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電子カルテを使う医師に対する患者の意識
電子カルテを使っている医師が増えてきました。 紙カルテと比較すれば利便性は高く医師にとっても 迅速な診療に欠かせない道具になりつつあると認識 しています。 しかし電子カルテを表示する画面が携帯端末ではなく 机上のディスプレイである事が多いため体の向きが 常に机に向いており、紙カルテのように患者さんと 向き合いながらカルテを確認するといった動作では 無いため、どうしても患者さんと向き合っている 時間が短くなってしまうようです。 よって患者さんからは「ちゃんと診てくれない」 「パソコンの画面ばかりみて自分を見てくれない」 という不満が出てきていると聞きました。 実際にはどうなのでしょうか? 診療の際に医師が電子カルテの画面ばかり見て 自分を見てくれないという意識を持った事はありますか? あるいは医師の方でそのような不満を直接聞いた事が ある方はいらっしゃいますか? 宜しくお願い致します。
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- philip1217
- ベストアンサー率30% (6/20)
某総合病院にて数年間元電子カルテの管理者をしていた者です。 確かにご指摘の通り、画面ばかりをみて自分を診てくれないと 不満を持つ患者様もいらっしゃいましたが、この不満は特に お年寄りからの意見が多かったと記憶しております。 逆にパソコン及び携帯を使用して育っている年齢層の方からは、 そういった不満を漏らしている方は私が知る限りほとんどいらっしゃいませんでした。 パソコンの画面ばかり見て・・・という不満の声が聞こえだしたのは、 時期的に見て2008年の5分間診療の頃が最盛期だったと記憶しており、 また同時期に電子カルテ導入する病院様も多かったと記憶しております。 このことから考えると、電子カルテになれていない医師が多かったというのに加え、 悪名高い5分間診療の影響もあり、患者の話を聞きながら、医師が画面ばかりをみて 必死に電子カルテ記載して5分間を費やそうとする病院運営側の思惑とその思惑に ついていけてない医師が多かったため不満の声が大きくなったと感じております。 現在では電子カルテ導入病院が多くなり、医師も電子カルテをあちらこちらの病院で使用する機会も増え、 「パソコンの画面ばかりみて自分を見てくれない」という声は、お年寄りを除いてはほぼ無くなったと感じております。 そのそのお年寄りなども、「予約の空き状況が昔と違ってすぐ見れるようになったんですよ~」とか、 「(レントゲン写真などを見せながら)昔のレントゲン写真もすぐ見れて、過去と現在の比較が時間かけて探さなくても 簡単にできるようになったんですよ~」とか電子カルテの利点を話しながら診察を進めていくと、 不満の声がだんだんと無くなっていきます。 現在は電子カルテに関しては昔と違ってハードルがかなり下がっていますので、 あまりご心配はしなくてもいいかと思います。
- taka200
- ベストアンサー率30% (35/113)
患者とドクターが向かい合わせで、その間にPCが置いている医院では、その様な不満は少しありました。 患者とドクターとPCが三角の関係になっている医院ではその様な雰囲気はありませんでした。 きっと画面を患者が見れるというのが違いだと思います。 ドクターがPCを触ってる画面を見てる間は何も違和感を感じません。 率直な感想でした。
- NAZORA
- ベストアンサー率27% (157/578)
私が通っている病院は電子カルテですが、 ご質問のような不満をもったことはありませんでした。 逆にどのようなことを書いているかがはっきり見えて 私としてはいいです。 先日、内科検診から神経内科(MRI撮影)をしましたが、 オンラインで全てわかるようになっており 予約状況、診察予約もすべてパソコン画面より行っていました。 また私の過去の診察状況、検査結果も一覧で見れるようになっていたので 過去の病気との因果関係なども見てもらえたので良いと思っています。 ただし、「先生。具合悪いので見てください」だけの受身では 質問のような不満がでるかもしれないですね。 医師との会話(コミュニケーション)が必要でしょう。 私は、わからないことはしっかりと聞いて頭に記憶して 帰ってきて、それでもわからない場合はネットで調べたり 職場できいたり(一応医療関係の仕事なので)しています。
- newbranch
- ベストアンサー率30% (319/1053)
大阪市立住吉市民病院でも、数年前から電子カルテになっておりますが、医師との会話が少なくなったり、直面しなくなったりすることはありません。勿論医師は必要な時にはDISPLAYを見ることになり、また、KEYBOARDにて入力する必要のあるときはPCに正対することになりますが、診療に齟齬をきたすことはありません。同一病院内の他科を受診する場合においても、すべてのデータが、データベースにあるため、誤り無く診察が可能であることなどを考慮すると、電子カルテの長所はたくさんあるが、その採用による弊害は殆ど無いものと思います。