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減価償却とは
最近経済の本を読み出したのですが、 『減価償却』と言う言葉がいまいち理解できません。 どなたかバカな俺にも解るように説明して頂けませんか。
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>どなたかバカな俺にも解るように説明して頂けませんか。 ということなので、法律的な厳密な定義などは置いといて概念を。 ■200x年 1億円のお金で事業を起こしました。そして事業に必要な機械を9000万で円買いました。 [会社の資産] 現金1000万円 + 機械(9000万円) = 1億円 ■202x年 20年間その機械を使って、その機械のおかげで1億円の利益を出しました。 [会社の資産] 現金1億1000万円+機械 さて、この時の会社全体の資産をお金に直すといくらでしょう?20年前の機械の価値は9000万円だったので現金と合わせて2億円としていいのでしょうか? もう機械は20年も昔のものでボロボロです。とても9000万円の価値はありません。この時点で評価すると価値は0円でしょう。 つまり、 [会社の資産] 現金1億1000万円+機械(0円) = 1億1000万円 となります。 さて、そうすると、機械の9000万円の価値はいつなくなたのでしょうか?いきなり20年目に9000万円⇒0円となったのではありません。 1年目で使用し始めたときから中古になって価値が下がっています。 2年目になるとさらに使用してぼろくなるのでもっと価値が下がります。 10年後にもなると、かなりボロで新機種も出ていて価値はほとんどないでしょう・・・ 1年目:9000万円 2年目:8000万円 3年目:7000万円 ・・・ 10年目:0円 このように年々、機械の価値は下がっていきます。これが減価償却の概念です。(実際に○○は何年で減価償却して価値が0になると決まっています。)
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- jk39
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#2の方は資産に着目した考え方です。 私は費用に着目した考え方を示します。 企業は会計期間(大抵は1年間)ごとに どのくらい経費がかかってどの位売り上げたかを計算します。 10年使う予定の1億円で購入した機械があるとします。 この機械で作ったお菓子が毎年2000万円で売れたとして、 もし減価償却がなかったら、 1年目は8000万円の赤字、 2年目以降は2000万円の黒字になりますよね。 これでは大きな設備を買うたびに赤字になって、 企業がどれだけ成長したかを知ることができなくなってしまいます。 減価償却では1億円のものを10年で使うなら、 毎年1000万円分の働きを利用してお菓子を作っていると考えます。 (※減価償却の定額法の場合) このため、決算のときに1億円の機械のうち、 今年は1000万円分の機能を使ったので「減価償却費」として今年の費用として、 機械の価値は利用した1000万円分減らしましょうという処理をします。 こんな感じでどうでしょう。
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御回答ありがとうございます。 「減価償却費」について解りやすい説明 大変参考になりました。
- zorro
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お礼
御回答ありがとうございます。
お礼
御回答ありがとうございます。 某カリスマ受験講師の本並みに解りやすく 大変参考になりました。