>上記のようなやり方で三角関数をつかわず
『上記のようなやり方で』なければよいのでしょうか?
[別解1]ベクトルの内積を利用(既に学習済みでなければダメですが...)
例)y=sinθ+√3cosθ
→a=(√3,1) と →p=(cosθ,sinθ)
の内積 (→a)・(→p)=√3cosθ+sinθ(=y)
は, (→a)・(→p)=|→a||→p|cosφ=2cosφ
(ただしφは(→a)と(→p)のなす角)
より,
cosφ=1 つまり →a と →p が同じ向き(φ=0°)に平行の時に最大値2 (θ=30°)
cosφ=-1 つまり →a と →p が逆向き(φ=180°)に平行の時に最小値-2 (θ=210°)
[別解2](こちらの方が初等的です)
(X,Y)=(cosθ,sinθ) と置くと,点P(X,Y)は 単位円 X^2+Y^2=1・・・(1) 上の点を表すので,
この円と XY平面の直線 √3X+Y-y=0・・・(2) とが共有点を持つときのyの値のとりうる範囲を考えれば良い.
[直線(2)は y=sinθ+√3cosθ ⇔ √3cosθ+sinθ-y=0 から考える]
円(1)と直線(2)が共有点を持つ条件は
(2)よりY=y-√3X を(1)に代入して整理した式
4X^2-2√3y*X+y^2-1=0
これをXの方程式と見て,実数解Xをもつ条件は
D/4=(√3y)^2-4(y^2-1)≧0
⇔-y^2+4≧0
⇔y^2-4≦0
⇔(y-2)(y+2)≦0
⇔-2≦y≦2
よって,最大値は2,最小値は-2
ただし,この解法だと,等号成立の条件が少々厄介です.
実は最大値も最小値も X=√3*y/4, Y=y-√3X の時で,それぞれ
最大値2(X=√3/2,Y=1/2 よりθ=30°)
最小値-2(X=-√3/2,Y=-1/2 よりθ=210°)
お礼
いつも回答ありがとうございます。 よくおわかりで。ベクトルはまだです(^^ゞ。 チャート式に別解2らしきものがのっていたのでできるのかな~と疑問に思い ました。 数学っておもしろいですね~。 またよろしくお願いします。