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戦争と性について

慰安婦の問題について考えようと思ったのですが、これはつめていくと、もっと根本的な「人間と性」というようなところに行き着くことがわかりました。そこに「戦争」というファクターが加わると、なにか雲行きが怪しい問題が「慰安婦問題」という形で象徴されて出てくる気がします。つまるところ、戦争と性とは何でしょうか。 本来人間は「増えるため」に生きています。 戦争とは殺戮であり侵略であるのだが、同時に当事者にとっては、自分の「子種」を撒き散らすという行為を一番の生きがいにしている。それが、占領地で略奪暴行という流れになり、近年まで暗黙の了解であった。それを近代国家的な配慮から、憲兵が厳しく取り締まりをはじめ、自然的な行為が非難されるという流れになった。現代人には、中世のような「殺戮暴行」は精神的に耐えられないでしょうから。 こういう流れって言うのは、なんというか、非常に人間的です。そして、「慰安婦問題」もさらにその残滓から来るものなのでしょう。あるいは、時代の要請というか、間隙を縫って、金銭を求めるという行為に結びついている。 何か、抽象的ではありますが、人間の歴史、その中でも戦争と「性」ということについて、わかりかけています。もう少し力添えを与えていただいてはっきりしたいのですが、お願いできますでしょうか。

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  • dai-ym
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回答No.1

まず戦争とは外交問題を解決させる一つの手段です。 戦争によって解決されるような外交問題の多くは領土問題になります。 「国が狭くなったから、そこの土地をよこせ」 「そのこ土地でいいものが取れるからそこの土地をよこせ」 って問題になります。 別に侵略して他国の女性に襲い掛かる為に戦争をしているわけではありません。 ちなみに慰安婦は民間人を兵隊が襲わないようにするための手段で、 決して悪いものではありません。 古来からちゃんと指揮されている軍隊には娼婦の集団がついて周ることは珍しいことでは無いです。 ちなみに人間は本能的に自分の命が危ないと感じると性欲がたかります。 これは自分が死ぬ前に子孫を残したいと言う本能から来るものです。 常に死と隣り合わせにいる戦場では性欲が高まることは自然なことです。 そうなると何もないと民間人に襲い掛かる可能性は高くなります。 そういうはけ口にプロを使うことが当たり前だったのです。 昔は売春も立派な職業だった。 今は売春は認められていない。 だから今の考えで当時の問題を見てもおかしくなるだけです。

garcon2000
質問者

お礼

歴史的な価値観というものは、本当に信じられないくらい変化するものです。なので、それが歴史的考察の難しいところです。とくに売春などの問題は紛糾してしまいます。本能的な生殖行動というのはたいへん理解できますね。

その他の回答 (3)

回答No.4

まず、戦争というものが人類から外せない要素である事。 次に、戦争による性問題が必然であると同時に、現代文明としては避けるべき対象として、守るべきモラルとして叫ばれている事。 暴論で推測しますが、 ・必然で起こってしまう事故なのにモラルを定義するのもどうなの? というジレンマ ・人類史としては当然の営みなので、戦争の性問題をありのまま許容すべきか? あるいは、我々は考える事ができ、少なくとも社会形態は進歩すべきであるからこの問題を解決すべきなのかというジレンマ ・戦時にモラルを導入する事はできないか? という問題提起 のいずれかを感じているのが問題の本質なのではないでしょうか。 私は折角、人間には知恵があるのだから現在の人間が良いと思う方向へ社会形態を進歩させて行った方が良いのでは、と思います。 具体的には、戦争そのものを起こさないシステム、戦争が起こっても女性には手を出さないシステムの構築ですかね。世界を跨る報道体制と、女性の権利を認める現代ではほぼそうしたシステムは出来上がっているかもしれませんが、中国辺りは何かやらかしそうな気がします。 勿論、人類の人口的繁栄よりも女性の権利が優先される現代だから言える事ですが・・・。 これを大局的観点から観測のみすれば、 まず人類が安定(平和)と躍動(戦争)という時期がある、という観点で見た場合、安定の時にモラルの型が作られ、躍動の時に破られるという周期を帯びる、と見る事が出来ると思います。 いずれは平時モラルと戦時感覚が収斂するかもしれませんが、まだまだその気配は見られません。 平和の時に戦争のモラルを語られても、通用はしないと思います。 戦争の時に平和のモラルは言えるかどうかは微妙ですが・・・。

garcon2000
質問者

お礼

戦争状態というものは、おっしゃるように不可避なのかも知れず、そのときのモラルは平時と比べればかなり異常なものです。しかし、その価値観があったしこれからもあるかもしれないということを認識しなくてはならないでしょうね。基本的には、背に腹は変えられないので、無理な気もします。

  • nacam
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回答No.3

>、「慰安婦問題」もさらにその残滓から来るものなのでしょう 慰安婦問題の根本的原因は、本人に慰安婦となる意志がないにも係わらず、騙したり強制的に慰安婦にさせた事だと思います。 戦争と性の関連とは関係無い事だと理解しています。 そのため、戦争状態でなくても、政府や行政機関にかかわる人が、強制的に、サギ的に売春婦を集めた場合、大問題になるはずです。 そのため、慰安婦問題の論点は、慰安婦を集める事に関して、慰安婦の管理に関して、政府や政府機関の関与があったのかどうかが焦点となっているのです。

garcon2000
質問者

お礼

意志がないということはたいへん問題です。外国の例よりはマシなのかどうなのか分かりませんが。

  • imp-dsc
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回答No.2

なにも難しい話じゃありません。 軍隊はその性質的に若くて健康な男性が兵士がメインの構成員です。女性兵士や50歳とか60歳の男性が兵士になることは無いとは言えませんがあくまでもイスラエルや太平洋戦争末期の日本の話なので特殊なケースです。 で若い男性とは基本的にスケベなので放置しておくと現地の女性を手当たり次第襲うなんて事にもなりかねません。問題としてはやはり襲われる当の女性の被害。それによる現地住民の反発。性病の蔓延による部隊の戦力低下や部隊規律の崩壊等、双方にとって悪影響しかありません。 勿論、歴史上には部隊の指揮官の力量で強姦や略奪をしなかった例はあります。ありますがそれらは数少ない例外だからこそ歴史上に特記されているのです。 完全にゼロに出来ないからこそせめてコントロールしようと言うベターな判断が慰安婦だった・・・それだけの話です。 実際問題、兵士が女性に走らなかったら後はホモに突っ走るか十字軍のエルサレム占領やモンゴル軍によるサマルカンド攻略のように虐殺に行き着きかねないと思うのですがいかがですか?

garcon2000
質問者

お礼

糧食の問題と並んで、管理の難しい問題ですね。軍隊を維持するということの困難さをここに感じます。