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京都議定書 達成後にどうなる?
京都議定書が達成されたら、未来はどう変わるのか? 21世紀末にはどう変わっているのだろうか?
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- aburakuni
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京都議定書は一部の国のみに努力目標を設定したもので、一番問題児の米国や、次期問題児候補の中国やインは制約を受けていません。 従って人類全体の関与する二酸化炭素排出は減少しませんし、温暖化への影響力も定かではありません。 しかし#2さんも仰る様に、国を越えた目標を立てて達成したと言う満足感がえられ、さらに先に努力を続ける効果はあります。 「せっかく決めても、結局出来なかった」場合には次が無くなりますので、それを考えれば価値のある結果が得られた事になると思います。 個人の場合でも、結果でなく「一所懸命やった」と言う経過が大事な事は多いですよね・・・。
>京都議定書が達成されたら、未来はどう変わるのか? 皆でやった、やったと喜ぶことになるでしょう。 今度は次の目標に向かって頑張ろうねということになると思いますが。 >21世紀末にはどう変わっているのだろうか? 何にも変わらないでしょう。 人々の環境意識が変わるでしょう。 それと、温暖化の次の環境問題が出てきます。 人口問題、都市環境の問題、生態系の問題、水資源の問題、熱エネルギーの問題 もっと、人間生活に密着した問題が出てくるでしょうね。人間が増えすぎていますから。
- y-konsan
- ベストアンサー率37% (30/79)
IPCC第3次、第4次報告によれば、AC1000~1950年までの気温変化は-0.5~0℃の間で変動し、1950~2005年で0.7℃上昇した。気温と相関関係にあるCO2濃度は過去1万年間、260~280ppm間で変動していたが、過去150年間から上昇し始め、現在は380ppmに達している。。 今のままでは、100年後には800ppmに達し、気温は4.5℃(1900年比)上昇する。 地球温暖化によって、今後数世紀間は気温も海面も上昇するので、できる限り低い濃度で安定させることが望まれる。気温が2℃(1900年比)を超えると、最大30%の種で絶滅のリスクが増加、殆んどのサンゴが白化する。 それで、2℃(1900年比)を超えないよう温暖化防止を図ろうと言うのが欧州先進国の目標。そのためには、2050年までに世界全体で今の排出量を半減。EU各国は2050年までに60~80%削減、日本は70%削減で検討中。米国民主党候補も80%削減を公約に掲げている。 気象予報士の中には、ヒートアイランド現象によって現在3℃上昇している東京の気温と混同して、地球の平均気温が2~3℃上昇しても人類はやっていけるように言う人がいますが、これは大きな間違いです。ヒートアイランド現象による温暖化への影響は殆んどない(4次報告)。地球温暖化による1℃~2℃の上昇でも人類や生態系への影響は非常に大きい。誤った情報の発信は極めて有害です。 温度とリスクとの関係は、環境省のIPCC第4次報告で分かりやすくまとめられています。 http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf の47ページ
お礼
答えて下さってありがとうございます。 問題は山積みなんですね。