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製本について
DTP制作されている方、製本関係に詳しい方にお聞きしたいのですが、 70ページ程の少し厚めの写真集を製作しています。 無線綴じで、同じ形の見本を見る限り、センターが3~4ミリ程、 内側に巻き込んでいます。 見開きのページを作成した場合、開いて見た時に、 センター部分が隠れて見えにくくなるおそれがあります。 その場合、センターのずれを想定して、3~4ミリ程左右にずらして 制作されますか? 製本業者さんに聞いたところ、そのような制作方法はおかしい、無い、 とおっしゃっているのですが、どうなのでしょうか?
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今回は製本の間違いのようですね。 無線綴じと糸綴じではノドの開きも金額も違ってきます。 無線綴じとはっきりと指定していたのであれば、 全面的に製本業者の責任です。製本し直してもらいましょう。 もし指定間違いなら、どうしようもないですね。 以下のページが解りやすくていいです。 http://www.daiichiinsatsu.co.jp/200_support/234_kikaku_toji.html 余談ですが、写真集ならばノドの逃げは打つべきでしょう。 昔の参考書によれば、インキが乗ってると接着が悪くなるので 無線綴じならノドに 2~3mm 余白を設けろとまであります。 最近の製本は優秀で、無線でもそこまで余白が必要ない、 というより逆にノドの白が目立ってしまうので、 余白は設けない方がいいですが。
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- namisei
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再度製本するという事で解決をみたようで、また回答された方々のご意見より纏めてみたいと思います。 無線綴の場合はノド(綴じ側)を通常1~3mm程切り取り、強度を増すためにガリと言う溝を背に切り込み、ホットメルトと言う接着剤を塗布します。 背を削る場合、その深さは製本所の仕様によってまちまちですので、データを作る場合印刷所への確認も必要となるでしょう。 背を削る為に余白を取るのも必要ですし、またホットメルトは写真などの塗りつぶされた印刷面に対して接着性があまり良くありませんので、白い部分を1mm程残すのがベターかと思います。 3mm削るのであれば印刷面は4mmずらし、1mmの白い余白を残すと言う事です。 >最近の製本は優秀で、無線でもそこまで余白が必要ない、というより逆にノ>ドの白が目立ってしまうので、余白は設けない方がいいですが。 と言うご案内がございましたが、これは印刷面との接着性が良いPURと言う接着剤を使用した無線綴製本の事を言います。生産性・価格等でまだまだ製本業界での設置台数が少く、これからの課題となるでしょう。 ご参考にして頂ければ幸いです。
お礼
なかなか製本についてのお話を普段聞く事ができないので、 勉強になります。 今回の件で、制作者は、深くはなくとも、 ある程度の知識は身につけていないといけないなぁ... と思い知らされました。 ありがとうございます。
- m2052
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実際に課題をかかえているとして、考えてみました。 写真集にはどのような用紙をつかうお考えでしたか。とくにその斤量は製本様式に影響します。 >無線綴じで、同じ形の見本を見る限り、センターが3~4ミリ程、 内側に巻き込んでいます。 と、おっしゃっていますが、無線とじは巻き込んで背を固めません。 簡単にいうと、1枚1枚の紙にばらして糸=線のかわりに糊でかためて背を作ります。 見本で糸が見えているのなら、糸かがりの製本です。 糸かがリ製本のほうが、無線とじより耐久性もありますし、単価も高いです。とくに厚い本文用紙ですと糸かがりにするのが普通だと思います。 それでデータ作成にも違いがあります。 無線とじではセンター部(小口)に3ミリ、見開きで6ミリの白をつけます。これは糊がつかないからというよりも、そこを落としてしまうからという理由からです。 糸かがリでは、落とす必要がありませんから、逃げる=ずらす必要はありません。逃がしてしまうと、本になった時にそこが白く残ってしまいます。 糸かがリの見本を見て、 無線とじと連絡してしまい、版も無線とじでつくった、ということではないですか。 業者は本文用紙などから、糸かがリと決めてかかったのでは。 昔のように業者の顔をみながら作業するのと、ネットで打ち合わせをすせてしまう方法の差ではないでしょうか。 製本業者の方のご意見はもうちょっと具体的にお聞きしないと、わかりませんが。 的はずれでしたら、ごめんなさい。
お礼
巻き込んでいる...というのは、できあがりの見た目です。(すみません...) 昨日の夜になって、業者さんが謝ってきました。 どうやら、背のりの入れ忘れが原因で、開いた時にピシピシ音がしたり、 はがれかけたりしていたようです。 今朝までに全部直してもらいました。 できあがってきたものは、見本で渡した物には若干劣っていますが、 製品としては何とか問題ないレベルかな...と判断し、解決しました。 業者さんとのコミュニケーション不足も原因の一つではあると思います。 とりあえず...少し肩の荷がおりました。 ありがとうございました。
- hyakkinman
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返信、ありがとうございました。 補足にお答えします。 開いた具合、ミリミリと音がして、糸が目立ち、巻き込みが無い。 「糸綴じ製本」にされちゃったみたいですね。 カンペキな製本ミスです。 うちの外注先の製本屋さんなら、無線綴じ製本に「直してくれます」よ。 「異議申し立てしていい」し、聞いてもらえないようなら、「それなりの手段を講じてもいい」のでは? 最初の質問文だけでは、読み取れませんでした。 申し訳ありません。 「製本に問題あり」です。
お礼
ありがとうございます。 こちらこそ、最初に詳細を書けなくて、申し訳ありませんでした。 かなり説得力になります。 製本の知識も、普段からちゃんと身につけていないと、 こういう時に反論できないですね。 勉強になります。 製本業者さんと話をしてみます。
- hyakkinman
- ベストアンサー率16% (738/4426)
「無線綴じ製本」は、「小口側ではなく、綴じ側を揃えていっぺんに糊付けし、仕上げの時に小口側を断裁します。」 ですから、「印刷や、コピーをする段階で、センターのずれを想定しなければいけません。」 印刷から、製本までトータルでやってくれるところのほうが、確実ですよ。
お礼
やっぱり、そうですよね。 私も以前の経験や知識から、そうだと思って制作したのですが、 製本業者さんがあまりおっしゃっているので、 最近は変わったのかなぁ...と、わからなくなってしまったんです。 補足の通りなので、話し合いになりそうですが。。。 ありがとうございます。
補足
実は、もう製品として仕上がってきているのですが、 最初に見本で製本会社さんに渡したものは、 表紙の背と中身の背がぴったり糊付けされていて、 開いた具合も、センターが3~4ミリほど巻き込まれてしまうので、 それを想定して、見開きになるページは、 3ミリほど左右にあえてずらして制作したんです。 しかし、実際にできてきた物は、表紙の背と中身の背の間に数ミリ隙間があり、 開いた具合もミリミリと音がして、糸が目立ち、 センターは巻き込みが全くなく、 結果としてセンターのずれが目立つ形になってしまいました。 先ほどから、制作側に問題...と言われてしまっているのですが、 想定して作成した訳で。。。 こういう場合、どう考えても製本に問題あり...ですよね?
お礼
ありがとうございます。 出力の方にも先ほど相談したら、センターに余白を空ける件、 やはり言われました。 製本業者さん、話した感じだと、かなりしたたかそうなので、 ちょっと話し合いが複雑になりそうです。 ご意見、心強いです。参考にさせていただきます。
補足
ありがとうございます。 ちなみに、無線綴じと糸綴じでは、どちらが金額的に高くなるのでしょうか? 製本業者は、背の部分の空きに接着剤を付けて、 明日までにくっつける...と言っているのですが、 それは無線綴じに直したことになりますか?