HPは分かりません。
今日は久しぶりにアクセスできたので、なんとかがんばって説明にトライします。ただし、日本人学習者に分かりにくいものだけに限定します。なお、上から、主観的ながら難易度・重要度別に並べました。
[d3] : これは日本語の「チ」と発音するときに、声帯を振るわせる音(の子音)です。
[3] : これは日本語で隠れんぼをするときの「しーっ!」という音を発音するときに、声帯を振るわせる音です。歯が震えるのが分かったらOKです。
[t+ 'sの長いヤツ’] : これは日本語の「チ」(の子音)と同じです。
[‘sの縦に縦に長いヤツ’] : これは日本語で隠れんぼをするときの「しーっ!」という音を発音するときの子音です。
[j] : これはロック歌手のコンサートで入れる合いの手「イェイ!」の、最初の「イ」の字の音です。
以下は、日本人学習者が自分ではできると思っていながら実はできていないケースが多い発音の記号です。
[‘a の上の部分がないヤツ’] : これは、普通「口を大きく開けて『ア』という」と教わることが多いかと思いますが、これでは分からない。正しくは、鏡を見ながら自分の喉チンコが見えるくらいに喉の奥を広げて、というか、下の奥を押し下げて発音する「ア」です。風邪をひいてお医者さんに行ったとき、喉を見るためにあの銀のヘラを口に入れられてしまいますか? この発音ができると、もう二度とヘラを入れられることはなくなります。
[‘c’ が左右反転したヤツ] : これは上の音とほぼ同じですが、「オ」に聞こえます。上と同様に、日本語の「オ」とはずいぶんと違います。たとえば、hot という単語は、米英語では上の発音ですが、英英語ではこの発音になります。
これでだいたい大丈夫でしょうが、じつは以下の4つも盲点です。
[b] : これは日本語の「ブ」という時の音とずいぶんと違います。正しくは、唇を閉じて、上下の歯を1センチほど開き、上下の唇を歯の間に巻き込み、というか吸い込み、それからしっかりと肺活量を使って「ブ」と吹き出しましょう。[p] も同様です。
[l] : これも日本人は大の苦手。正しくは、舌の「サッキポだけ」を上の歯と歯茎の境目あたりにあてて発音します。鏡を見て、舌先をヘビの頭のようにとがらせられたら成功。
[u] : これも日本語の「ウ」とは大分違います。日本語で「ア」と発音してみてください。それから、唇の先を尖らせて「ウ」と言って見ましょう。そう、それです。上の [l] と組み合わせて、たとえば、'look', 'book' は正しく発音すると、「ラック」「バック」に近づきます。
[ou] : この二重母音も日本人には盲点です。日本語の「オウ」とはずいぶんと違った音に聞こえます。[o] の発音では、唇をもっと開いて、鏡で見た場合、自分の上の歯が見えるくらいに上唇をめくり上げましょう。少しだけ「アウ」に近づきます。
ふー、晩酌がまわってきたので、これにて終わりにします。だいたい、こんなところが重点項目でしょう。
お礼
ありがとうございます。 晩酌の最中にほんとに。 分かりやすい説明なので助かります