- 締切済み
電波干渉
隣接する無線設備に対し自設備からの電波による影響を検討、解析する場合どのような方法があるのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2298/5278)
電波(ノイズ)を測定するためには、[アンテナ]を設け、[受信装置]で 受信し、[スペクトラムアナライザ]にて周波数を分析、測定値を得る ことができると思います。 ただし、得られた測定値が、他の設備や機器に影響を与えない値である と誰が判定するのでしょうか? 簡単な例で言えば、発信している設備や機器とアンテナとの距離が かわれば、電波強度も変わります。また、接近している他の機材から の電波の反射の影響もあります。 これらの点を考慮して規制や規格の内容に沿って必要機材を用意して 測定する必要があると思います。 また、良否の判定基準も同様と思います。 設備によっては電波法と言う規制があります。検索の用語に[電波法] と入力して検索されたら良いと思います。 機器により[VCCI]と言う団体の規制もあります。これも合わせて検索 してみてください。
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2298/5278)
どの様な目的のために検討や解析をされるのでしょうか? a)単純に個人的に知りたいのか。 b)国内で使用する機器の問題点を調べたいたのか? c)海外(欧州や米国)へ輸出する機器を製作するので調べたいたのか? などにより対象となる規格が変わってくると思います。 何れの場合でも、電波の強度を測定するためには「電波暗室」と 言われている専用の部屋と測定機器類を使用して測定・分析します。 通常は測定したい機器が発信している電波を[ノイズ]として捉えて 各周波数とその大きさを測定します。 測定器類: 専用のアンテナ 専用の受信装置 スペクトラムアナライザ などを使用します。 もう一方で、その機器がノイズ(電波)にどの程度強いのか/弱いのかを 数種類の専用ノイズ発生装置より一定の条件にして加え測定します。 特に欧州や米国では、厳しい規格(IEC規格等)が決まっており、規格を 満足していませんと罰則等が課せられるようです。 国内でも、IEC規格を基にJIC規格が制定されつつあるようですが、規格 を準用することを推奨している程度の表現で罰則までの規制がないのが 現状のようです。 本格的に取り組むのであれば、googleなど検索機能により[電波暗室] の用語で検索されるといろいろな概要が示されると思います。 この中には、有料で電波暗室の借用と技術相談・測定支援が得られる サイトが紹介されていると思います。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
アマチュア無線家です。 免許申請で近隣のテレビへの妨害調査が必要です。 トランシーバーを使って二人で連絡を取りながら相手方での影響の有無を調べるのが普通です。
補足
回答ありがとうございます。自設備からの送信波やノイズによって他設備へ影響が有るのかを解析したく、自設備の使用周波数が他設備の周波数に近い場合や距離、出力パワーによっても影響を及ぼす可能性もあるでしょうし、アンテナパターンや電界強度等からも解析ができないものかと考えています。