• 締切済み

入院患者に対する電子カルテの活用方法

初めて書き込みします。 私は病院の一職員なのですが、今度当院で電子カルテを導入することなりました。そこで素朴な質問なのですが、外来患者は、直接端末の前に座る医師のブースに来てくれるわけで、入力作業など紙ベースで比べれば、データの一元管理など絶大な効果を発揮すると想像できるのですが、それに対して、患者の元に医師・看護師が脚を運ばなければならない入院患者の場合、所見や処方、看護データ記録などは、どのように端末へ入力するのでしょうか? やはり紙にメモして、ナースステーションで入力なのでしょうか?これだと二度手間になり、ミス・事故の確率が上がってしまうと思うのですが、どのような運用があるのでしょうか?ご意見を賜れれば、幸いです。

みんなの回答

  • bpl
  • ベストアンサー率66% (4/6)
回答No.3

実際の運用は、他の方がお答えくださった通りだと思います。 ただ、ここで質問者さんは、電子カルテを導入ご予定とのことですので、 一つ検討していただければと思うことがありまして、書き込ませていただきました。 電子カルテを進める国のeJapan戦略などを見ると、 国が狙っているのは、単なるカルテの電子化にとどまらずEBMのようですね。 でも、その前に「用語の標準化をしなさい」と書かれています。 しかも電子カルテの最大多数のユーザーは看護師であり、 看護師を含む関係者がいかに標準化された用語を用いて 情報の共有化・再利用化を意識した記録を書くのかが 成功の鍵を握るのだと思います。 看護師などが単に紙に書いていた記録を電子化するだけではなく、 何をどのような看護言語を用いて書くのか、 しかもそれをどうEBMに生かしていくのかまで、 狙って導入する必要があるのでしょうね。 医療情報学会なども大変参考になり勉強させていただいております。 質問者さんの欲しい意見と違っていたらすいません。

参考URL:
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1226-1a.html, http://jami.umin.ac.jp/publication/denshikarute.pdf
  • blackcoat
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.2

はじめまして。 電子カルテを導入する病院は、あわせて漢語支援システムも導入するのが普通のようで、回診のときはワゴンにノートパソコンを載せて看護師が医師の指示や所見などを入力しているようです。 医師はナースステーションに戻った後、看護システムを見て電子カルテに入力しなおしているようです。賢い電子カルテシステムだと、看護システムと電子カルテが連動していて、看護システムに入力すれば電子カルテに反映する仕組みもあるようです。(オーダーはちゃんと医師が入力しないといけませんが・・・) 先進的な病院ではベッドサイド端末に入力しているところもあるようです。

planetpfk
質問者

お礼

blackcoat様へ、大変貴重なご意見、有難う御座いました。やはりサブシステムとして、看護支援プログラムが無いと、電子カルテの本領発揮とは、いかないのですね。当院では、ここのところが曖昧になっており、さも電子カルテさえ導入すれば、なんでも出来るかのような錯覚を起こしている方がいるようです。実際の業務を行う上で、どこまで電子化するべきなのか?どこまで紙ベースの診療録として残すべきなのか?この点が曖昧であり、実際の医師の業務、看護師の業務を完全に分析しきっていないように感じました。  これからの病院運営のコアになる部分なので、ご指摘頂いた点も十分に討議して、実際の業務に合うものに仕上げて行きたいと思います。  貴重な具体的例を踏まえたご意見、まことに有難う御座いました。

  • celtis
  • ベストアンサー率70% (2357/3331)
回答No.1

医師ひとりひとりに無線LAN対応のタブレットPCを供与し、外来の診断から入院患者の巡回まで、ずっと持ち歩いてもらうという手段が試みられていると聞いたことがあります。 ただし、端末自体の重さや耐久性、駆動時間などの問題があるみたいで普及には時間がかかりそうな気がします。昨今の個人情報保護の点から見ても、無線LANはまだまだ堅牢とは言えませんから。 直接関係はありませんが、電子カルテシステムの課題について書かれているホームページを紹介しておきます。 http://plusd.itmedia.co.jp/products/0304/07/njtb_nakazawa.html

planetpfk
質問者

お礼

celtis様、ご意見有難う御座いました。現在の急性期病院といわれている病院群にとって、電子カルテは必須のような風潮がありますが、私個人的には懐疑的に見ておりました。やはり、記録する方法として、紙の方が電子よりも優れている部分があり、電子データのほうが優れている部分が、それぞれに存在するのですね。  医療はミスや過誤が、患者の命を奪いかねない、非常にデリケートなサービス(公共財・嗜好財、これは所得により変化します)だと認識しております。  ただ、これからの医療を考える上で、電子化、データの共有化は、無駄な検査や、患者の生活の質に直接影響を与えるコアの部分であり、とても重要なファクターだと思っています。  貴重なご意見を賜りまして、まことに有難う御座いました。

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