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戦争犯罪に対する国家の謝罪について
いつもお世話になります。 最近、フィリピンでも従軍慰安婦に対する謝罪要求の決議案が出た・・・という話を聞きました。 これについてどうしてもわからないことがあるので教えてください。 第二次世界大戦で敗戦した日独伊ですが、戦争中に行った犯罪について、日本は今糾弾を受けています。 しかし、規模だけでいえばアウシュビッツを生み出したドイツなどの方がより大きいといえますし、戦勝国であるアメリカにいたっては世界初の原爆投下に加え、無差別空襲による民間人の大量殺戮を行っています。 というわけで疑問なのですが、 ・これらの問題については、なぜ謝罪が求められないのでしょうか? ・ドイツについては謝罪をしたかしていないかについては各論あるようですが、当の被害者であるユダヤ人の方々はどう思っているのでしょうか。 ・どうも見ていると、今後しばらくこの問題は続きそうですが、60年以上も前の事件に対し、いつまで取り合わないといけないのでしょうか。 何年でも解決するまで、となると、これまでの非人道的な戦争犯罪すべてが謝罪要求対象になってしまうと思うのですが・・・。 ・この謝罪要求というものは、当時の戦争で国際法を著しく逸脱した行為に対し、その非を認めることを求めているものだと認識していますが、であるならば、日本もアメリカにそうした謝罪要求をできるのではないのでしょうか?そういった意趣返し的な外交政策というのはやっぱり意味が無いのでしょうか。 ・そもそも、今になってなぜこの問題がクローズアップされているのでしょうか。戦争責任は裁判で裁かれ、賠償は終わっているのですよね?その後経済協力という名目でアジアの各国には様々な援助が行われているはずです。されたことを忘れて欲しいとは当然言えませんが、戦争を知らない世代に完全にシフトした昨今、そろそろ新しい関係を結べる状況になっても良いと思うのですが…。 現に、原爆を落としたアメリカを普通の日本人は憎んではいませんよね?戦争の結果の哀しい出来事とは認識していますが、いまさら謝罪とは誰も思わないはずです。 いろいろ疑問が出てきてしまいましたが、わかる範囲でお教えいただけないでしょうか。 今回の事件に対する背景が知りたいと思っていますので、謝罪は必要だ!いや、必要ないんだ!的なご意見は申し訳ありませんがご遠慮いたします。 又、慰安婦の強制性はなかったから…の類のご意見も結構です。 なるだけ客観的なご意見をいただけるとうれしいです。 よろしくお願いいたします。
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ANo.2のrin00003です。 日本は、補償、賠償は終わっていますが、それ対して外国が○○○の件はどうするんだ。と勝手に言ってきている問題でしょうか? 補償、賠償は終わっているため、真偽がどうあれ金銭は支払う義務はないと私は思います。 ただ、慰安婦に関して軍が関与してたという、確かな証拠がでてくれば日本政府はその個人に対しては謝罪はするかもしれませんが、証拠がない以上、あやまりたくても、あやまれないのが、一国の首相の立場だろうと考えます。 つまり、お金まで払えば2重払いとなり、それがまかり通るなら皆が言い出し、中には戦後生まれの人も、どさくさに紛れて言い出すかもしれません。 講和までした以上、戦争で受けた個人的被害は、各政府でまかなってもらうのが普通だと思います。
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- Arumik
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日本とドイツの戦後処理の明らかな違いは、戦争を自ら総括し戦争犯罪を暴こうとする行為を、ドイツは行い、日本は行わなかった事です。 日本の問題は、戦争で何をしたか以上に、戦後、隠すことが日本の為になると思い込んで、いまだに隠し続けている事です。 戦後の日本の態度に中国や韓国は怒り、日本が隠そうとしている事を暴き始めました。 南京大虐殺、従軍慰安婦、371部隊問題等々、すべて日本政府はなかったことにしたいようです。 中国や韓国がいまだに日本を追求するのは、仕方ありません。日本はいまだに隠そうとしていますから。 何が正しい史実かは分かりませんが、第二次世界大戦での犠牲者は、日本人約310万人、アシア諸国計2000万人は正しそうです。 私は、日本は第二次世界大戦を自ら総括することが必要だと思っています。
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- shshshhe
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>今になってなぜこの問題がクローズアップされているのでしょうか。戦争責任は裁判で裁かれ、賠償は終わっているのですよね? 別のところでも書きましたが。 戊辰戦争は1867年に行われました。しかしながら、会津若松市では戊辰戦争の憎しみを戦後も忘れておらず、120年後の1987年に萩市から友好都市提携を持ちかけられたが、戊辰戦争のことを理由に断った…ということもあるらしいです。 それから20年たち、どうなったか 60年どころか120たっても解決していなかったケースもあります。 第二次世界大戦に対する恨みを日本の多くの人が抱いていないのは例外的なケースでしょう。 東南アジアでは韓国や中国に比べ、日本に対する憎しみを持っている人は少ないとはよく言われます。そのため、韓国や北朝鮮、中国を特定アジア三国と呼ぶ人もいたとおもいます。 しかし、外務省が2002年に行ったASEAN諸国における対日世論調査 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/yoron.html によりますと、 「第二次世界大戦中の日本について」という質問で「悪い面を忘れることはできない」 と答えた人が、次の割合だけいます。 インドネシア:25%(33, 29) マレーシア:22%(32, 40) フィリピン:33%(36, 37) シンガポール:31%(41, 31) タイ:18%(24, 18)ベトナム:12% ()内は1997年と92年の結果だそうです。 タイヤベトナムでは2割以下ですが、それ以外の国では2割を超えます。 人口分布にもよるでしょうが、2割以上というのは、無視できる数字ではありません。諸条件によっては増加する可能性もあることを考えると余計に無視できない数だとおもいます。 民主主義国家では、三割以上の人間が特定の意見をもつと、政治もそれに多少以上の影響を受けざるを得ないとおもいます。 決議案が提出されたアメリカやカナダでは国民感情がどうなっているのかというのを私は知らないですが……(戦争責任がどうなのか)アメリカやカナダでも非常にたくさんの人が亡くなっていますから、マイナスの感情はあってもおかしくないとおもいます。 フィリピンや連合国のアメリカやカナダで今回の慰安婦に関する決議案がだされたのは、日本に対する憎しみが未だにくすぶっているから…政治もそれに影響を受けざるを得ないという部分もある…のではないでしょうか。 なぜ今かというよりも、いつでも爆発しておかしくなかったものが今になってようやく爆発した…と見ることもできるのでは…。 中国や韓国の抗議に対して日本国内で一部の人が反発し、あるいは失言し、それがアメリカやフィリピンに広がっていったという部分もあるのかなあとおもっています。 >謝罪要求というものは、当時の戦争で国際法を著しく逸脱した行為に対し、その非を認めることを求めているものだと認識していますが、であるならば、日本もアメリカにそうした謝罪要求をできるのではないのでしょうか? 従軍慰安婦問題について日本に謝罪を求めるなら、米国は原爆や、グアンタナモのことを謝罪すべきだ…という意見は、米国の議員であったようにおもいます。 記憶が曖昧で調べ方もわからないのですが、確か下院で本議会より前に外交委員会で慰安婦に関する決議案を扱ったときに議員のうちの誰かが言っていたような気がします。 (もし、そんなことを言っている人はいない、間違えているという方、当時の外交委員会でどんな意見が出たかについて詳しい方がいらっしゃったら指摘をお願いします。)
お礼
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- big0822
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(1)ドイツの場合は戦争犯罪者を断固許さずという姿勢でともかく謝罪し続けてきました。海外に逃亡したアイヒマンなども逮捕して断罪しましたし。それでも未だに、EU内でのポーランドの発言でも見て取れるように政治的な道具にされています。程度の違いはあっても非難はされているということです。 それと、対応の仕方と言っても、従軍慰安婦問題とユダヤ人やジプシーなどの大量虐殺は国家の関与の度合いなどからして違うものですから、一概に日本の対応の仕方がドイツに比べて悪いとは言えません。 (2)中国・韓国・北朝鮮の場合、教育の段階で反日感情を植えつけているので、国家間としてはすでに賠償問題が解決していることも知らない人が多いのではないかと思います。対内的な不満を反日感情に置き換えている政策を取っていますから。 (3)中国の場合はチベット、韓国の場合はベトナムで戦争犯罪はあるのにも拘らず、賠償どころか謝罪すらしていないことは全然考慮に入れていません。結局は日本と中国・韓国らの外交能力や、太平洋戦争が国際世論を味方につけやすい題材であることなどによってダブルスタンダードになっているのだと思います。 中国・韓国の対日外交の方針が変わらない限り、解決すること自体が無い問題のような気がします。例え日本が中国・韓国の要求を全面的に飲んだとしても。
お礼
(1)については、まさしく私がお聞きしたかったことで、大変参考になりました。 国家の関連の度合いについては、正直私は良く知りません。勉強してみたいと思います。 南京問題については、正確に立証されれば(できればですが)、国家が関与した大問題になってきそうですね。中国版アウシュビッツとして騒がれそう…。 そういう意味ではまだ証人も用意できる慰安婦問題のほうがカードとしては使いやすかったということなのかなあ…? (2)(3)についても全く仰るとおりだと思いました。 要求してくるのにそれに伴う情報が周知されていないのはちょっと納得できないですね。 たとえその問題が事実だとしても、それに関する様々な情報を知らないままでそれを糾弾することにはいろいろ問題があると思います。 >中国・韓国の対日外交の方針が変わらない限り、解決すること自体が無い問題のような気がします。例え日本が中国・韓国の要求を全面的に飲んだとしても。 うーん、難しいですね…。 仲良くできるのが一番いいんでしょうけどね…。 ありがとうございました!
- kawakawakawa13
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戦争犯罪に対する謝罪は、普通しないでしょう。 補償・賠償といった問題も、戦後双方の被害の確認できるうちに相互に調査して決定し、講和条約で確定するものです。 戦後60年も経過して、「賠償しろ!」と言い出すほうがおかしいのです。 ドイツの場合、「ナチスによる国家的犯罪行為」を謝罪しているのであって、そのナチスをドイツ国民が支持し、政権を執らせ、戦争が生起したことを謝罪しているわけではありません。 第一、ドイツと一緒になってポーランドを占領し、「カチンの森」等の事件を起こし、戦後、広大なポーランド国土を始め各国領土を奪ったままのロシアは、今尚占領地を返還しようとしませんし、戦争犯罪を謝罪しようとしていません。 また、東京大空襲、原爆攻撃等戦争犯罪を繰り返し、今なおアフガニスタン、イラク等で無辜の市民を虐殺しつつあるアメリカ軍は、犯罪行為であることすら認めていません。 今回の場合は、中国系団体(いわゆる華僑ですか)等を始めとした中華人民共和国の情報活動、反間の計というやつですが、これが大きな効果を挙げつつあるということです。 中華人民共和国が、非正規戦そして情報戦にシフトしてきたということでしょう。 考えてみてください。同国の戦略核兵器は、潜水艦発射弾道弾、大陸間弾道弾、中距離弾道弾、多弾頭投射システムと、種類も数量も多様です。更に、戦略兵器削減条約で数量を減らしているアメリカ・ロシアに比べ、制約もなく、かつ、衛星迎撃システムを実用化し、宇宙開発とあいまって、弾道弾の命中精度・投射能力を急上昇させつつあります。 その上で、天安門事件で各国の示した反応を学習し、日本に対して強硬に戦前・戦中の謝罪を要求することで世界の耳目を集め、連動させる形でアメリカ議会等に対するロビー活動を強化し、各種反日映画を製作・公開することで世論の誘導を行ったのです。 いまや中華人民共和国の軍事費の不透明さを指摘することはあっても、中国人エージェントによる情報・技術スパイ事件が起こっても、核戦力の増大と結びつける声はありません。 その影で、自衛隊に対する諜報活動や、企業に対する情報技術の窃盗、多数の密入国者等、更には企業買収、資本参加の増大等でマスコミにも影響力を発揮しています。 いわば情報戦に勝利しつつあるのです。 北朝鮮の核開発も、中国の政治的韜晦という気がしてなりません。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 >第一、ドイツと一緒になってポーランドを占領し、「カチンの森」等の事件を起こし、戦後、広大なポーランド国土を始め各国領土を奪ったままのロシアは、今尚占領地を返還しようとしませんし、戦争犯罪を謝罪しようとしていません。 そうですよね、道徳的な是非はともかく、そういった例がそこかしこにあるものですから、違和感がぬぐえなくて…。 情報戦に関する記述には非常に納得しました。 日本って、外交戦術は今も昔も弱そうですね…(苦笑) 今後の世代に禍根を残さないように、ぎりぎり関係者が生存している今のうちに、どうにかして解決できればいいのにな、と思いました。
- nacam
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ドイツと日本で決定的に異なるのは、ドイツにおいては、ナチスによる残虐行為と国民の大多数が理解し、その行為に対して国民の多数が許していないのにたいし、日本の場合は、国も政治家も世論でも、残虐行為を行った事に対して、事実を抹消しようとしている点が異なります。 経済的には日本は賠償しましたが、安倍首相の従軍慰安婦に政府の関与が無かった発言や、小泉元首相の第二次大戦の戦犯が祭られている靖国神社への参拝など、相手の神経を逆撫でする事を正当な行為としておこなっているため、日本の信用が失墜し、日本の謝罪が口先だけであると思わせてしまっている事が、最大の原因です。 ドイツの場合、この手の話しはしばしばありますが、政府がそれを抑える方向に持って行きます。 それに対し日本では、政府が積極的に助長する方向で動いています。 この差は、極めて大きいといえます。 過去において、日本政府や政治家が、この件に関して常識的な判断をくだせていたら、経済的賠償金額は、はるかに少なくてすんだはずです。 今後対応を誤ると、オランダ、インドネシア、シンガポール、マレーシアなどでも慰安婦問題が出てくる可能性があります。 政治家が慰安婦問題を否定すればするほど、日本の国益を失う行為だと理解するのが絶対に必要な事です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、日本の世論が当時の行為に対して否定的担っているのは感じますね。事の真偽は私は専門家ではないのでわかりませんが、そのこと自体、被害国から見れば愉快なことではないということも理解できます。 しかし、それ以前の問題として、日本のマスコミがどうもそういったものを煽って海外にまで飛び火したことのほうが多いんじゃないかという気もしてなりません。 靖国でも、1975年までは首相が公式参拝をしていたのですよね。それに対しては何もいってこなかったのに…と、国内外のネガティブキャンペーンに関しては納得ができないものが個人的にはあります。 個人の発言や世論に関しては、日本には言論の自由がありますので、これはかまわないと思います。実際日本は戦争に対して、戦後50年くらいはかなり加害者としての意識を強く持っていたのじゃないでしょうか。 しかし最近になってそれが薄まり始めたのは、戦争美化という風潮も否めませんが、ある意味で被害国側の態度にも問題があるように感じてなりません。 ただ、発言が国益を左右する政治家の人たちには、自分の発言には注意して欲しいとは思いますね。 主張するのならするで、もう少し国益と結びついた展開をすべきだとは思います。
- rin00003
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日本に関しては、すべての国に謝罪、国家賠償はされていると思いますが、ドイツはまだ戦争時の国家賠償としてはまだ途中のようです。 ただ、ドイツはユダヤ人に対しては日本円にして約6兆円支払っているらしいので、そのことで日本は比較され、日本だけ批判されているのかもしれません。 ただ、ホロコーストは戦争犯罪ではなく、国家犯罪であるので日本と比較するのはどうかという問題とあわせて、600万人の虐殺という数の問題もあります。 アメリカの原爆投下などの謝罪、賠償に関しましては、周知のとおりなにもされていません。 これは昭和26年のサンフランシスコ条約に、戦争被害についてはアメリカも請求しないから日本もするな。過去のことは水に流して平和になろう。という講和条が翌年に結ばれましたからです。 もちろん、それに調印さえすれば日本は独立できますので、日本に選択肢はありません。 日本は、ほとんどの国に対して2国間での謝罪、賠償を終えています。 当然フィリピンに関しても、賠償は終わっています。 したがいまして各国の慰安婦の問題は、各政府がご自分の国の元慰安婦の人に対して、なんらかの補償をするべきだと考えられます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 聞きかじりの知識で申し訳ないのですが、 >昭和26年のサンフランシスコ条約 これに類する条約は、日韓基本条約をはじめとして、各国と結んでいますよね? したがって、 >日本は、ほとんどの国に対して2国間での謝罪、賠償を終えています。 という流れになると思うのですが、それでもなお謝罪決議が採択される現状が良くわかりません。 今回は慰安婦のケースですが、仮に慰安婦問題で日本政府が補償を何らかの形ですることを正式決定すると決めた場合、そうなると真偽は別問題として、その当時戦争によって被害を受けた人々(戦争で手足を無くしたりしてその後遺症に苦しんでいる、強制連行されて工場で働いていた…などの人々)に対して名乗りに応じて補償が必要になるのではないでしょうか。 そういった混乱を解消するための二国間条約だと思うのですが…。 条約の補償では不足だったということでしょうか? もちろん戦争で受けた被害は補償されてしかるべきだとは思いますが、いささか出口が見えない気がします。
- fairy-n
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こんにちは。 何項目か疑問を挙げられていますが、答えられる範囲で、お答えしますね。 まず、「なぜ謝罪が求められないのでしょうか?」についてですが、原爆における部分で、「なぜ謝罪が求められない」かといいますと、http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3232854.htmlのNo.16の回答に、その理由の一説として、記されています。 つぎに、「アウシュビッツを生み出したドイツ」の部分で、「当の被害者であるユダヤ人の方々はどう思っているのでしょうか。」について、お答えしましょう。 ユダヤ人の気質として、被害に遭えば、その加害者を憎み、逆に、善行を行った人には、何としても探し出して、その行為に報うといわれています。 その前者の例が、ホローゴーストを行った責任者は、イスラエルによって、逮捕され、死刑になったわけです。(死刑のなかった法律を改正して) その後者の例が、次の2つです。 1つ目は、軍需で、稼いだお金を知り合いの収容所の所長に、賄賂を送り、ユダヤ人を引き取って、収容所兼兵器工場と称した保護施設を運営した人がいます。彼は、終戦の放送後、ユダヤ人たちに、ナチ党の党員であること、逮捕されると処罰されることを明かし、ユダヤ人を施設から解放し、夫婦で、逮捕の手を逃れるために、隠居生活をしていたそうです。これ以降、金の縁が、遠くなったわけですが、ユダヤ人たちは、その功績を称え、彼を探し出して、賞を贈ったそうです。 この話は、のちに、映画化されたそうです。 私もBSで、この映画を見たのですが、題名が思い出せません……。 2つ目は、日本人でも身分証の有無に、かかわらず、トランジットビザを列車の発車間際まで、発給し続けて、賞をもらった人が、います。(その時歴史が動いたで、流れていたけど、思い出せないです……。) 確か、ドイツでは、東西に分裂していた時代に、ナチスを永久追放する決議を採択した話が、ありますね。(+αとして) 意見について、何も書かれていませんが、参考になれば、と思い回答しました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3232854.html 上記質問、拝見しました。やはりというか、情けない理由ですね…。 ユダヤ人の気質については大変興味深く拝見しました。なんとなく中国人と似ている気がするのは気のせいでしょうか…。 ナチス永久追放の決議があったのですね。知りませんでした。 しかし、日本にはナチスのような組織があったわけではなく、そういった明確な責任を負わせることのできる団体がないですよね。 しいて言うなら天皇なのでしょうか…?でもなんか違う気が…。 どうすれば一番いいのでしょうね。難しい問題だと思います。 ありがとうございました。
お礼
>ただ、慰安婦に関して軍が関与してたという、確かな証拠がでてくれば日本政府はその個人に対しては謝罪はするかもしれませんが、証拠がない以上、あやまりたくても、あやまれないのが、一国の首相の立場だろうと考えます。 なるほど、確かにそうなのかも…。 明確な証拠があれば、政府としても統一的な見解が出せそうなんですけどね。 色々な思惑が重なるから、誤ったりつっぱねたり、対応が変わってしまうのかなと思いました。 そうなると、「誠意が無い」と糾弾する前に、証拠固めをしっかりして欲しいなあというのは日本人的な感覚なのでしょうか(苦笑) ありがとうございました!