が正しい用法だとわかります。おっしゃるように、下の「お送り下さった方には」が正しい語法となります。 ご質問3: <「してくれた」の丁寧語は「していただいた」で間違いではないのでしょうか?> 間違いありません。 1.ただ、「丁寧語」ではなく「尊敬語」になります。 2.「してくれる」のは相手の動作ですから、相手の動作につく敬語は「尊敬語」に分類されるのです。 3.以上から、「していただいた」は「してくれた」の尊敬語になります。 4.なお、これをさらに敬語の度合いを高めるために、「丁寧語」の「ます」を使って、 「していただきました」 とすると、より敬意が高まります。 以上ご参考までに。
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- jo-zen
- ベストアンサー率42% (848/1995)
以下のURLを参考にしてみてください。 http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/keig/c01.html http://homepage3.nifty.com/i-yasu/
お礼
ご回答いただきましてありがとうございました。
- DIooggooID
- ベストアンサー率27% (1730/6405)
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
はじめまして。他カテでParismadam様のお名前はよく拝見させていただいております。 (1)「○○さんに○○していただいたのでたすかりました」 (2)「○○さんが○○してくださったのでたすかりました」 これについては、わたしの書き方が悪かったようでした。 こういった文章の場合、わたしならこのように「に」「が」を使うのですが、『○○さんが○○していただいたのでたすかりました』という文をよく見聞きするので「に」「が」おかしいのでは?と思っていたんです。 >ご質問2: >(1)「お送りいただいた方には」→(常体)「送ってもらった人には」 そうです!これなんです、いつも「違和感」を感じていたのは。 常体に直して考える、という事の必要性を改めて感じました。 それと、「していただいた」は丁寧語ではなく、尊敬語なのですね。説明を読んで分かりました。 当たり前すぎて(??)答えがいただけないのかと少々がっかりしていた所、丁寧な説明をしていただけて大変たすかりました。ありがとうございました。