- ベストアンサー
Te Daum dato gratiamus・・・これは何語なのでしょうか?
「神よ我らの感謝を受けたまえ」ある本にこのような一文が出てきたのですが、その原文がタイトルに挙げているものです。ラテン語かと思い辞書を引いてみたのですが見当たらず、フランス語でもドイツ語でもましてや英語でもなく・・・途方に暮れています。どなたか言語に詳しい方、教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一応,ラテン語だと思います。日本の教会でも「テ・デウム」と言います。 クラシックのいろいろな作曲家によって曲がつけられています。 ただ,気になる点があります。普通のテ・デウム(5~6世紀頃にできたといわれている)は, Te Deum laudamus: te Dominum confitemur. Te aeternum Patrem omnis terra veneratur. と始まるのですが,ご質問のものはちょっと違いますね。 もしかしたらこれとは別のTe Deumがあるのかもしれません。 それと,もう一つ気になるのが,本当のラテン語ではgratiamusという言い方をするかなあという点です。 ラテン語はほんの少しかじった程度ですので,できれば詳しい方に回答していただきたいのですが,一応書いておきます。 冒頭の部分は,Te(あなたを)Deum(主を)laudamus(私たちは讃美します)となっているように,~musは動詞の1人称複数形によくあらわれる形ですが,gratioという動詞はないようです。 gratia「(主の)恵み」という名詞ならあるのですが。 datoというのは「~を与え続ける」という意味の動詞の不定形(英語で言う原形不定詞)ですが,こういうところで不定詞を使う用法ってあるのでしょうか。 「(讃美を)しつづけよ」という命令形なら,datare(現在)かdatato(未来)になりそうです。 さらに,datoとgratiamusは文法的にどうつながっているのでしょうか。 こう考えてくると,これって本物のラテン語か?という不安も浮かんできます(単に私が不勉強なだけだったらいいのですが)。あるいは,ラテン語から派生したイタリア語とかスペイン語とか,その他の言語かもしれません。Daumも誤植なのかどうか。 というわけで,回答になっていなくて申し訳ありませんが,ラテン語っぽいということ,また一般にテ・デウムといったらラテン語の祈祷文であることは確かです。
その他の回答 (2)
誤植でしょう。 Te Deumだと思います。 ラテン語祈祷文の有名なものです。
お礼
ご返答ありがとうございました。教えていただいた「ラテン語の祈祷文」で調べてみたら、いろいろと発見がありました。大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
- taknt
- ベストアンサー率19% (1556/7783)
以下のサイトで調べると ラテン語と出ますね。 ためしにイタリア語で 翻訳してみましたが、Daumとgratiamusが 見たあらないようでした。 「あなたDaum のある特定のgratiamus は」 となりました。
お礼
参考に挙げていただいたサイト、大変便利なものですね。そのようなサイトがあるとは知らなかったので、とても参考になりました。またいろいろと調べてみます。本当にありがとうございました。
お礼
大変詳しいご返答ありがとうございます! 誤植かどうか確かめなければなりませんが、もしかしたら「ラテン語っぽく」もじっているのかもしれません。。。とpuni2さんのご返答を見て思いました。だとしたら、私にとってある意味新発見です。 とても参考になりました。本当にありがとうございました。