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○○短調の曲が悲しげで、△△長調の曲が楽しそうな理由
簡単な分け方で申し訳ないのですが、音楽で~短調の曲は悲しげなメロディで、 反対に~長調の曲は明るく楽しげな感じです。 言葉で説明できるようなことかも分かりませんが、これはどうしてこのようになるのか教えてください。 (下手な質問文ですみません。)
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超・難しい質問ですねぇ 藁 ドミソ → ソシレ → ファラド → ソシレファ → ドミソ と動かしてみます。ドとミの間は全音、ミファは半音ファソは全音。 この理屈で、次のソシレ ファラド ソシレファも やって 見てください。ソシレファは少し濁った感じ、で、ドミソに 戻ります。 次に、 ラドミ → ミソシ → レファラ → ミソシレ → ラドミ と動かしてみます。ラドミの間は半音が入り、ドミの間は 全音です。 同じように、次の短調も間の距離を測ってください。 正確に言えば難しくなってしまうのですが、 長和音は明るく、短和音は暗く 感じるのは、 半音の入り方のようですね。曲の進行におきまして、 ソシレファ あるいは ミソシレ と動かすのは あえて、不安定な音を作っておいて、ドミソ 又は ラドミ (安定終止)に持って行くためです。 ★ 楽典理論 これ以上 易しく 書けないよ。
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- Tallis
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再投稿になります。 長調でも楽曲のテンポ、リズムによっては暗いものもあれば短調でも明るいものも多くあります。 西洋古典の場合、調が移り変わる転調が多用されますのでモーツァルトの短調の曲の場合では常に短調にとどまっているわけではなく、長調に移り変わって行くことがほとんどなので短調=暗いと断定はできません。交響曲第25番と40番が典型です。 長調も同じで、交響曲第○番○長調といっても第1楽章の出だしが○長調というだけで途中で短調も出てくるので明るく感じる部分もあったり暗く感じる部分もあったりして本当に表情豊かです。 ポピュラーでも大塚愛さんの「さくらんぼ」は軽快で明るい曲というイメージを持たれると思いますが「泣き泣きの自転車の~」の部分はイ短調でよく使うラドミの和音で暗く感じますね。「プラネタリウム」の出だしはニ短調ですがサビはヘ長調という構成で明るい暗いと一面的に決め付けられない情緒あふれる雰囲気が漂っています。
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再度ありがとうございます。 具体的に例を挙げていただき、とても参考になりました。 聴き比べてみます。 どうもありがとうございました!
- cato_01
- ベストアンサー率26% (74/277)
do-miの長3度とdo-mi♭の短3度の違いがこんなにも違うと、あとから重ねられたsoは同じ音なのにベクトルが全然逆になっているような気がします。 こんなことが短調=悲しい・暗いという感覚に影響しているのかもしれませんが、やはり音楽をそういう視点で見ることには抵抗を感じます。 ★ そう言われてみると、抵抗? も分かります。 I → I短 → II と進むと、耳がへん。 I → II → I短 は 自作曲に使う場合が多いです。
お礼
再度、ありがとうございました!
- tattom55
- ベストアンサー率52% (194/367)
基本的にはNo.4さんの意見に賛成。ただ、慣習というより民族性でしょうかね。 3、4分で終わるポップスや歌謡曲の世界では長短どちらかでコトタレリ的なものが多いですけど、15分以上みたいなクラシックの世界ではほとんどの曲で長短両方の世界を行ったり来たりです。また、長調だけという感じの曲でも和音は短和音がいっぱいです。 現代の一般的な音楽が長調と短調の二つしかない、という事実も「明るい」「暗い」の二極化に影を落としているのかもしれません。 「モーツァルトの長調は悲しくて短調は明るい」という人はオレの友人の中にも少なくありません。曲によっては納得できる意見です。 No.3のcato01さん(最近よくお見かけしますね)の回答でふと気づいたことがあります。 do-mi-soとdo-mi♭-soを比べてみますね。 do-mi-soの和音をゆっくり下から重ねて弾くと基点のdoから高みへ広がっていく感じがするのに対して、do-mi♭-soのばあいは下へ引っぱられるような、うつむき加減な感じがしませんか? do-miの長3度とdo-mi♭の短3度の違いがこんなにも違うと、あとから重ねられたsoは同じ音なのにベクトルが全然逆になっているような気がします。 こんなことが短調=悲しい・暗いという感覚に影響しているのかもしれませんが、やはり音楽をそういう視点で見ることには抵抗を感じます。
お礼
詳しくありがとうございます。 安易に考えない方が良いのですね。 ご意見、参考にさせていただいて、ゆっくり色々な曲を(改めて)聴きなおしてみたいと思います。
- dddarkness
- ベストアンサー率22% (2/9)
短調でも、楽しげというか、明るい曲はたくさんありますよね。 交響曲などは短調でも激しい曲が多いため、悲しくは聞こえないと思います。 悲しく聴こえるのはテンポのせいではないでしょうか? 小さい子に音楽を教えるとき、「悲しそうなのが短調」という素人はよくいますが、この教え方を受けた子供は速いテンポの短調も、長調だと思ってしまう子が多いと思います。 で、本題ですが私的に短調にはゆっくりめのテンポの曲が多いと思います。 そのことから短調は悲しいといわれるのかもしれません。 また、音楽は脳にいいということは科学的にも証明されていますが、短調の倍音の比率は脳に悲しい影響を与えるのかもしれません。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 以前集めたクラシック全集のCDがありますので、時間をかけて聴きながら、調べてみたいと思います。 どうもいありがとうございました!
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
私は、慣習の影響が一番大きいと思っています。 なぜなら、アメリカ人が歌う悲しみの歌は、ほとんど長調ですし、ロシア人はみんなで陽気に騒ぐときでも、短調の歌を多く歌います。
お礼
ご回答、どうもありがとうございます。 今度、そういう意識で見てみますね。 興味深いご回答、ありがとうございました!
- Tallis
- ベストアンサー率77% (7/9)
物理学的説明はNo.1番さんがして下さったので楽器を使ってお話をさせていただきますね♪ 長調はドミソで短調はレファラの和音がメインですね♪ ドミソの音列は比較的自然に出てくるので人間の耳に心地よいのでは★ バルブのないベルと細長い管に取手とマウスピースという超シンプルな昔のトランペット、すなわち軍隊らっぱをご存知でしょうか?あるいは中世ヨーロッパの騎士が味方との合図や連絡に使っていた角笛でもかまいません。 これらは金管楽器の祖先ですが19世紀半ばまで重要な楽器でもありました。このシンプルならっぱは最も弱く吹くと鍵盤の下から数えて二つ目のドの音が出ました。そしてもう少し強く吹くと1オクターブ高いドが出ました。さらに強く吹くとソが次ぎは「一つ上のド、次ぎはミ、次ぎはソ」、次ぎはシbでその次ぎはもう一つ上のド.....といったぐあいです。 ちなみに、モーツァルトのオケのトランペットなんかはドミソしか音を出しませんよ(゜o゜)そやから彼の曲は明るい感じのが多いとも言えるんや♪ ただ、あくまでも上で書いたことは和音から受ける感じの話であって実際の曲では長調でもゆったりと演奏すれば悲しげになりますし短調でもロックやユーロビートなんかは悲しく感じませんのでクラシックでも同じ事で一概に言えない面もあります。というかかなりあるで(゜o゜)。
お礼
分かりやすいご回答、ありがとうございました!
- tio_elemen
- ベストアンサー率25% (41/160)
おそらく主和音が長三和音になるか短三和音になるかの違いだと思います。長三和音の周波数比は4:5:6であるのに対して、短3和音は10:12:15となり不安定な響きとなることも要素のひとつだと思います。
お礼
早速のご回答、どうもありがとうございます。 私にはちょっと難しいようです。
お礼
詳しくありがとうございます。 とても分かりやすかったです!