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フェノバルビタールとニトラゼパムの併用

両者の併用って互いに中枢神経抑制作用を示しますよね? これは、ニトラゼパムはフェノバルビタールの作用を増強させ、フェノバルビタールはニトラゼパムの作用を増強するって考えればいいのでしょうか? でも、フェノバルビタールってニトラゼパムの代謝酵素であるCYP3A4を誘導しますよね?なんか矛盾してません?

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  • rei00
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回答No.1

> 両者の併用って互いに中枢神経抑制作用を示しますよね?  「両者の併用」であれば「互いに」って言うのは変ですが・・・。「フェノバルビタールもニトラゼパムも中枢神経抑制作用を示しますよね?」って事でしょうか? 以下そのつもりでの回答です。  おおまかに言えば,フェノバルビタールもニトラゼパムも中枢神経抑制作用を示しますが,両者の作用は全く同じではないですよね。その点に御注意下さい。 > ニトラゼパムはフェノバルビタールの作用を増強させ、 > フェノバルビタールはニトラゼパムの作用を増強する > って考えればいいのでしょうか?  お互いに増強しあうんじゃなくて,どちらかが他方の作用を増強するんだと思いますが(自信なし)。どちらがどちらかは,今チョット分かりません。 > フェノバルビタールってニトラゼパムの代謝酵素である > CYP3A4を誘導しますよね?なんか矛盾してません?  これだけ見ると矛盾しているようですが,CYP3A4 を誘導するって事はフェノバルビタールも CYP3A4 の基質になるって事です。  フェノバルビタールとニトラゼパムの代謝されやすさを比べ,もしフェノバルビタールの方が代謝されやすければ,フェノバルビタールが代謝されている間はニトラゼパムの代謝が遅れ,単独投与時に比べて血中濃度が高くなります。  ニトラゼパムの方が代謝されやすければ,逆にフェノバルビタールの血中濃度が単独投与時よりも高くなります。  このように同じ CYP 分子種で代謝される薬物を併用すると,どちらかの血中濃度が単独投与時よりも高くなって副作用が出る恐れがあります。  いかがでしょうか?

hiro2000
質問者

補足

フェノバルビタールもCYP3A4 の基質になるんですか? それは知りませんでした。 フェノバルビタールとニトラゼパムでは、代謝段階でニトラゼパムがフェノバルビタールの誘導するCYP3A4によって代謝促進されるから、ニトラゼパムがフェノバルビタールの作用を増強するとは考えにくいということでしょうか? 互いに併用して中枢抑制作用が増強するが、ニトラゼパムがフェノバルビタールの中枢抑制作用を増強しているとは考えにくいということでしょうか?

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